都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「竹川宣彰展」 オオタファインアーツ
オオタファインアーツ(港区六本木6-8-14 コンプレックス北館1階)
「竹川宣影展」
5/26-6/30
オオタファインアーツで開催中の「竹川宣影展」です。さながら特大サイズのお手玉とでも言うような「七宝毬」と、大きな蝉のオブジェが空間を飾り立てていました。
「七宝毬」の大きさは直径30センチほどでしょうか。それらがショーケースのような棚に整然と並んでいます。表面には刺繍のような紋様が配され、形も完全な「球」と言うより、まるでいくつもの花びらを象ったかのような姿をしていました。また図柄も桜や菊の花など、いわゆる「和テイスト」を思わせます。艶やかです。
その毬を守るようにしているのが、二匹の「蝉」のオブジェでした。一匹は壁にへばりつき、今にも鳴かんとするばかりの格好をしていますが、もう一匹は展示台の上にしっかりと静止しています。これと毬との関係は如何なるものなのでしょう。
もしかしたらそのヒントを示すのは、展示室正面に掲げられた一枚の絵、「蝉のふ化と私」にあるのかもしれません。人より分化する蝉の様子が、まるで図表のように描かれています。
この展示だけで作者の意図や魅力を感じるのは極めて困難ですが、これからも気に留めて見続けてたいとは思いました。
今月30日までの開催です。(6/2)
「竹川宣影展」
5/26-6/30
オオタファインアーツで開催中の「竹川宣影展」です。さながら特大サイズのお手玉とでも言うような「七宝毬」と、大きな蝉のオブジェが空間を飾り立てていました。
「七宝毬」の大きさは直径30センチほどでしょうか。それらがショーケースのような棚に整然と並んでいます。表面には刺繍のような紋様が配され、形も完全な「球」と言うより、まるでいくつもの花びらを象ったかのような姿をしていました。また図柄も桜や菊の花など、いわゆる「和テイスト」を思わせます。艶やかです。
その毬を守るようにしているのが、二匹の「蝉」のオブジェでした。一匹は壁にへばりつき、今にも鳴かんとするばかりの格好をしていますが、もう一匹は展示台の上にしっかりと静止しています。これと毬との関係は如何なるものなのでしょう。
もしかしたらそのヒントを示すのは、展示室正面に掲げられた一枚の絵、「蝉のふ化と私」にあるのかもしれません。人より分化する蝉の様子が、まるで図表のように描かれています。
この展示だけで作者の意図や魅力を感じるのは極めて困難ですが、これからも気に留めて見続けてたいとは思いました。
今月30日までの開催です。(6/2)
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