都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
2月の展覧会・ギャラリー
2月中に見たい展覧会をリストアップしてみました。
展覧会
・「あざみ野フォト・アニュアル 新井卓」 横浜市民ギャラリーあざみ野(~2/26)
・「第9回恵比寿映像祭 マルチプルな未来」 東京都写真美術館(2/10~2/26)
・「画と機 山本耀司・朝倉優佳」 東京オペラシティアートギャラリー(~3/12)
・「リニューアル記念 特別名品展+杉本博司『海景ーATAMI』」 MOA美術館(2/5~3/14)
・「アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きのポエティクス/ストラクチャー」 NTTインターコミュニケーション・センター(~3/20)
・「根付~江戸と現代を結ぶ造形」 三鷹市美術ギャラリー(~3/20)
・「MOTサテライト 2017春 往来往来」 清澄白河エリア(2/11〜3/20)
・「マティスとルオーー手紙が明かす二人の秘密」 パナソニック汐留ミュージアム(~3/26)
・「カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命」 埼玉県立近代美術館(2/11~3/26)
・「江戸に長崎がやってきた!長崎版画と異国の面影」 板橋区立美術館(2/25~3/26)
・「FACE展2017 損保ジャパン日本興亜美術賞展」 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(2/25~3/30)
・「ティツィアーノとヴェネツィア派展」 東京都美術館(~4/2)
・「すみだ北斎美術館を支えるコレクター ピーター・モースと楢﨑宗重」 すみだ北斎美術館(2/4~4/2)
・「第20回岡本太郎現代芸術賞」 川崎市岡本太郎美術館(2/3~4/9)
・「お蔵出し!練馬区立美術館コレクション展」 練馬区立美術館(2/23~4/9)
・「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力」 Bunkamura ザ・ミュージアム(2/23~4/16)
・「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」 原美術館(~5/7)
・「オルセーのナビ派展:美の預言者たちーささやきとざわめき」 三菱一号館美術館(2/4~5/21)
・「草間彌生 わが永遠の魂」 国立新美術館(2/22~5/22)
・「シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才」 国立西洋美術館(2/28~5/28)
・「アスリート展」 21_21 DESIGN SIGHT(2/17~6/4)
・「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」 森美術館(2/4~6/11)
ギャラリー
・「渡辺豪展」 URANO(〜2/25)
・「和田礼治郎/アリエル・シュレジンガー」 SCAI THE BATHHOUSE(〜2/25)
・「久保ガエタン展」 児玉画廊|天王洲(~3/4)
・「此処から彼方」 アキバタマビ21(〜3/5)
・「南条嘉毅展・カネコタカナオ展」 アートフロントギャラリー(2/10〜3/5)
・「荒川医 Tryst」 タカ・イシイギャラリー東京(2/10〜3/11)
・「伊庭靖子展」 MISA SHIN GALLERY(〜3/18)
・「堀部安嗣展 建築の居場所」 TOTOギャラリー・間(~3/19)
・「トランス/リアルー非実体的美術の可能性 vol.7 田中和人」 ギャラリーαM(2/18~3/25)
・「三嶋りつ惠 星々」 シュウゴアーツ(2/18〜4/1)
・「Chim↑Pom展 The other side」 無人島プロダクション(2/18〜4/2)
・「ダン・フレイヴィン展」 エスパス ルイ・ヴィトン東京(2/1~9/3)
まずは私が最も期待している展覧会です。シャセリオー展が国立西洋美術館で始まります。
「シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才」@国立西洋美術館(2/28~5/28)
シャセリオーはフランスのロマン主義の画家です。当初はアングルの門下でした。37歳で早逝。それ故かフランスでも評価が遅れました。もちろん日本でも知られていません。とはいえ、チラシ表紙の肖像画からして甘美でかつ艶やかです。図版でも魅力を感じはしないでしょうか。
