霜恋路日記

【しもこいじにっき】
ロマンチックな名前「恋路」という場所においての出来事です。これは正真正銘本当の地名です。

アメリカ経済の最近の兆し

2005-06-30 21:48:54 | 経済
 米国の経常収支の赤字は史上最高を更新続けている。米国が輸入を拡大し経常収支の赤字は広がる。対米輸出は潤い経済成長を続ける中国などは特にその恩恵を受け飛躍的に経済成長を遂げ世界の工場といわれている。これは過去日本が言われていたことであるが、それだけアメリカの懐が太く大国であるということでもある。

 本来なら経常収支、貿易収支が大幅に赤字になれば円高ドル暴落が起こるはずが下落していない。

 今までは米国経済が活発であったが最近は住宅バルブが発生し経済拡大のブレーキがかかりつつある。
 
 このままでは金利高騰も起こり、円高ドル下落となる恐れあり、対中国に対しても人民元の切り上げを迫ることになろう。人民元と円を含むアジア通貨が15パーセント切り上げとなれば生産活動は米国へ移転し米国の製造業が盛り返し経済活動は下支えできるというのであるが、それぞれ各国の思惑があり、そのシナリオどおりに行かないのが常であろう。
05-06-24

敷金・礼金なしのわな

2005-06-29 19:50:59 | 経済
 敷金・礼金なしの手ぶらで入居できるマンションが最近人気が出ている。しかし問題が生じているケースもある。家賃を10~15パーセント高めに設定したり、入会金と1ヶ月分の保証金を返礼なしの条件で受け取ったり、あるいはシステム料金とかいった名目で徴収するなど実質的には礼金・敷金を負担しているケースもあり、家賃と契約内容その他の費用など、よく読んで納得して契約を結ぶ必要があろう。
 
 いずれにしてもアパートや1Kマンションなり供給過剰気味で立地の悪い(駅から遠い、古い物件とか)条件のところは空室が目立っている。

 業界の競争が激しいのであの手この手で入居者を募集しなければならず。キャッチコピーだけで判断しないほうがよいのではと思える。

無担保無保証融資の増加

2005-06-28 22:01:04 | 経営/法律
 都銀などでは、大学発ベンチャー企業や通信機器ベンチャー、金型製作ベンチャーなど、社長を保証人に取らずに無担保無保証融資する貸付が増えているという。政府系金融機関も同様に制度を新設し、創業時の支援制度を充実させている。但し金利は通常より0.2パーセントから1.0パーセント程度高いというが成長企業にとっては充分負担できるので苦にはならないよさがある。

 実際の融資は技術力を判定し財務面ではやや劣っているが成長力ある先とか、創業からある程度の期間がすぎ経営が軌道に乗っている先が融資の中心と言われている。

メリットとしては
○中小企業においては後継者が無く廃業にいたる事業が多い中、開業の増加につながる。
○事業が失敗しても再起が容易となる。

デメリット
○金利が割高になる。
○モラールハザード(倫理の欠如)の増大。
○リスク管理の難しさ。
などがあげられる。

 確かに、創業、第二創業の支援策として、ある程度のリスクを負担した中で、事業を育てていくことは日本経済が活力を保持しながらGDPを維持していく、大きな礎となり、重要なことである。また逆に、失敗しても再起可能となるも世間はまだ失敗者には冷たく、そう簡単に再起は出来ないであろう。再起を認知し事業再起を積極的暖かく認める世間の目が多数になるのには時間がかかると思う。

日経新聞を読んで
05-06ー14

住宅融資が増加

2005-06-27 19:35:30 | 経済
 団塊ジュニア世代を中心に20年~35年の長期のローンを組み、退職金も最終的には取り込むなど長期戦略で顧客を囲い込みを図っている。

 金利が5年固定年1.3パーセント、10年固定年2.0パーセントと戦略金利を用い新規客の獲得を図り、大手銀行では今年上期3兆円の新規貸し出しを目論んでいる。

 地方において、住宅公庫年3.0パーセントの金利を5年固定年1.9パーセントその後変動金利と低利で借り替え融資を勧めている。

 また住宅公庫も06年から融資業務を終えるため、長期については提携ローンを併用し、融資残高を伸ばしている。

 今後金融機関の間で金利競争の激しさが増すであろう。

 通常は大手銀行の住宅ローンの適用金利は、5年固定年2.8パーセント、10年固定年3.5パーセント、20年固定年4.7パーセント前後、公庫提携ローン年2.68パーセントから2.69パーセントである。

05-06-15

ペアガラス

2005-06-25 08:12:21 | 随想
 ペアガラスといっても、ガラスサッシ屋さんには通じず、正式には複合ガラスというらしい、2枚あわせたものと、1枚ではあるが中が真空になった真空ガラスと大きくいえば2種類あるらしい。

 最近の原油等の高騰でガラスメーカーも3~5パーセント程度値上げを決めたようであるが、複合ガラスは主原料はケイ砂やソーダ灰。ガラス2枚の間に金属部材をはさみ乾燥した空気入れて中空層を持たせた構造。断熱性が高く、結露を防ぐ効果もある。一般的な透明の単板ガラスは製法名からフロート板ガラスと呼ぶ。

