ますます緊張が高まる米朝関係。
今の見方を2つに絞ると仮定すれば(絞りきれませんが)
- アメリカが、中国やロシアを巻き込んで、北朝鮮に圧力を加えつつある。
- その裏では、中国やロシアが北朝鮮と手を組んでおり、表面的にはアメリカの制裁に賛同しているように見せかけながら、実際のところはしぶとく北朝鮮を利用しようとしている。
米朝接触、北朝鮮が直前でキャンセル:2017/10/26 TBS
水面下で密かに
アメリカと北朝鮮の関係者が、ノルウェーで接触することになっていたようですが、北朝鮮側が韓米合同演習を根拠にして、直前で予定を取り消したとのこと。
北朝鮮としては、核廃棄という条件付きでは絶対に応じない方針のようですが、こういった姿勢をいつ、ロシアや中国が見放すかです。
しかしそこは敵もさるものひっかくもの、中国とロシアの微妙な敵対関係を利用して、綱引きをさせています。さてそれを読んでいるアメリカがどう出るかですね。
北朝鮮が「主権」と豪語するのですが・・・・・・
「主権」などは「金王朝」政権を維持するための方便に過ぎないことなど、誰にも分っていることでした。
清宮とのドラフトでは、「面談」という名の「ドラフト破り」を直前にキャンセルした理由を双方が(北海道も清宮側も)述べなかったとされますが、今回の米朝間の水面下で行なわれた交渉をキャンセルしたのは北朝鮮だったようです。
くじ引きと互いの脅し発言という違いが見られました。
有事の際に
北朝鮮から中国国境(ほんの一部はロシア国境)へ向けて難民が押し寄せるに違いありませんが、もちろんその時、中国やロシアは国境を封鎖するでしょう。
この難民に、北朝鮮幹部が(一部はそのままの北朝鮮関係者として、一部は脱北者として)紛れ込むことでしょう。
これら難民を絶対に入れないように国境を封鎖できるかが、焦点でしょうか。
多分金正恩ら一部の人たちのみがロシアへ亡命することになるでしょうが、そこで亡命政権を樹立するわけですね。
韓国が日本に併合された時に中国で樹立した亡命政権とやらは、実は共産政権であったという説があり、それが今でも韓国が北朝鮮に頭が上がらない根拠だとしています。
特に文在寅大統領になってからは、北朝鮮よりの韓国になってしまい、何も独自の制裁を科すことができません。畏れおおいのでしょうね、きっと。
北朝鮮、「太平洋上で水爆実験」示唆は文字通り解釈を=CNN:2017年10月26日
北朝鮮は
米韓合同軍事演習を口実に、水面下でのアメリカとの接触を拒んだようですが、実際のところは、トランプのアジア訪問にあわせて、太平洋上で水爆実験を行なう可能性があるとのことです。
これを用意しているため、水面下での接触をキャンセルしたと邪推できます。うっかり水面下で接触すると「切っ先が鈍る」と考えたのでしょう。
この切っ先が鈍るという口実は、日本の反政府運動でも見られ、結果的に野党が中国のいいなりになってしまうことにつながります。
まだ韓国はマシだとしても、中国や北朝鮮のような独裁国の言いなりになっていては、つけあがるだけなんですね。
さてさて、皆様はどう思われますか。