カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 310

2017年12月17日 12時59分37秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。


中国メディア、韓中首脳会談を主要ニュースに:韓国ハンギョレ紙 2017-12-15


やはり左翼系新聞らしく

中国のメディアが「韓国大統領文在寅の訪中を取りあげている」と狂喜乱舞しているようで

保守系新聞が「外交上失礼なもてなし方」としているのと対照的。

もちろん中国のメディアは、報道規制があるため中国共産党の意向を順守しなければならないので、割り引いて考えなければなりませんが、韓国左翼系新聞では中国共産党にヨイショしたままです。

韓国が中国より微かにマシなところは、異なる見方が「ほんの少し」みられるところであり、共に怪しいのですが、その「ほんの少し」の違いのどちらがよりマシなのかは、興味のあるところです。  


国賓訪中の文大統領「韓中は運命的パートナー」・・・・・・

今回もTHAAD言及:朝鮮日報日本語版 2017/12/15 


中国が「関係改善」と言っているようですが

もともと一方的な中国による証拠を残さないよう配慮した韓国への経済制裁が原因で「関係が悪化した」のであり、1年も続いているのに韓国から一言も文句を言っていない状況と、これが保守系の朝鮮日報の記事であること、を考慮する必要があります。

突然、中国が自分で悪事を働いたのですが、そのことを「反省している」とは言えないので、「関係改善」と称して悪事を引っ込める用意があるとして、「韓国にTHAADミサイル廃棄を求めている」といったところです。

中国の手口は、何のことはない

自分で何か行動を起こし、その全責任は相手側にある」とする北朝鮮そっくりの「うぬぼれの極致」でした。いや実際のところ、北朝鮮が中国そっくりなんですが(笑)。

悪事とは、北朝鮮の暴走に備えて韓国が米製THAADミサイルを国内へ導入しましたが、この配備が「中国をも標的にしている」として、なんと中国が、製造した米国ではなくこれを導入した韓国へ経済報復している、ことです。

はっきり言えば

中国の横暴に対して韓国が何も反論できない状況でしたが、2017年10月31日にやっと合意に達したはずなのに、今回の文の訪中時に「中国がTHAADミサイル問題を蒸し返し」とぼやいている朝鮮日報でした。

こうしてみてくると、「共に民主党」だけではなく、ともに不可思議な2新聞社ですが

  • 中国にどちらかというと好意をよせるハンギョレ紙(左翼系)
  • 中国に警戒感をもちながら、中国が問題を蒸し返したとする朝鮮日報(保守系) 

ともに、「あの悪質な」中国に対する姿勢として、微妙に異なる姿勢を見せております。

もちろん韓国が

  • 中国が2ヶ月弱前のTHAADミサイル問題を蒸し返したとぼやくけれども
  • その一方で日本に対しては、自分たちがもっともっと古い問題を蒸し返している 

なんてことを理解できるはずがありませんね(笑)。  


文大統領の冷遇と記者への暴行、これこそ「中国夢」だ:朝鮮日報日本語版  2017/12/15  


こちらでは

朝鮮日報が決して支持していない左翼大統領文在寅(ムン・ジェイン)とはいうものの、訪中した文に対する中国政府の冷遇には、あきれて批判しています。「国賓のはずなのに、何だ」というわけです。

これに対する私の見解を述べておきます。

  • 保守政権の前大統領朴槿恵(パク・クネ)が中国へ限りなく接近していましたが、それは一体なんだったのかということです。邪推に過ぎませんが、朴槿恵が中国のTHAADミサイル配備の怒りを鎮めるためだったとはいえ、その後、朴槿恵は弾劾された上に、新しい文在寅大統領政権ができても、なおかつ中国による経済制裁が続いております。
  • 新しく誕生した左翼の文在寅(ムン・ジェイン)大統領政権ですが、就任半年にして中国を国賓として訪問したのですが、確かに国賓としては冷遇されているのに何も言えないのは、THAADミサイル配備で経済制裁されても一言も文句を言えないのと同様に、国家としてあまりにも見苦しい限りです。中国は、文に大統領候補時から少しは期待していたのでしょうが、しょせんは朝鮮半島国だと理解したに違いありません。
  • このように韓国では、保守政権であろうと左翼政権であろうと、不可解であることに違いはなく、中国からしても受け入れられないのでしょうが、そんな程度の中国にすり寄る韓国為政者」が「ミ・ジ・メ」に思われるのでした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞311

