霜恋路日記

【しもこいじにっき】
ロマンチックな名前「恋路」という場所においての出来事です。これは正真正銘本当の地名です。

中小企業の会計課題

2005-04-30 09:59:21 | 経営/法律
 中小企業の会計基準としては商法、企業会計原則、税法などがあるが、現実にはいかに税金を少なく納めるか、いかに金融機関や行政官庁に良い決算内容を提示できるかというところに修練されがちであり、企業の実態、現時点での実情が依り鮮明化というとはなはだ疑問を感じるといえるのではないか。
 たとえば、売掛金の回収不能額を損失に計上していなかったり、固定資産の減価償却費を過小計上したり、在庫の過大計上・過小計上、売掛金の架空計上、固定資産の評価損、有価証券の評価損
など的確な会計処理がなされず企業の実態を反映させていない決算書が多いのではないか?

 どうすれば、真実性が高まるか
 実態の反映度が低い決算書を見て経営判断をしても的確な判断は出来ないのである、債務超過企業と認められれば早めの手を打つことも出来る。欠損額が高額であれば対策をすぐに出すのであるが。それが過小計上されると経営の舵取りを誤ることになる。結局は悪いウミを出さずに「先送りの経営」をしていることになる 
 
 どうする?
税理士の指導を強化していく、ワンイヤールールなど公正な会計慣行に従って決算書を作成していく。銀行の審査担当者が指導し、あまりにも決算書が実態を反映されていないときは指導し融資を断るなど強い指導をしていく、企業の監査役に対し指導と損害賠償責任を負わせるなど、経済界全体でそういった不実(違法ではないのであるが)を是正する風土を作ることが大事である。今一般の企業もコンプライアンスに対し取組を行っておりそう云う時代に入っていることを認識し中小企業会計においても新たな基準をつくり企業実態を明確の反映した決算書の作成が求められるのではないか

銀座がおかしい

2005-04-29 21:15:25 | 経営/法律
 最近銀座が変わったという。今までは、ブテックや宝石店など専門店、それらが銀座を基点としてチエーン展開していく新興企業あるいは有名なブランド店の多い所という認識だあったが、最近はお茶ずけ専門店の進出や和菓子専門店など昔の店が進出してきているという。こういった老舗的展開は、お茶漬け店の場合、ご飯を少なくし何回もお変わりして色々なお茶漬けを楽しめる仕組みにして人気があるという。こういったお茶漬け専門店は昭和40年代には存在していたのであるがまた懐古的に復活している。

 もうひとつは、和菓子でも最中に人気が集中しているという。こだわり最中で職人の手作りで1日に作る数は限度があるそれ以上は作らないことを徹底している。それは作る工程を他人に任せないということで品質を保持しているからである。何れも、独自性と商品力でお客様をひきつけるオンリーワンの店にしているところがすばらしい。

フランスの創業サポート

2005-04-28 20:50:51 | 経営/法律
 フランスの中小企業金融は、商事裁判所やフランス銀行が中小企業の内容を収集し、それらを格付けし民間金融機関にデータを提供することである。これは民間金融機関が中小企業に融資する際に判断する材料として活用できスピーディーかつ審査コストも低くさせている。またBDPMEはリスクの一部を負担することで民間金融機関が中小企業に融資をしやすくなるという誘い水的役割を持っている。
 またFIRは、無利子で融資をすることで、自己資金的に看過され、その融資を受けることで民間金融機関のリスクを低減させ融資を引き出しやすくするシステムになっている。

 その外、創業時の融資や創業が3年以内の融資先企業には非営利組織(ADIE)がボランティアなどで企業に対して適切なアドバイスを行うなど専門家(企業経営者、税理士、会計士、銀行員など)の的確な指導を受けながら創業から継業へと育成する機能と創業連携融資制度だある。

 創業連携融資制度は小口融資で約70万円であるが、審査基準で特徴は、緻密な事業計画ではなく創業者自身の人物で信頼関係を構築できる人物か、本人の経験と意欲、身近な支援者がどのぐらいいるかどうかなどが重要なポイントとなる。そのためには本人に2回は最低会い、1回につき2時間は面談しその人物と考え方意欲についで観察していくことが重要となっている。
 
 また保証人を徴するに当たっては保証能力の有無よりも、申込人についてよく知っているかを基準に選定している。これは支援者がどのぐらいいるかどうかがわかることになる、そういった定性面の審査をきっちり行って「企業は人なり」を実践した融資を行っている。

