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「good design company 1998-2018」 クリエイションギャラリーG8

クリエイションギャラリーG8
「good design company 1998-2018」 
9/12~10/18



クリエイションギャラリーG8で開催中「good design company 1998-2018」を見て来ました。



クリエイティブディレクターの水野学が設立したgood design companyは、これまでにも「くまモン」や中川政七商店、相鉄グループなどのデザインやブランディング、それにトータルディレクションを手がけて来ました。



ネイビーブルーに染める鉄道車両が目を引きました。それが相鉄のデザインブランドアッププロジェクトで、同社が沿線のイメージを一新すべく、車両や駅舎、さらには制服のリニューアルを進めていて、水野学がデザインの総合監修を担いました。



ベイスターズカラーならぬ、横浜を代表するブルーは車両を艶やかに包み込んでいて、確かに以前の相鉄線の車両とは一線を画していました。最も新しい20000系は本年の2月より運用を開始していて、前面のデザインは水野が親しんでいた寝台特急の機関車のグリルをモチーフにしていました。かなり個性的なマスクと言えるかもしれません。



私の愛飲のお酒も水野がブランディングを行っていました。それが宮崎の老舗焼酎メーカーの黒木本店で、百年の孤独やきろく、それに山ねこなどの焼酎を製造しています。私も、きろくや山ねこが大好きで、ロック、水割り、お湯割と飲み方をかえながら、常日頃いただいています。



水野と黒木本店の出会いは2013年に遡ります。黒木本店は既に多くのリピーターを抱えていたものの、これからは商品だけではなく、企業全体の価値向上も重要と考え、水野にブランディングを依頼しました。



一升瓶ボトルが並ぶ姿は壮観でもありますが、確かに統一したデザインなどは、ともするとやや前時代的な焼酎のパッケージとは異なっているかもしれません。化粧箱入りで、バカラ製のボトルで話題を集めた、「百年の孤独」のプレミアム版こと「百年のボトル」は、まさに宝石のごとくに輝いて見えました。



ほかには森美術館の「ル・コルビュジエ展」、NTTドコモの「iD」、宇多田ヒカルの「SINGLE COLLECTION Vol.2」、東京ミッドタウンの「MIDTOWN SUMMER」などのディレクションも目を引きました。それにしてもgood design companyの活動は実に幅広く、多岐に渡っていて、目をしたことは1度や2度ではなく、もはや日常の生活に根ざしていると言えるかもしれません。



小さな附箋にも要注目です。ここには、good design companyで活動するデザイナーらが、各ディレクションに際して留意したことや、制作プロセスなどをメモ書きで記されていました。デザイナーの生の声を知ることが出来るのではないでしょうか。


good design companyの20年の軌跡が濃縮されています。撮影も可能でした。



10月18日まで開催されています。

「good design company 1998-2018」 クリエイションギャラリーG8@g8gallery
会期:9月12日(水)~10月18日(木)
休館:日・祝日。
時間:11:00~19:00。
料金:無料。
住所:中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
交通:JR線新橋駅銀座口、東京メトロ銀座線新橋駅5番出口より徒歩3分。
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