カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

アメリカの醜聞 59

2017年10月31日 08時45分20秒 | 海外

米大統領トランプの迷走が続いています。ますますその度合いを強める一方、ローゼンスタイン司法副長官によるモラー(ミュラーやマラーという表記もあり)特別検察官の任命(2017/05/17)から5ヶ月、ようやく2名を起訴し、トランプの周辺がざわめき始めました。

さかのぼると、次のようなニュースがみられました。


トランプ大統領の元選対本部長マナフォート氏、FBIが家宅捜索:bloomberg 2017年8月10日

そして先日・・・・・・ 


ロシアの米選挙介入疑惑で初の訴追、特別検察官の捜査:cnn 2017.10.28 


トランプ陣営の元選対会長ら起訴 ロシア疑惑で初:日本経済新聞 2017/10/30  


ロシア疑惑で初の容疑者拘束か トランプ周辺の怪しい人リスト:newsweekjapan 2017年10月30日


謀略や資金洗浄など12罪で トランプ陣営幹部起訴:毎日新聞2017年10月30日 


記事では

起訴されたマナフォートが以前からウクライナの親露派政党に協力していたとしています。

トランプ自身のロシア疑惑とともに、周辺人物のロシア疑惑が消えません。  

トランプは、「これはマナフォート氏がトランプ選対に加わる何年も前のことだ。」としていますが、「2016年6月にトランプ選対会長に就任。ウクライナとの不透明な資金の流れが報じられ、同8月に会長を退任」と短期間であれ選挙本部長だったことは事実であり、またまたトランプのフェイク・ニュースらしきものに疑惑が集まっています。

正確に情報を発信することが米国のトップに求められていますが、そんな程度のことさえ否定するような人が米大統領をつとめることに違和感をもつ人がいます。

自分に不都合なニュースを流す多くの新聞社を否定し、自分に都合のいい記事を書く新聞社だけを優遇する、そんなレベルの米大統領を期待している人は、世界中にどのくらいいるのでしょうね。 

また大陪審

現在のところ、ほとんどアメリカ以外ではみられない制度で、特に大統領が捜査対象になる場合など、大統領が自分に不利な検察官を罷免し、有利な検察官を任命したとしても、一般市民から選ばれる大陪審の人たちを大統領が罷免できないようにするための「歯止め」のために設けられたと思われます。

ただし大統領が、自分の周辺の人間が裁判にかけられる前に恩赦する手もあり、関係者が危なくなっても「恩赦がある」と安心しているとも伝えられ、恩赦の手法が正しいのかどうか、議論になっているようです。

週末から米大統領トランプがアジア歴訪の予定になっています。

この期間に北朝鮮が大きなことをしでかす可能性は極めて低いでしょうが、帰米してからが、トランプの内政面での勝負所になりそうです。

尤も、内政で危ない場合に、外交面で点数を稼ごうとするのは、何も北朝鮮・中国だけのことではなく、アメリカでも言えることでした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


韓国の醜聞285

2017年10月31日 06時59分16秒 | アジア

たとえそれが、事実であろうとも、なかろうとも、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「韓国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも提示しています。


さらに崔吉城教授は、意味深長な指摘をしている。 

「反日の敵は、日本ではなく、あくまでも韓国人の『親日』である」。 

だから、戦後反日思想は植民地統治から遠く去っていた「日本」ではなく、韓国内部に残留する親日的「日本」であった。:金文学「反日という甘えを断て」祥伝社黄金文庫 


崔吉城(チェ・キルソン)が言うには

  • 韓国人の反日は、実は日本ではなく韓国人の中の「親日派」だとしているようです。
  • 韓国人が同国人である韓国人を許せないとしている分裂状態が憲法制定の頃からあることになり、南北統一は「それどころではない」遠くの夢物語に過ぎないのでしょうか。

夢物語」は次のように敷衍(ふえん)されます。

  1. 同じ韓国内の「親日派」を許せないまま分裂状態にある韓国にとって、国内の統一は「夢物語」
  2. 同じ韓族である北朝鮮人から汚い言葉でののしられても何も言えないまま米中からは制裁の圧力を受けているのに、実効性のある独自制裁を出せない韓国にとって、朝鮮半島統一は「夢物語」
  3. 同族である在日朝鮮半島人(韓国人・朝鮮人)を許せないまま差別することから韓族の差別意識解消は「夢物語」
  4. 自分たちの許容性が著しく欠けているという理解ができないまま、事情が全くことなるのに雑な考えで日本とドイツは同じだと判断し、フランスに許容されたドイツを例に挙げて「日本もドイツに習え」というピントはずれの発言を繰り返す韓国にとって、日韓和解は「夢物語」

こういった歪(いびつ)さをもっている韓族が

  • 自分の中にある歪(いびつ)さに気がつき
  • それを改めることができればいいのですが、きっと1000年以上に渡って受けついできた民族性が、50~100年くらいでなくせるものではないと思われます。
  • 朝鮮半島を構成する民族は単一とされますが、古くさかのぼると北方民族とも関係がありそうで、中には北方の王族のみが朝鮮半島へやってきて住みついたものの、在住の庶民は韓族だったこともあるようで、長い目で見れば「多民族国家」だった可能性があります。
  • 韓国では今でも、たとえ初対面であったとしても、根掘り葉掘り相手の祖先について探り合うことを聞くと、多民族のルーツを知ろうとする一面があるものの、自分が生きるための必要だと考えているらしい儒教風の「拭えども拭えない韓族の序列意識・差別観」が自然に出てきたものではないか、とも考えてしまうのです。
  • 日本併合時代が終わってから70年も経過したのに、強烈な反日意識があるようで、まだ日本植民地支配の影響から抜け出せない韓国に同情さえする次第です。アメリカと中国のはざまにあって何も言えずに火病(かびょう)に陥り、唯一日本に対してだけ刹那的に症状を緩和できる「差別発言」を繰り返していることから、朝鮮半島に幸あれと祈らずにはいられません。
  • 韓国で政権を維持するために巧みに編み出したかに見える「日本蔑視」ですが、これがある限り、「アニョン(安寧)(であ)(られ)ムニカ(ますか)」と言うようですが、こんなことを続けていると韓国には「永遠に、安寧(アニョン)はない」と思われます。

さてさて、皆様はどう思われますか。