 これらの制度はあくまでも民間金融機関が融資しやすいように仕向けていくことに目的を持ったシステムとなっており、政府系金融機関や非営利組織の直接融資は全体としては少ない。

一部引用、参考文献 国民公庫調査月報 05ー4月号

恋路農園でブロッコリー

2005-04-27 19:03:42 | 園芸
 天気も良いので午後、恋路農園に行きブロッコリーの苗を76円で一本買ったのですぐに植えに行った。その後、竹炭の焼き窯を掘り返す。オイル間は錆びてはいたが、スコップでさびを落とすと新しい鉄の部分が見えたのでこれは来年の使えそうであった。煙突はステンレスでサビは見られないが継ぎ手が亜鉛鉄板でそれのさびを落としてみると穴が2箇所開いている小さいものでこれなら来年も使用は大丈夫のようだ全部掘り返し雨露のかからないところへ格納しておく。来年の竹炭焼きがまた楽しみである。

 気になっていたシュガープルーんは、ほんとに可憐な白い花が咲いていた6輪は咲いていた花芯はおしべが黄色であり花弁は4個ぐらい付いていた。今まで放任していたが昨年から堆肥を入れたり追肥を入れたりしてやると答えてくれたのかなとうれしい気持ちのなった。
2005-04-17

たけのこ(筍)とマンション

2005-04-26 14:05:03 | 随想
今日、今年始めての竹の子を食べた。恋路農園の前の人が今掘れたのであげると。さっそく筍のお吸い物と筍の煮物にして食べた。全然えぐいところが無く初物として美味しく戴きました。

 ひさしぶりにプールに行きバタ足15往復と水中ウオーク1000mした。また少し泳いだが、肺が苦しがっていた2ヶ月も休むと体によくない。

 その後本屋に立ち寄り。中古マンションの購入の仕方を立ち読み。1、床の厚さは13センチから20センチ。今は20センチが主流。2隣との壁の厚さ12センチ以上今は15から18センチが普通。中古マンションは管理の良し悪しで買うのが基本、築17年であれば管理費月12000円。修繕積立金月9000円、17年以上は10000円が妥当とのことらしい。そのぐらい維持管理に金をつぎ込んでいるのが良いマンションということらしい。3購入目的の合致しているか、公共施設に近いか、交通の便利が良いか、病院が近いかなど。
4、ライフスタイルにあっているが、シニアライフなのか子育て時代なのか。
などの項目等で選んでいくと良いがあまりにもチエック項目が多くて立ち読みでは記憶できなかった。

 今度の見学の中古マンションの床は床厚20センチのコンクリートその下に配管が通りその下に階下の天井が張られているという。観察した限りでは、賃貸に出していた期間が長くほとんどの間で自用は1年ぐらいと少なく人任せで管理がよくないボードの表面の張り板がはがれかかっているなど老朽化しているのが目立つ。アルミサッシも錆びたまま放置してある。

 またその本屋で、知っている人の本が出版されていた。その人とは出版したら1冊買わせてもらいますと約束していたので1400円を出して買った。痛い交際費である。

リスクテイク能力

2005-04-24 21:19:51 | 経営/法律
 リスクを取る能力はあらゆる仕事において大小はあるにしても包含されている。営業、会計、金融、製造などあらゆる場面においてリスクは生じる。
 
 リスクヘッジをして、いわゆる失敗要因を最小限に抑えてその処置を行う、これがリスクテイク(危険を引き受ける能力、仕事)。してはいけないミス、とりかえしのつかないミスや失敗以外はある程度やむ得ない。企業で言えば貸倒引当金、金融機関で言えば不良債権比率、これらはある程度予想して前もって損失計上をして仕事をするのである。人材を育成していくうえにおいて、積極果敢に仕事をしてミスをした場合なら許せるのではないか。そう云う自由な気風が人材を成長させていくわけである。これは企業として必要不可欠なものといえよう。

 しかし物には限度があるわけで、限度以上の失敗をするようでは企業は成り立たなくなる、リスクテイク出きる能力を社員が習得して企業を持続させることが大きなリスクを少なくする。社員にとっても経営者のとっても株主にとっても重要といえる。ようは如何に人材育成を図るか、その一環としてリスクテイクできる能力養成も必要となるといえよう。

