カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

沖縄の醜聞 31 翁長への「つっこみ」

2017年12月08日 09時44分14秒 | アジア

「うっかりしていると見逃してしまいそう」な醜聞や「自分と異なる意見を醜聞」とする醜聞。日本にも看過できない醜聞がありそうですよ。

ここでは、「公には」多様性がなく言論の自由さえみられない沖縄が、中国・韓国そっくりであることを述べています。


翁長氏は石垣市での遊説で、尖閣問題についてこう語った。

「尖閣は日本固有の領土だが、安倍政権の威勢のいい、前のめりな言葉で解決しようとすると、将来に禍根を残す。平和外交、国際法にのっとって解決すべきだ」

尖閣でいざこざがあれば、100万人の観光客がぱたっと止まる。威勢がいいことを言う政治家は石垣にもいるが、この人たちは責任を取らない」: 2015年01月06日  


リンク先がさっぱり見つかりませんが、この翁長発言には「つっこみどころ」が多すぎるように思いました。

尖閣は日本固有の領土だが

翁長もかつては自民党に所属していたの「だが」、今では自民党を去り、遠い過去の政党になりつつあるものの真剣な顔でヒステリー気味に叫ぶ共産党や社民党の支援を受けていますから、「尖閣は日本固有の領土だが」もまた遠い過去のことで、いまでは「中国固有の領土」なんでしょうか。

普通は、若い頃には極端な左翼だったのが、幻滅してこれまた極端な右翼に転じる例がほとんどですが、翁長の場合は逆ですね。

誰にでもピンとくることでした(笑)。

威勢のいい、前のめりな言葉で解決しようとすると

これも自分のことを言っております。威勢よく「沖縄に負担が多すぎる」と言っておきながら、中国に関して「何も言わない・言えない」のは、韓国そっくりですね。中国を訪問すれば、頭をなでなでしてもらって、ただただニコニコするだけ。ちょうど大江健三郎みたいでしょうか。 

もしも翁長が「平和外交に徹するべきだ」と言うのなら、中国公船による尖閣付近での動向・たび重なる中国漁船の不法操業・南沙諸島の国際法に反する埋立て軍事拠点化に対しても「平和外交に徹するべきだ」と非難しなければなりませんが、それもできません。そんなことをやったら、反米軍基地運動の切っ先が鈍るのでしょうね(笑)。

翁長は、社会主義国のやることはみな正しい、と信仰しているだけに思えてきますが、とんでもない勘違いでしょうね。だからうそっぱちの権化だった社会党が社民党と改称してもまだ、だまされ続けようとしています。自分の応援者(中国共産党・社民党・日本共産党)を見守るだけでは、結局利用されるだけに終わるでしょう。翁長は責任をとらないまま役目を終えそうです。

尖閣でいざこざがあれば

翁長に限らず沖縄本島では、中華系の人も多く中国とのつながりの歴史があるため「経済的効果」のみを考えることが多いようで、中国を非難できない仕組みになっています。

しかし限りなく中国に接近していた韓国ですが、韓中FTA(発効2015/12/20- )を結んでいるにもかかわらず、その直後から一方的な中国による経済制裁で韓国経済はマヒ状態に陥っています。

同じことで、中国から沖縄への観光客も、いつなんどき中国共産党の思いつきで突然禁止されるかも知れませんよ。それを恐れて何も言えないのなら、それ自体が「中国の威嚇に唯々諾々と従っているだけ」のことでした。

都合のいい翁長の知事当選をいち早く伝えた中国の通信社にも、注意を払わねばならないでしょう。堂々と言っておかないと、いつひっくり返されるか分かりませんよ。

威勢がいいことを言う政治家は石垣にもいるが、この人たちは責任を取らない」 

これもまた、自分のことをネタにして、だれかを揶揄しているようです。まるで自分の姿が見えない韓国人そっくりですね。

威勢よく「反日・反米」に走る翁長に幸あれと祈らずにはいられません。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


負の連鎖 繰り返す被害

2017年12月08日 08時50分31秒 | 社会

今の世界で見られる「負の連鎖」の例です。

  • 銃乱射と銃携帯・・・・・・アメリカ社会では、銃を携帯すれば銃乱射事件が発生した時に犯人を射殺でき事件の死者数を減らせるとするのですが、このために銃携帯者が増えるとそれが原因で銃乱射の可能性が高まり、またまた銃携帯者を増やし銃乱射の可能性を高めます。これが「住みにくいアメリカ社会」を作りあげてしまうならば、イスラエルの米大使館を移動させるどころではなくトランプらしく内政を充実させるべきで、「憲法で保障される自衛権」を優先するのか「住みやすいアメリカ社会」を目指すのか、もっと真剣に考えたほうがいいでしょう。このままでは銃乱射多発→銃携帯者増加→銃乱射多発→銃携帯者増加→「住めないアメリカ社会」、永遠に続く負の連鎖となるでしょう。尤もこの連鎖のおかげで銃業界が潤うのでしょうか。
  • 挑発と軍事演習・・・・・・朝鮮半島では、北朝鮮の挑発があるので米韓軍事演習で対抗しますが、それがまた北朝鮮の挑発につながります。どちらが先かは別ですが、これまた永遠に続きそうな負の連鎖です。まるでアメリカ社会そのもので「住みにくい朝鮮半島社会」を作りあげています。尤も独裁者の存在のおかげで軍需産業が潤うのでしょうか。
  • 弾圧と暴動・・・・・・中国では、中国共産党の弾圧が厳しすぎるため暴動が起りますが、これが原因でより弾圧が激しくなります。永遠に続きそうな負の連鎖です。
  • 空爆と難民・・・・・・中東では、国の内外が空爆をするために難民が発生しますが、難民を受け入れるから、どんどん空爆を続けます。これは国の統治ができないために発生した内戦なのか、それをなくそうとして外国の援助で空爆することで発生したことなのでしょうか。最近では難民受け入れ側で「受け入れの審査を厳しくし強制送還が増えた」ようですが、それでも空爆は続いており、永遠に続きそうな負の連鎖です。尤もこのおかげで兵器産業が潤うのでしょうか。 

これとは少し異なりますが・・・・・・

地球温暖化はもう否定できそうにありません。化石燃料の使いすぎが原因でしょうが、大気汚染がひどすぎるのは、化石燃料で発電したり車を化石燃料に頼っているからでしょう。

しかし「これだから原発しかない」とするのには、違和感があります。

電気自動車が普及すると、電力が足りなくなりやはり原発しかない、という事態は避けなければならないでしょう。目先の化石燃料を減らそうという目標が、中長期の深刻な問題を起こしそうなのです。

化石燃料をこのまま使い続けると大気汚染が続き人が住めない地域になるという恐れから、化石燃料を減らそうとして原発に頼ろうとしていますが、電気自動車が普及すると電力不足が深刻になり、そのうちに有害な放射線が原因で人が住めない地球になりそうです。

これも「負の連鎖」に入れてもいいでしょうか。

この負の連鎖を抑えることができないため、「地球脱出作戦」を考える科学者がいるのでしょう。

根本的な解決策を考えずに「問題をかかえたまま」先のことを考えるので、そこでもまた同じような「問題をかかえたまま」なんですね。

この意味では、アメリカの銃社会も、朝鮮半島問題も、中国問題も、中東問題も、脱化石燃料(原発推進)も、これらに共通点がありそうです。 

さてさて、皆様はどう思われますか。