絵画40点。それに水彩と素描の30点が加わります。さらにシャセリオーから影響を受けたモローやシャヴァンヌにも触れるそうです。国内初の回顧展です。楽しみにしたいと思います。
今年の展覧会の中でも特に人気を集めるのかもしれません。草間彌生の個展が国立美術館で開催されます。
「草間彌生 わが永遠の魂」@国立新美術館(2/22~5/22)
今もなお旺盛に制作を続けるという草間。何と出展数は270点です。うち日本初公開は130点。2009年から続く「わが永遠の魂」が大半を占めます。新美術館の広大なスペースを色彩やドットで埋め尽くすのではないでしょうか。
長期休館中の東京都現代美術館がサテライトイベントを開催します。
「MOTサテライト 2017春 往来往来」@清澄白河エリア(2/11〜3/20)
舞台は美術館のある清澄白河エリア一帯。工場跡地や旧駄菓子屋が会場です。そこで松江泰治や毛利悠子らの展示のほか、ワークショップやトークなどの様々なイベントが行われます。歩いて回るのも面白そうです。
約1年ぶりです。改修工事を終えた熱海のMOA美術館が2月5日にリニューアルオープンします。
「リニューアル記念 特別名品展+杉本博司『海景ーATAMI』」@MOA美術館(2/5~3/14)
新スペースの設計は杉本博司と榊田倫之による新素材研究所です。光琳の「紅白梅図屏風」をはじめとするコレクションの名品とともに、杉本の映像作品のほか、熱海を捉えた「海景」シリーズが展示されます。熱海は既に梅も見頃を迎えています。多くの方で賑わうのではないでしょうか。
それでは今月も宜しくお願い致します。
展覧会
・「あざみ野フォト・アニュアル 新井卓」 横浜市民ギャラリーあざみ野(~2/26)
・「第9回恵比寿映像祭 マルチプルな未来」 東京都写真美術館(2/10~2/26)
・「画と機 山本耀司・朝倉優佳」 東京オペラシティアートギャラリー(~3/12)
・「リニューアル記念 特別名品展+杉本博司『海景ーATAMI』」 MOA美術館(2/5~3/14)
・「アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きのポエティクス/ストラクチャー」 NTTインターコミュニケーション・センター(~3/20)
・「根付~江戸と現代を結ぶ造形」 三鷹市美術ギャラリー(~3/20)
・「MOTサテライト 2017春 往来往来」 清澄白河エリア(2/11〜3/20)
・「マティスとルオーー手紙が明かす二人の秘密」 パナソニック汐留ミュージアム(~3/26)
・「カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命」 埼玉県立近代美術館(2/11~3/26)
・「江戸に長崎がやってきた!長崎版画と異国の面影」 板橋区立美術館(2/25~3/26)
・「FACE展2017 損保ジャパン日本興亜美術賞展」 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(2/25~3/30)
・「ティツィアーノとヴェネツィア派展」 東京都美術館(~4/2)
・「すみだ北斎美術館を支えるコレクター ピーター・モースと楢﨑宗重」 すみだ北斎美術館(2/4~4/2)
・「第20回岡本太郎現代芸術賞」 川崎市岡本太郎美術館(2/3~4/9)
・「お蔵出し!練馬区立美術館コレクション展」 練馬区立美術館(2/23~4/9)
・「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎!世界が認めたその画力」 Bunkamura ザ・ミュージアム(2/23~4/16)
・「エリザベス ペイトン:Still life 静/生」 原美術館(~5/7)
・「オルセーのナビ派展:美の預言者たちーささやきとざわめき」 三菱一号館美術館(2/4~5/21)
・「草間彌生 わが永遠の魂」 国立新美術館(2/22~5/22)
・「シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才」 国立西洋美術館(2/28~5/28)
・「アスリート展」 21_21 DESIGN SIGHT(2/17~6/4)
・「N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅」 森美術館(2/4~6/11)
ギャラリー
・「渡辺豪展」 URANO(〜2/25)