山萌ゆる

2005-04-23 22:30:30 | 随想
 今日も、朝早く起きて散策をして歩く、近くに見える山々は、薄黄緑色の若芽がもりもりと、いかにも萌えているようだ。途中で公園を通ると花ミズキの木が2本あり赤色の花ミズキ、と白色のミズキがあり可憐な花を咲かせていた。花ミズキは一名、アメリカヤマボウシ、ミズキ科、ミズキ属、分布は北アメリカ東部。早春の花木、白色の大きな総包弁が美しく庭木として人気がある。
 
 またその公園には、四日市の南部丘陵公園にもたくさんあったコナラやアラカシもある。アラカシはブナ科の木で枝葉が大きく材も堅く、全体に荒っぽい感じがすることから付いた名前。実(どんぐり)は秋に熟して落ちる。材は建築や木炭の材料などの使われる。この木はまだ新芽はほとんどでかかったという状態でこれから新芽がどんどん出て行くようである。

2004-4-23

大浦古墳群

2005-04-23 20:50:42 | 随想
 今日(4月16日土曜日)、瀬戸内海を見に行く途中、古墳群を見つけた。立ち寄る。古墳公園となっていてまだ新しい。よく整備されている。5個か6個の古墳が復元されているが墳墓はうわブタが全部なく一個だけうわブタを複製し弥生時代の古墳と同じように復元されていたが、他の古墳はみな長方形の側板だけしか残っていなくそのままで復元されている。うわブタがないのはその昔石組みや建設用材に使用されてなくなっているものと推量できる。

大浦古墳群の解説 

 山口湾に面した斜面には6から7世紀の初めにかけ数多くの古墳群があった。この浦辺、大浦、梅が崎地区にも以前から古墳があることがわかっていましたが、県道宇部阿知須線が建設されることになり平成8年から平成10年度にかけて発掘調査が行われた。調査の結果3地区で33基の古墳が発掘され、そのうちの6基をこの場所に移して嘉川地区の歴史の一端を後世に伝えることにした。発掘された古墳のほとんどは、すでに石室の天井の石がなくなっていて、公園中央の大浦4号墳は、天井石を乗せ、墳丘をもりあげ、当時の姿を復元した。。これらは「竪穴系横口式石室」と呼ばれ、九州に多く見られる。また梅が崎地区の一番高いところにある古墳からは鉄刀が発掘されたこれは首長の墓と思われる。
2005-04-16

新緑

2005-04-21 20:38:57 | 随想
 1ヶ月ぶりに朝の散歩に行くと、ほんとうにまぶしいくらいの淡い新緑が山々に芽吹いていてまぶしい朝であった。途中にパークロード的なところがあり、そこにはケヤキの林がたくさんあり新緑でいっぱいである。この木はほうきを逆さに立てたように枝が四方八方に伸びていて面白い。秋には紅葉がきれいになるのが楽しみである。昔からうすやテーブルなどによく使われていた。今は山には大きなケヤキの木が少なくなっている。
 
 少し行くとパンジーが群生して植えられている、紫色のところ、赤色のところ、黄色のところ、薄紫の色のところとコントラストよく植されていて実にキレイである。
 
 づぎへ行けばこぶしの木が見えてきた。花が咲き終わり新芽が出たところで非常に薄き緑色の葉を芽生えさせていた。花の頃は各地のあちこちで田の仕事が始まるのを思い出す。この実が幼児のこぶしに似ていることから名がついている。実が割れると赤い種から白い糸を引きながら下がるというがまだ見たことはないこの秋は見てみたいものだ。朝起きは本当にお得といえる。・・・

おどろき!!

2005-04-20 18:15:05 | 随想
 地球温暖化対策として森林や植林、果てには屋上緑化がいいと叫ばれているが、植物は炭酸同化作用で二酸化炭素を吸収し酸素を出していてそれなりに効用はあるが二酸化炭素を もっと吸収するのは実は土であると新聞に載っていたそれも耕作土という。植物の3倍も二酸化炭素を吸収すると言われているのである。
 そうゆうことは農作物を作る農業は実際かなりの二酸化炭素を吸収していることになる。そういった面からの農業振興も今後考えていかなくてはならない。私企業もそういった農業に進出し地球環境の悪化を防ぐ起業を振興していく役割がありといえよう。こんなことは、巷間言われていなく驚きである。