9月の展覧会・ギャラリー

9月に見たい展覧会をリストアップしてみました。

展覧会

・「東洋・日本陶磁の至宝ー豊麗なる美の競演」 出光美術館(~9/25)
・「浮世絵 六大絵師の競演ー春信・清長・歌麿・写楽・北斎・広重」 山種美術館(~9/29)
・「ハウステンボスコレクション M.C.エッシャー展」 そごう美術館(9/11~10/10)
・「小川信治ーあなた以外の世界のすべて/岡崎和郎 Who's Whoー見立ての手法」 千葉市美術館(9/7~10/30)
・「驚きの明治工藝」 東京藝術大学大学美術館(9/7~10/30)
・「鈴木其一 江戸琳派の旗手」 サントリー美術館(9/10~10/30)
・「動き出す!絵画ーペール北山の夢ーモネ、ゴッホ、ピカソらと大正の若き洋画家たち」 東京ステーションギャラリー(9/17~11/6)
・「杉本博司 ロスト・ヒューマン」 東京都写真美術館(9/3~11/13)
・「松島瑞巌寺と伊達政宗」 三井記念美術館(9/10~11/13)
・「朝井閑右衛門展 空想の饗宴」 練馬区立美術館(9/18~11/13)
・「NEW VISION SAITAMA 5 迫り出す身体」 埼玉県立近代美術館(9/17~11/14)
・「没後110年 カリエール展」 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(9/10~11/20)
・「香月泰男と丸木位里・俊、そして川田喜久治ーシベリアシリーズ・原爆の図・地図」 平塚市美術館(9/17~11/20)
・「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」 茨城県北地域6市町内各会場(9/17~11/20)
・「モードとインテリアの20世紀ーポワレからシャネル、サンローランまで」 パナソニック汐留ミュージアム(9/17~11/23)
・「20世紀オランダの暮らしとアート リートフェルト/ブルーナ/ADO」 東京オペラシティアートギャラリー(9/17~11/23)
・「平安の秘仏ー滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」 東京国立博物館(9/13~12/11)
・「さいたまトリエンナーレ2016」 さいたま市内各会場(9/24~12/11)
・「ダリ展」 国立新美術館(9/14~12/12)
・「クリスチャン・ボルタンスキー アニミタスーさざめく亡霊たち」 東京都庭園美術館(9/22~12/25)
・「篠山紀信 快楽の館」 原美術館(9/3~2017/1/9)
・「レオナール・フジタとモデルたち」 DIC川村記念美術館(9/17~2017/1/15)

ギャラリー

・「小柳裕ー光源 Source of Light」 ケンジタキギャラリー(~10/1)
・「蓮沼執太 作曲的 compositions : rhythm」 スパイラルガーデン(9/27〜10/5)
・「万代洋輔展」 TARO NASU(9/9~10/7)
・「大巻 伸嗣ーLiminal」 アートフロントギャラリー(9/9~10/10)
・「アニッシュ・カプーア個展」 SCAI THE BATHHOUSE(9/9~10/15)
・「トランス/リアルー非実体的美術の可能性 vol.4 相川勝・小沢裕子」 ギャラリーαM(9/10~10/15)
・「Welcome to the AWESOME MANSION」 山本現代(9/10~10/15)
・「浅井裕介 胞子と水脈」 URANO(9/10~10/15)
・「ignore your perspective 35 外見の違うハードコア」児玉画廊|天王洲(9/10~10/22)
・「そばにいる工芸展」 資生堂ギャラリー(9/6~10/25)
・「ノザイナー かたちと理由」 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(9/16~10/31)
・「樫木知子展」 オオタファインアーツ(9/24~11/19)
・「水屋・水塚ー水防の知恵と住まい展」 リクシルギャラリー(9/8~11/26)
・「ホセ・パルラ Small Golden Suns」 ユカ・ツルノ・ギャラリー(9/10~12/3)

さて9月に入り、秋の展覧会シーズンということなのでしょうか。今月から始まる展覧会が目白押しです。

まずは琳派です。サントリー美術館にて鈴木其一展が開催されます。



「鈴木其一 江戸琳派の旗手」@サントリー美術館(9/10~10/30)

各種江戸絵画展でもすっかりお馴染みの其一。年々人気が高まっている感もありますが、単独での回顧展は稀です。まさに琳派ファン待望の企画と言っても差し支えありません。

中でも注目なのはメトロポリタン美術館の「朝顔図屏風」がやってくることです。同屏風はかつての大琳派展(東京国立博物館)にも不出品。過去、国内で展示されたのは2004年のRIMPA展(東京国立近代美術館)にまで遡らなくてはなりません。

ここは私も大好きな其一です。展示替えの全期間を追っかけるつもりで行きたいと思います。(朝顔図屏風は全期間展示。)

おおよそ2年間の改修工事が終わりました。東京都写真美術館が9月3日にリニューアルオープンします。



「杉本博司 ロスト・ヒューマン」@東京都写真美術館(9/3~11/13)

リニューアルを飾るのは「杉本博司 ロスト・ヒューマン」と「世界報道写真展2016」の2展です。杉本というと、昨年にも千葉市美術館で個展が行われましたが、今回は新シリーズの写真作品を交え、杉本自身のテキストを踏まえながら、「歴史や文明についてのインスタレーション」(公式サイトより)を巡る内容となるそうです。相当に作り込んだ空間になることも予想されます。

この秋、最も話題を集める展覧会となるやもしれません。国立新美術館でダリ展が始まります。



「ダリ展」@国立新美術館(9/14~12/12)

既に先行して京都市美術館でも開催中のダリ展。出品作は250点にも及びます。大規模な回顧展としては日本で約10年です。ダリの芸術を俯瞰する良い機会になるのではないでしょうか。

天王洲アイルに新しいギャラリースペースがオープンします。

9月10日、天王洲アイルに新スペース「TERRADA Art Complex」がオープン!(TOKYO ART BEAT)

オープンするのは児玉画廊、URANO、山本現代、ユカ・ツルノ・ギャラリー。URANOと山本現代はともに白金、またユカ・ツルノは東雲よりの旧スペースから移転です。児玉画廊は白金のスペースをそのまま残すそうです。こちらも見に行きたいと思います。

夜間延長開館の新たな取り組みです。国立の主な博物館と美術館が、今月より土曜日も20時まで開館します。

「国立美術館・博物館、土曜も8時まで 開館時間延長」(日本経済新聞)
「国立美術館・博物館の夜間開館の拡充について」(文化庁)

対象は原則的に常設展です。特別展は個々に主催者と別途調整されます。なお国立西洋美術館は土曜の夜間開館時の入館料が無料となります。(来年3月末まで)世界遺産登録を記念してのことだそうです。

それでは今月もどうぞ宜しくお願いします。
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