年末特有とも言える総選挙が終わり
静かさや 骨にしみいる 年の暮れ (はと作)
主な話題は次のようなものでしょうか。
- 与党である自公〔自由民主党と公明党〕が圧勝
- 2年前政権与党だった民主党の「現職代表」海江田が落選し、代表を辞任
- 元総理/元民主党代表の菅直人がぎりぎり当選
- 世界的に悪名イメージが残る「共産党」を冠した党が躍進
- 社会民主党が現状維持の2名当選をはたし、なんとか崩壊を回避
- 沖縄では、かつて日本全体で人気があったけれども「でっち上げ」「何でも反対」にうんざりされた感のある革新政党が活躍中で、そこでは党の綱領ではなく「どの程度、沖縄にヨイショするか」が大切! 自民党所属から転出した「無所属」も多く、軽い身のこなしが重要ですね。
なんとか当選した人
- 菅直人(民主党)
- 亀井静香(無所属)
- 小沢一郎(生活の党)
主な落選者
- 海江田(民主党代表)
- 石原慎太郎(次世代の党)・・・・2014/12/16引退表明
- 渡辺喜美(無所属・元みんなの党創立者)
落選しても、引退さえしなければ次のチャンスがあるのですから、がんばっていただきとう存じます(笑)。
ただし石原慎太郎(82)の引退表明には驚きました。いや出馬したと言うのにも驚いたし、もしも何かのまちがいで当選していたら82歳の議員がいることになり、これはもう読売の渡辺恒雄(88)と並んで最大の老害であったろうと思っています。幸い今は、渡辺恒雄だけになりましたが(笑)。
元気だから、はだめで、「まだ行ける」は「もう危ない」と交通標語も語っています(笑)。
それにしても立派に投票権がある国で暫定投票率が50%強とは情けない。
あふぎみれば
選択の自由を、とて、もだえこがれたまひける武者(むさ)を香港(ほんこん)にみゆるなど、また、選択の自由なぞ許さじとばかりかたくななるを北京(ぺきん)にみゆるなど、
ことに、すさまじきぞかし! 〔真っ暗の草紙〕
この選挙結果をみて、ふたたび、超右翼国家〔中国・韓国〕が、「日本が右傾化した」とつぶやくことだらう!
安倍政権が「ライト(右翼)、イチロー」ならば、中国共産党や韓国は1塁側アルプス・スタンドに陣取ってさわぎたてるガラの悪い「超右翼の応援団(右よりさらに右)」か(大笑)。
2014/12/17 加筆:「石原慎太郎引退表明」