あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

元気な1人暮らし高齢者/文字が情報になっていない現実

2010年01月06日 | 日々の活動



昨年末来、病院への電話をきっかけに、80歳を超える1人暮らしの元気な女性に寄り添っています。

そもそもは、市内の大好きな温泉へ湯治に行くためのバス路線を何とかしてほしい、という要望でした。その温泉施設は、いわき市もおおいにかかわっているので当然の話です。

うかがって話を聞くと、介護や医療や今後の住まいのことなどで話題が広がってはいました。

ともかくきょう、話題になった温泉施設の宿泊料金や新春の高齢者向け「とくとく企画」をお知らせにたずねました。

その施設の宣伝リーフレットの文字が彼女にとっては小さく、読めなかったので、私が大きな字で手書きすると、「これはいい、知らせてもらってよかった、仲間にも知らせて誘って行きたい」と大喜びです。

「文字情報」は、彼女たちのように、体は元気だけれども、大きな文字でなければ目に見えない人たちにとっては、まったく情報にはなっていない、ということに気づかされた思いです。

高齢者が自由に出かけられる「足」もなければ、必要な情報も、活字としてはあるのに、当事者にはほとんど届いていないことを、行政としても、事業所としても直視しないとなりません。