カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

「のじょう」列伝

2014年12月24日 08時15分23秒 | 似た言葉

今年もいろいろな人が

いい想い出を残してくれました。もちろんいつ消え去る運命に至るか分らないのも、この世界。

スポーツ界、政界、芸能界(こちらは不得手でおぢゃるが)・・・・

特に気になったのが「のじょう」たち!

逸ノ城〔いちのじょう 1993- 〕

御存知モンゴル出身の長身力士。5場所目で三役にまで駆け上がったのは、昭和以降では最速とのこと。

2014年11月場所では西の関脇にまで駆け上がったものの8勝7敗と初めての壁にぶつかったようです。

さて間近の1ヶ月先に迫った2015年1月場所で、みごとにこの壁を突破して好成績をあげられるかどうか、こちらとしては気楽に期待をこめて予言できますが、本人たちは、ケガや内臓疾患と隣り合わせの体力勝負であり、それはそれは大変だろうと思います。

(初代)古今亭菊之丞〔きくのじょう 1972-  〕

こちらは落語家で、才気あふれる人たちが新作落語に走りがちなところを、古典落語を大切にする若手に入るのだろうと思います。

志ん生の弟子だった古今亭圓菊へ入門しております。私は圓菊を生では聞いておりませんが、テレビ放送で聞いたことがあります。記憶では私がその最晩年をテレビで視聴した落語家は、古今亭圓菊〔1928-2012〕と笑福亭松喬〔1951-2013〕です。

1967年出版の五代目柳家つばめ「落語の世界」によれば、当時の落語協会三遊亭圓生会長以下の真打メンバー末尾に古今亭圓菊の名が記載されていました。当時40歳前後であり一番の若手真打だったのでしょう。

もちろん先日テレビで見た時、圓菊が菊之丞の師匠とは気付きませんでして、まことにもうしわけごぜ~ませんですだ。

このほかでは、以下のような「のじょう」があります。

  • 之丞変化(ゆきのじょうへんげ) これまた古い小説が出てきましたが、私も詳しく覚えておりません(笑)。
  • 奥村文之丞宗道の子が絵師長谷川等伯(1539-1610)
  • 水戸黄門の「かくさん」渥美格之進(厚見角之丞)。
  • 岡山県 久米郡久米南町 山ノ城 くめぐんくめなんちょう やまのじょう これは地名です。また同じ地名でも
  • 三重県には「九の城町(くのしろちょう)」、熊本県には「辻の城(つじのしろ)」もあります。