104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

反発されるのは説明不足だから

2017年02月08日 21時45分53秒 | Weblog
宇多田ヒカルさん「無料で使ってほしい」 「JASRACが音楽教室から著作権料」に意見続々


 あんましTVでは報道しませんが、ジャスラックの徴収範囲拡大のニュース。最後の市場と言われている音楽教室から使用料を徴収しようと言う流れですね。


 別に私は権利者でも何でもないのですが、演奏者との端くれとして、教育の施設ならばそこまで徴収するこてゃないんじゃないかと思いますね。お金を取って演奏を聴かせたり、有名な楽曲を使って営業活動をしているわけではないのですがら、教える/教わる範囲ならば取る必要はないと思います。もちろん、入場料を取って発表会を行うのであれば、ちゃんと使用料を収めるべきではありますが。


 あと、想定されている金額が「売り上げの2.5%」と言うことらしいですね。これはかなり大きな金額になるんじゃないでしょうか。具体的に言うと、額面で20万円稼いでいると、その内5,000円持っていかれるってことです。もちろん、使途が明瞭にされているならば納得の余地もありますが、その2.5%の内、どれぐらいが権利者に行くのが、それが重要だと思いますね。ちゃんと権利者が納得できる金額が振り込まれているのか。発車メロディーのニュースもありましたしね。



 「CDが売れなくなった」と言うことが今回の徴収範囲拡大の大きな理由となっています。ダウンロード販売は伸びているので、単純に「欲しい曲だけピックアップ出来るようになった」ってことでしょうね。昔はよくCDアルバムを買ってましたが、ほとんどが捨て曲になっていたかなと思います。15曲ぐらいあれば、リピートするのは3~5曲程度。それで3,000円。シングルならば2曲とインストだけで1,000円。ダウンロードは1曲ですが、250円程度。これが今の適正価格じゃないかと思います。ジャスラックも企業であるなら収益が減ったならコストカットしたり、事業縮小したりと自社内で出来るところから入るべきじゃないかと思いますね。