2017年12月17日 03時20分07秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。

ただしリンク先を私がすべて熟読し、これに賛同しているとは限らないことを、言うまでもないとは思いますが、ご理解賜わりますように。 


ウ・ビョンウ事件、「本末転倒」の「隠れた手」は誰か:韓国ハンギョレ紙 2016-08-31 


 ウ元首席、「3回目の拘束令状」請求の末に逮捕…何が決定打だったのか:韓国ハンギョレ紙  2017-12-16


よっぽど

韓国内の事情に精通していないとわからないことで、もちろん私がそうであるはずがありませんが、韓国左翼系新聞社の立場が分ってきます。読者は、だまされないように注意しましょうね(笑)。

韓国の問題点は

異論を言うと「間違いなく反対している」と自分の「2極分化」思考形態を示すことです。異論を呈しているけれども、完全に否定しているわけではないのに

「中間がない」のは致命的な韓族の欠陥

であり、2極分化しやすいのです。

発端はもっと前にあったかも知れませんが

1年以上前の、前大統領朴槿恵(パク・クネ)時代に2回も逮捕できなかったのが、大統領が左翼系の文在寅(ムン・ジェイン)大統領になってから、3回目の正直とも言える逮捕に踏み切ったことを、さまざまな角度から分析していますが・・・・・・

題名の「本末転倒」ですが、ウ・ビョンウ逮捕が迫った時に限って、機密情報の漏えいなどが起こり、そちらに焦点を当てたがる「腐敗保守政権」を意味しております。いわば派閥争いの一環でしょう。 

第三者の立場から申し上げるならば

  • 韓国の法体系が未熟であること。
  • 日本で流行している言葉で言えば「検察が大統領の意向を忖度(そんたく)」していること。

政党間争いであるという証拠ですが

晴れて新大統領になってからウ・ビョンウを逮捕できたという左翼系新聞の「ヨイショ記事」、その大統領が訪中した時の保守系新聞の「失敗」論調とからも、もう明らかですね。

よって韓国ハンギョレ紙の分析は、的を射ていない、と思いました。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


アメリカの醜聞 71

2017年12月17日 02時09分06秒 | 海外

当ブログ

アメリカの醜聞 70 ティラーソン国務長官」でも触れたように

ティラーソンの去就は未定ですが・・・・・・やはり

トランプが米大統領である限り、北朝鮮対応に変化はなく、あくまでもトランプは、中国・ロシアに対して北朝鮮への圧力を要望しているようです。

今までの意に反して、今回トランプ寄りの発言をしたティラーソン国務長官は、引き際をきれいにしたかったのでしょうが、トランプによる解任は避けられそうにありません。それがいつになるかは、わかりませんが。

そしてこれが、2018年02月09日開催の2018年冬季五輪韓国平昌大会に影響していることは、言をまちません


北朝鮮が安保理に異例の出席へ 対話向け動き出しか:テレ朝 2017/12/15

と期待した報道にもかかわらず・・・・・・


米国務長官、「前提条件なし対話」事実上撤回 安保理会合 北朝鮮も出席:afp 2017年12月16日 9:47


やはりトランプ政権にいる限り

ティラーソンは自由にものが言えないようです。

ちなみに「ティラーソン国務長官」の評価についてですが

  • 外交力が、まったくない
  • トランプ政権で、唯一かもしれない対話派 

という両極端の意見が見られます。

私は言おうとしていることを両方理解できるつもりですが、それぞれ強硬派・鳩派を代表している「両方の立場」を理解できるかどうかがまず最初で、その後の話に展開するのが筋道でしょう。

自分の意見だけに執着していると、相手の論点には決して触れない・目も向けない、というトランプ・中国共産党と同じことになるからです。

もどかしいでしょうが

相手の論点に1つずつ対応するか

それより上の視点を提示するか

が必要になるでしょう。この点で北朝鮮は完全に失格です。

それぞれ自分の利益に焦点を当てているだけでは、相手のことを考えないトランプ・中国共産党などのレベルに落ちてしまうでしょう。

アメリカの軍関係者(ジョン・ハイテン司令官)が

核攻撃命令、違法なら従わず代替策を模索(afp 2017年11月19日)」としたらしいのですが、この「立派な」人もやがて解任され、それがさらにトランプの寿命を短くするでしょう。

こういった破格の言動をおこなうところが

    • 「あやしげな部分」もたくさんみられますが一応は法治国家国家アメリカらしい健全さで
    • 「まともな部分」も見られるものの法治国家である全体主義的な中国・ロシアでは絶対に見られない

ところです。

さてさて、皆様はどう思われますか。