広島県は、すごい人たちを輩出していますね。
文字通り、キラ星(きらぼし)の如く、輝いております! 竜王戦に関連して、広島県出身者の一部を抜粋したいと考えております。
その前に、将棋竜王戦について。
将棋竜王戦は
「賞金金額が棋界最高」で有名な読売新聞社主催の将棋棋戦。
不正確かつあいまいな「棋界最高」と表記しないのがこのブログ主催者の矜恃〔きょうじ〕というところ(笑)。
読売のごり押しによる意味のない「棋界最高」とはお笑いですので、誤解のないようにおねがひします。
「棋界最高」とは、「俳優界最高の人」「野球選手最高の人」
などが、あまりにもあいまいすぎて意味がないのと同じですね。「意味がない」とは穏やかな表現で、もう少し言うならば「不正確」な表現、あるいは背後の企みを感じさせる表現、とでも言えましょうか(笑)。
それは別として
2014年度の将棋竜王戦が進んでおります。
- 竜王戦とは1年ごとのタイトル戦の一つで、前回竜王位を獲得した竜王が、予選を勝ち抜いてきた棋士を挑戦者として迎えて対局する7局制のタイトル戦です。
- 現在の竜王は、森内俊之〔もりうち〕で、今年の挑戦者は糸谷哲郎〔いとだに〕。
- 今年10月から始まり、今まで4局を消化し、挑戦者の糸谷が3勝1敗とリード。
- 毎回2日の制度で、第1日目の夕方には、その日の最後の指し手を本人が紙に書いて密封し「封じ手(ふうじて)」として立ち会い人に預け、これを翌日の対局再開時に立ち会い人が開封して、相手の対局者に提示して確認します。これは1日目の最後の手番になった人が1晩中考えるという不公平を避けるために発案された恒例の制度で、念のため2通作成して立会人と宿泊先が別々に保存するとのこと。
- 昨日 2014/12/03 に5局目の第1日目が終わり、今日 2014/12/04 朝 09:00 から第2日目が再開されます。
- もし本日の結果が「挑戦者の糸谷の勝ち」に終わると、4勝1敗で竜王位奪取ということになります。つまり本日は重大な日なのですね(笑)。
さて今回の挑戦者、糸谷哲郎〔いとだに〕に因んで
広島県出身者をまとめてみました。本日かりに竜王位を奪取すれば各紙が特集することでしょうから、先取りしてみようというわけです。
- 将棋棋士 升田幸三〔1918-1991〕創造の偉大な故人
- 将棋棋士 村山聖〔さとし 1969-1998〕病で早世した有望棋士
- 将棋棋士 山崎隆之〔1981- 〕現在B1級所属の有望株
- 将棋棋士 片上大輔〔かたがみ 1981- 〕現在C1級所属
- 将棋棋士 糸谷哲郎〔1988- 〕現在B2級所属、大阪大学大学院在学中
- 作詞家 石本美由起〔男性、1924-2009〕
- プロ野球 新井貴浩 新井良太 谷繁元信
- プロ野球 金本知憲 達川光男 村田兆治 張本勲
- サッカー ハーフナー・マイク
- 俳優 杉村春子 東ちづる 綾瀬はるか
もちろん、ほんの一部ですが、広島からはすごい人が出ているのですね。
なお竜王戦第5局2日目は、NHKBSプレミアムで本日 2014/12/04 16:00-18:00 生中継される予定になっていますので、見ることができるかたはお楽しみに。
ただし、すでに終盤に入っているようなので、09:00から再開されますから、テレビ生中継のころには、すでに勝敗が決しているかも知れません。