 いま複合ガラスが前年同期比39.8パーセント増と住宅メーカーやサッシ大手に売れている。これは住宅の省エネルギー化や防犯対策への関心が高まっていることからであろう。我が家も4枚ほど複合ガラスに入れ替え12万円あまりの出費と懐は寒くなるばかり。
複合ガラスは1㎡当たり23000円。真空ガラスは1㎡当たり30000円

05-06-25

自動思考と適応的思考

2005-06-24 12:06:21 | 随想
 心理学のカウンセラーの書籍を本屋で立ち読みする。ストレスを感じるのは自動思考をしてしまう為にどうしてもストレスを感じるらしい。
 コーヒーをこぼした「服が汚れ洗濯が大変」「お客に合うが失礼しないか」「みっともないか」とかありもしない、事実起こっていないことを思考してなやみストレスになる。

 「コーヒーで汚れたまたズボンが買える。」「トレーナーを持っておりは着替えよう」「コーヒーで汚れてもすぐ落ちた」と適合的思考を重ねていくこと。行動に移していくことで適応的志向はだんだん強くなるのである。

 興福寺の法相宗は、「こころ」を置き換える。そうゆう悟りを持つことで生き方が変わると、説いている。「心頭滅却すれば火もまたすずし」がその行き着く頂点といえよう。

05-06-11

梅の収穫

2005-06-23 21:24:48 | 園芸
 水戸の梅と植木屋で買った梅の2本の梅の、青梅とりを行った。
 
 私は畑の畝の間の草取り作業で、梅もぎは妻がやってくれたが約3から4升は取れたようだ。

 約1升は近くの叔母にあげた。
 
 その夜、梅酒作りのため梅のヘタのごみ捕り作業を手伝ったが、実に黒点病が発生していたのが数十個あった「灰色カビ病」の防除は2・3回行い、「黒点病」は1回しかしなかったからであろう。

 1回だけでは効果が少なかったといえよう。「灰色カビ病」は2・3回したのでそれ以上病気の拡大は見られなく今日の収穫を迎えたことは執着至極である。

アパートローンの進化

2005-06-22 22:15:48 | 経済
 最近のアパートローンは、ハウスメーカーが20年間一定水準の家賃保障と大々的にセールスポイントとして売りに出している。
 これはかなり立地がよく収益性の高い物件でないとハウスメーカーもリスクを負うことになる。対象物件は限られるのではないか。

 また新しいローンとして個人によるアパートやマンションの建設資金を融資する新しいローンが出来ている。新型融資は将来の家賃収入などの物件の採算性を基に融資する。

 返済原資はその物件の収益からのみに限られた「返済原資限定型」の個人向けアパートローンである。建築者は自己のほかの物件を担保に入れるとか保証人を立てたりしない、

 当該建築物件とその下の敷地を担保に融資するということである。変動金利を適用の為、金利上昇局面での返済負担の増加、また競争により空室率の増加などリスクが高いローンである。

 返済が難しくなればその担保物権を売ってローンを完納させてオーナーには一切負担をかけないというオーナーには負担の比較的軽いローンではある。しかし土地までなくなる可能性はオーナーは覚悟しなければならないことを肝に銘じることだ。

 地価の下落する地域ではこのローンは不良債権化につながるなど融資先の選別が重要であろう。

05-06-10

中小企業の機械担保融資が始まる

2005-06-21 20:29:54 | 経営/法律
 大手銀行で機械など今秋から動産登記制度の取り扱いが始まるのを機に、中小企業向け融資の取り扱いが始まる1社当たり5億円の最長5年間、金利年2パーセント台。

 しかし機械設備が使われ始めたら直後には大幅に時価は減価する。中古設備となるのである。機能的減価よりも経済的減価が大きいのがこの業界の常識であるまた技術革新の激しい時代に2年や3年もすると新しく革新的な機械が登場する。

 この日進月歩の世の中に機械はすぐに旧型機械となってしまうのである。融資期間は短期となり中小企業でも収益力があり財務基盤が固い先でないと、融資に耐えられないといえよう。

日経新聞を読んで

カード情報盗まれる。

2005-06-21 20:16:36 | 経済
 アメリカのカード処理会社で、UC,マスターカードなど約4万人の顧客情報を処理する会社にプログラムソフトで不正侵入し、わかっている範囲で約20万件盗まれたらしい。

 その中にUCカード、マスターカードの情報も含まれている。日本でのカード発行枚数は約2億6千万枚と一人当たり4枚平均保有、アメリカと同水準だが、利用は5分の1と少なく、使用しないカードが多い。

 私のカードもUCやマスターカードがあり、今回の事件により情報管理が大事だと切実に感じた。

○利用明細はそのつど確認する。
○盗難や紛失に備え番号一覧を控えておく。
○不要なカードは整理する。
○個人情報の取得やポイントサービスによる顧客囲い込みの為のカード加入はしない。

 往々にして年会費不要や得点につられて安易にカード加入したりするのが常であるが反省しきりである。