都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「忽那光一郎 風速0」 ラディウム-レントゲンヴェルケ
ラディウム-レントゲンヴェルケ(中央区日本橋馬喰町2-5-17)
「忽那光一郎 風速0」
7/2-31
レントゲンヴェルケで開催中の「忽那光一郎 風速0」へ行ってきました。
作家プロフィールについては同画廊WEBサイトをご覧下さい。近作の画像もいくつか掲載されています。
忽那光一郎@レントゲンヴェルケ
最近では同じくレントゲンの「ラントシャフト」展などに出品がありました。
例えば東京の湾岸地域の工場群や橋の夜景を撮る忽那の作品は、まさにクールという言葉が相応しいものばかりでしたが、とりわけ美しいのは、その上空にのびる翼端灯などの光の痕跡でした。空間だけでなく、まるで時間までを凍らせるかのように収めた様子は、無機質でありながら雑多な都会を全く澱みのない澄み渡った光景に表しています。東京の夜空が、限りなく深い藍色をたたえた海のように見えるのには驚かされました。
今、話題となっている東京湾で建設中の東京港臨海大橋を写した作品にも要注目です。組み合わさって展開するトラスの姿は、まるで海を横切る巨大な怪獣のようでした。
31日まで開催されています。
*画像は画廊からいただいたメールより転載しました。
「忽那光一郎 風速0」
7/2-31
レントゲンヴェルケで開催中の「忽那光一郎 風速0」へ行ってきました。
作家プロフィールについては同画廊WEBサイトをご覧下さい。近作の画像もいくつか掲載されています。
忽那光一郎@レントゲンヴェルケ
最近では同じくレントゲンの「ラントシャフト」展などに出品がありました。
例えば東京の湾岸地域の工場群や橋の夜景を撮る忽那の作品は、まさにクールという言葉が相応しいものばかりでしたが、とりわけ美しいのは、その上空にのびる翼端灯などの光の痕跡でした。空間だけでなく、まるで時間までを凍らせるかのように収めた様子は、無機質でありながら雑多な都会を全く澱みのない澄み渡った光景に表しています。東京の夜空が、限りなく深い藍色をたたえた海のように見えるのには驚かされました。
今、話題となっている東京湾で建設中の東京港臨海大橋を写した作品にも要注目です。組み合わさって展開するトラスの姿は、まるで海を横切る巨大な怪獣のようでした。
31日まで開催されています。
*画像は画廊からいただいたメールより転載しました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 「暗がりの明... | 「奈良の古寺... » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |