私は
「黒田官兵衛」を、いやそもそもNHK大河ドラマそのものを、ほんのわずかな例外は別として、ほとんど見たことがありませんでした。しかしながら 2014/12/21(日曜日) が最終回とのことだったので、やむを得ず?視聴しました。他の作業をしながらでしたが・・・・しょせん私は、多数派には属することができない身なのだと、納得したしだいです(笑)。
少女漫画や宝塚歌劇や歌舞伎などに見られる例の「わざとらしさ」を、そのまま率直に受け入れることが、長期の継続的な視聴につながるのでしょうか。ながら族から一転して真剣に視聴する姿勢へ移行しなかったことからも、明らかでした。
そもそも黒田如水という人物が
織田・豊臣・徳川に関係した人物らしいことは薄々ながら分っていたものの、乱世を巧みに泳ぎ回った人物だったのに違いないと思っておりました。
しかしその実態を、たった1回の最終回を視聴するだけで分るはずがなく、いまだもってもやもやとしておりまする(笑)。
それぞれの人物の発言内容は、いままで視聴している人だけにわかるもので、最終回だけを見た私には、ほとんど意味が分りませんでした。
この種の歴史ドラマで気になるのは
- 史実に反しない限り、どこまでも想像を膨らませることができるのが小説家であること。
- 新しい史実が発見されると、この種の「想像」は、虚しく消えてしまうこと。
- とにかく、わかりやすくしようと、物事を単純化しすぎる嫌いがあること。
ということで、今でも殆ど興味がありません(大笑)。
おもしろいのは
- この大河ドラマに出演した人同士が、これからも引き続き何らかの関連をもって生きてゆくことだろうこと。
- この大河ドラマに出演したことが、何らかの「実績」になって、それぞれの俳優たちの将来を位置付けるのだろうこと。
- いたずらに、多様な「有名人」をちりばめて、何とか多くの視聴者の好みを惹きつけようと頑張っているNHKの姿勢。
などが想像されました。
思い出される現代の「黒田」さんといえば
黒田博樹〔野球〕
黒田知永子〔モデル〕
黒田真由〔体操〕
黒田倫弘〔歌手〕
などです。皆様、どうぞお幸せに!