またまた韓国で公務員の役得〔やくとく〕不祥事が発覚したようです。
韓国国交省職員の座席アップグレード? 大韓航空
ソウル=吉田敏行】趙顕娥チョヒョナ前副社長(40)の「ナッツ叱責問題」で揺れる大韓航空が、海外出張した韓国国土交通省の職員の座席を無料で格上げしていた疑惑が浮上し、同省は26日、内部監査に着手した。
市民団体「参与連帯」によると、同省幹部ら5人が最近、大韓機で欧州出張した際、座席をエコノミーからビジネスなどに替えてもらい、1人当たり200万ウォン(約22万円)の恩恵を受けたとの情報提供があった。
また、聯合ニュースによると、今年9月の国政監査で、別の同省職員4人が2011~12年、大韓航空から座席を無料でアップグレードしてもらったとして、警告を受けた事実が判明していたという。
参与連帯は「賄賂に当たる可能性がある」と指摘しており、同省は「事実と確認された場合、厳重な措置を取る」としている。:2014年12月26日 19時06分 Copyright c The Yomiuri Shimbun
さっそく、「内部監査に着手した」という演技が必要、です(笑)。
これは、韓国国民の怒りを静めるためには、どうしても必要な「演技」ですから、「徹底的に調査する」必要はありません。
そんなささいな役得をこの国から一掃するというのは「日帝的な解決方法?」であり、長い朝鮮半島の伝統に反するとともに、現実には大きい混乱を引き起こしてしまうので、やめたほうがいい(大笑)。
中国共産党同様に「腐敗を根絶させる」と宣言しながら、いかにしてこの「役得」と「大きい権限」の仕組みを温存させるか、が韓国公務員の矜恃(きょうじ)というところ。
「大韓航空」で思い出すのは次の2件の事故でした。
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1983年 大韓航空機撃墜事件〔生存者0人、死者269人〕
ソ連領域に侵入したため、ソ連機に撃墜された
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1987年 大韓航空機爆破事件〔生存者0人、死者115人〕
北朝鮮工作員によってミャンマー沖で爆破され墜落
このほかに韓国には「アシアナ航空」があり、着陸失敗1件、墜落2件、計3件の事故が記録されています。
- 1993年 アシアナ航空733便墜落事故〔生存者48人、死者68人〕木浦空港の手前
- 2011年 アシアナ航空991便墜落事故〔貨物機で死者2人〕韓国南西沖の黄海
- 2013年 アシアナ航空214便着陸失敗事故〔生存者304人、死者3人〕サンフランシスコ空港
また
- 2014年 セウォル号沈没事故〔生存者172人、死者295人〕。
こうやってみてくると、朝鮮半島の南北両地域には、核兵器開発や孤低〔「孤高」にあらず〕の瀬戸際外交、大企業優先経済政策や反日国是ではなく、国民を大切にするために「やるべきことが無数にある」と思わざるを得ません。