どうなるか分らないくじ引きのドラフト制度。〔2017ドラフト会議直前のブログ記事はこちら〕
読売の渡辺恒雄がドラフト制度にずっと反対し続けてきましたが、自分の球団さえ強ければそれでいいとするうぬぼれに過ぎません。
日本のプロ野球は読売が引っ張ってゆくという気概が裏目となり、球界が腐敗しただけでなく、それに追随していた他の球団の責任も見逃せません。
結局、機会が均等化したおかげで、どこでも優勝できる可能性ができたことが大きいですね。
広岡・張本・野村などという、現役当時は立派だったに違いない人でしょうが、その程度の「時代遅れのポンコツ」に意見を求めるほうにも問題がありますが、それに頷くだけの世界も又、だめだと言えましょう。
昨日行なわれた2017ドラフト会議で、交渉権の相手が決まりました。競合して同時に1次指名してしまい、再びくじをひいたところも多かったですね。
- 清宮幸太郎・・・・・・北海道が交渉権を得ました。ダルビッシュが、北海道→テキサス・レンジャーズ(MLB)→2017年途中からロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、明日のワールド・シリーズ3戦でも先発しようとする投手に育っています(今のところヒューストンとは1勝1敗)。このほか日本最速の165km/hを出している大谷翔平も2017年末にはMLB挑戦をすると伝えられているようで、北海道には「選手を育てる」という点で定評があるのでしょう。清宮側が要求したらしい「面談」という名のドラフト破りの「選別」を事前に突然キャンセルした北海道がくじ運に恵まれて清宮幸太郎との交渉件を得たのだと思うと、面談は「1次指名をあきらめさせるためか」と疑われます。しかし疑惑をもたれても他球団に取られることを避ける意味で7球団が清宮を指名したことから、「面談」の意味はほとんどなくなったと言えましょう。ならば、面談に応じる方がバカを見るだけであり、あとは1次指名を得た時「清宮が入団を拒否して浪人する」かどうかを判断するだけでしょうか。
- 中村奨成・・・・・・広島が交渉権を得ました。中村にとって念願の地元広島ですから、よかったのかも知れませんが、これが伸び悩みの原因となるかも知れません。これだけはやってみないとわかりませんが。
- 安田尚憲・・・・・・大阪桐蔭の安田との交渉権は千葉が得たようです。この安田に期待している私としては、阪神などが交渉権を得なくてよかったと思っているところです。
結果的には、清宮側の要求した「面談」に応じなかった広島や北海道がいいくじ運を得たようです。
最後に「突然キャンセル」の例を挙げておきます。
- 日本の料理店で、韓国人客がする事前連絡がないままの突然のキャンセル
- 中国人観光客の韓国旅行の突然キャンセル
- 韓国京畿道の「米第2師団創設100周年記念コンサート」で従北・左派勢力の妨害・嫌がらせ・脅迫により芸能人全員キャンセル
こうみてくると、たまたまそういうニュースを取りあげたからでしょうが
突然のキャンセルは、朝鮮半島・中国ではよくあることなんですかね。
突然キャンセルするのは「権利だ」と思っていて、それによって値段が上がるとは思わないのでしょう。
日本では一旦予約するとできるだけそれを守ろうとし、守れないことが分ると事前に連絡するのが普通です。
しかしあくまでも契約だと思っている人たちは、相手の迷惑などなんのその事前連絡をすることはないらしい。
かりに違約費用を事前に払わせられていても、キャンセル後には返金して貰えると思っているらしい。「浅はかの夜は更けて」・・・・・・「日はまた昇る」ヘミングウェイ!
さてさて、皆様はどう思われますか。