・「和田礼治郎/アリエル・シュレジンガー」 SCAI THE BATHHOUSE(〜2/25)
・「久保ガエタン展」 児玉画廊|天王洲(~3/4)
・「此処から彼方」 アキバタマビ21(〜3/5)
・「南条嘉毅展・カネコタカナオ展」 アートフロントギャラリー(2/10〜3/5)
・「荒川医 Tryst」 タカ・イシイギャラリー東京(2/10〜3/11)
・「伊庭靖子展」 MISA SHIN GALLERY(〜3/18)
・「堀部安嗣展 建築の居場所」 TOTOギャラリー・間(~3/19)
・「トランス/リアルー非実体的美術の可能性 vol.7 田中和人」 ギャラリーαM(2/18~3/25)
・「三嶋りつ惠 星々」 シュウゴアーツ(2/18〜4/1)
・「Chim↑Pom展 The other side」 無人島プロダクション(2/18〜4/2)
・「ダン・フレイヴィン展」 エスパス ルイ・ヴィトン東京(2/1~9/3)
まずは私が最も期待している展覧会です。シャセリオー展が国立西洋美術館で始まります。
「シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才」@国立西洋美術館(2/28~5/28)
シャセリオーはフランスのロマン主義の画家です。当初はアングルの門下でした。37歳で早逝。それ故かフランスでも評価が遅れました。もちろん日本でも知られていません。とはいえ、チラシ表紙の肖像画からして甘美でかつ艶やかです。図版でも魅力を感じはしないでしょうか。
西洋美術館の門の外に設置されている看板が、クラーナハからシャセリオーに変わりました。いよいよ開幕まであと1ヶ月です! pic.twitter.com/vD7hfphcpd
— シャセリオー展 (@chasseriau2017) 2017年1月26日
絵画40点。それに水彩と素描の30点が加わります。さらにシャセリオーから影響を受けたモローやシャヴァンヌにも触れるそうです。国内初の回顧展です。楽しみにしたいと思います。
草間彌生《木に登った水玉2017》。展覧会は2月22日(水)からですが、実は既に一部の作品の展示が始まっています!国立新美術館の開館日であれば、ご覧いただけます(芝生、植え込みへの立ち入り、および土を踏むことは、ご遠慮ください)。 https://t.co/PBHGmbCx56 pic.twitter.com/61aSRJPng3
— 「草間彌生 わが永遠の魂」展(公式) (@kusama2017) 2017年1月23日
今年の展覧会の中でも特に人気を集めるのかもしれません。草間彌生の個展が国立美術館で開催されます。
「草間彌生 わが永遠の魂」@国立新美術館(2/22~5/22)
今もなお旺盛に制作を続けるという草間。何と出展数は270点です。うち日本初公開は130点。2009年から続く「わが永遠の魂」が大半を占めます。新美術館の広大なスペースを色彩やドットで埋め尽くすのではないでしょうか。
長期休館中の東京都現代美術館がサテライトイベントを開催します。
MOTサテライトの舞台は遠い昔、松尾芭蕉が居を構え、「おくのほそ道」の旅へと出発した場所。ここは古いものと新しいもの、人々の様々な思いや記憶の往来の舞台となった地です。アーティストたちと美術館、ここに立つすべての皆様の新たな往来へ!https://t.co/JFNG1oQXFn pic.twitter.com/kizdxF3NeD
— 東京都現代美術館 (@MOT_art_museum) 2016年11月22日
「MOTサテライト 2017春 往来往来」@清澄白河エリア(2/11〜3/20)
舞台は美術館のある清澄白河エリア一帯。工場跡地や旧駄菓子屋が会場です。そこで松江泰治や毛利悠子らの展示のほか、ワークショップやトークなどの様々なイベントが行われます。歩いて回るのも面白そうです。
約1年ぶりです。改修工事を終えた熱海のMOA美術館が2月5日にリニューアルオープンします。
「リニューアル記念 特別名品展+杉本博司『海景ーATAMI』」@MOA美術館(2/5~3/14)
新スペースの設計は杉本博司と榊田倫之による新素材研究所です。光琳の「紅白梅図屏風」をはじめとするコレクションの名品とともに、杉本の映像作品のほか、熱海を捉えた「海景」シリーズが展示されます。熱海は既に梅も見頃を迎えています。多くの方で賑わうのではないでしょうか。
それでは今月も宜しくお願い致します。
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