還暦

　還暦とは１０干１２支が一回りするのか一番早くて６０年となる。その６０年目をいうのである。１０と１２の最小公倍数が６０である。

　１０干とは甲乙丙丁戌己庚癸をいう。壬申、戊辰、庚申、丙午、甲子、辛亥など１０干と１２支を組み合わせたのが一巡りするのが還暦というのであるが日本では還暦を迎えると生まれ変わるといって赤子の産着を赤く染めて赤い帽子(頭巾やちゃんちゃこ)をつけ祝う習慣がある。

　人生は６０年でひとまず区切りをつけ、また新しい人生を歩むということであろう。何で人生に区切りをつけなくてはいけないのか不満である。人の一生を勝手に区切ってしまうのは解せないことである。

　自分の人生は自分で決めたいものでもある。といって認知症になってはどうしようもない。自分で意思能力、行為能力の十分な時は自分で生き方を決めたいものである。

　それはさておき今年は初心に帰り、心穏やかにマイペースで、自らの目標を持って、質素清廉な生活を過ごしたいものです。そのためには健康第一ですが