浜通り医療生協の「九条の会」(準備会)による、「靖国神社・江戸東京博物館見学ツアー」に参加しました。
やはり百聞は一見にしかず。「日本人が戦った歴史をより正しく理解」を広めるために、02年に全面改装された「日本初の軍事博物館」である遊就館(ゆうしゅうかん)を見てまわりました。
日露戦争の「戦勝」について、「特に、アジアの青少年に与えた影響は、20世紀の世界を変える原動力となった」。「満州の歴史」について、「満州事変の後の清朝の宣統帝を元首とする満州国が建設されたが、現在は中国が支配し東北部と称している」。日本の降伏にいたる過程でも、日本は42年から終戦・和平工作の努力を重ねたが「米国には早期和平の意志はなく、ポツダム宣言まで、交渉の機会が訪れることはなかった」。
なによりも、青少年向けの無料リーフレットには、「日清戦争」から「大東亜戦争(第二次世界大戦)」にふれた部分で「日本の独立をしっかりと守り、平和な国として、まわりのアジアの国々と共に栄えていくためには、戦わなければならなかったのです」と説明しています。
「侵略」とか「植民地支配」はありえず、日本の独立とアジアのための正しい戦争であった、という主張が堂々とされています。