老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

猫 賢いよ     😹 (=^・^=)

2017-01-26 11:18:06 | 俳句

     

馬酔木が固い莟をつけている。
白い花かな?それともピンク?
垂れ下がっているのが花に開いて鈴のように揺れるのももうすぐだ。

     💌    たとふれば簪馬酔木の莟みかな

     💌    冬木の芽大きな玻璃を雲流れ

       

この猫さま。
なんといいましょうか。お利口といおうか?

         

寒いから、電気敷布に弱の電気を入れっぱなしにしている。
猫はこの椅子を占領してここから離れようとしない。

最近は、猫のおしっこに悩まされた。
絨緞、炬燵布団は二枚、座布団と粗相を繰り返した。
猫トイレを二階に置いてある。
階下でいると面倒なのかそれとも二階へ行くのが間に合わないのか?
それで猫のトイレをもう一個、買ってきた。
それを階下のリビングに置いた。都合二か所、猫のトイレを用意した。

階下にトイレを置いて二日めから。二階のトイレで「うんち」
階下のトイレで「おしっこ」と使い分けるようになった。

「うんち」はこの猫のリズムから、夜やっている。
階下のリビングから離れようとしない猫が「うんち」は寒くても二階まで上がって来てやっている。
最初は おやおや と思っていたけれど、毎日これが続いている。
この猫は以前から うんちやおしっこをすると、必ず大きな声で知らせる。
この声に気づくと猫トイレの始末をしていた。
今でも必ずおしっこ、うんちをすると、知らせるが、夜中に二階に上がってきてうんちをした時は鳴かないのか、それとも夫婦共気が付かないのか朝まで気が付かない。
リビングに置いてあるトイレには、おしっこをしている。

綺麗好きでグルメな猫。
可愛いいたらありゃしない。

      💐    寒木瓜や句と人格は平行す

昨日、こんな俳人に偶然会った。いやはや。
挨拶をしてもろくろくこちらを見ない。
無視。気配りもできないようでは、大成はしない。


      💐    反芻の牛の眼や冬青空






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M先生

2017-01-25 11:16:00 | 俳句
      

10センチくらいの小さな花瓶。

この花瓶は中学校の一年生の時に受け持ちであったМ先生が焼いた。
先生は退職をしてから、陶芸を趣味にしていた。
窯を作って陶芸教室で何人かのお生徒さんの指導もしていた。
娘さんが医者、孫さんも医者に。
そのお孫さんの結婚式には引出物の菓子鉢を添えたと言う。実家にもその深い藍色の深手の菓子鉢があった。
そんな先生の作品である。

ある時、訪ねて行ったことがある。
工房に所狭しと、作品が置いてある。
大きな壺から小さな茶入れまである。
私達夫婦に「どれでも、好きなのを一個づづあげる」と言って下さった。
夫は直径20センチくらいの丼のようなお皿のような茶系統の焼き物を選んだ。
私は隅っこにあった、この小さな壺を手に取り
「私はこれがいい」と言った。
先生は、「うーん」と言ったが
「ああ、、、それいいだろう、茶入れと友人から頼まれて焼いたうちのひとつだ。Nちゃんはこれがいいか」と言って下さった。

何か感じるものがあったけれど、気に入ったことを喜んで下さっているし有難くいただいた。

中学一年に入学して間もない頃。
英語で一月から十二月まで英語で言えるようにと宿題があった。
英語の時間に、私の筋に並んでいる者が前から次々と指され。
前の者も私も皆がずるをして、一月は言えても後がつづかなかった。
私は身体が大きいものだから、席が一番後ろであった。
前の友と同じように、言えなかった。
「N 放課後までに憶えて職員室に来なさい」
なんで私だけと不満であったが、放課後までに憶えて職員室に行った。
その日は職員会議が有る日。
先生達が三々五々職員室に集まってくる。
私が立って、英語の先生の前で「Januay Febuary、、、」
と言い出すと先生方がにやにやとしてこちらをみているような、、、?
そんな気がして恥ずかしかった。
英語の先生も一年生の受持ちで、M先生も一年生の受持ちであるから席が並んでいる。
「、、、、December]最後まで言うことができた。
「よろしい」と英語の先生。
隣のM先生と目があうと、うんとうなづいてくれた。

色々と想い出はあるけれど、この想い出も忘れられない想い出の一つである。

そのM先生の焼いた花瓶に今日は庭の山法師の莟みを挿した。

     💐    風花と妻はなやかな声あげぬ




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おお 寒い

2017-01-24 10:30:18 | 俳句
      

おお寒い。
今朝は今も、陰には雪が残っている。
日の射す場所はみな消えているが少しだけ凍っているようだ。

さぶい、さぶいニュース。
寒い文部科学省関係。
天下りに次官も関係していたと。
徳育だの倫理だの教育をしている人達が勤めている本家本元の機関の最高部署を管轄するとこではないのかな? 道徳精神の欠如もはなはだしい。
法律は破るためにあると、子供に教えているのかい。

それが今どうして、?
政府もここら辺りに目を逸らしてしておいて、やりたいことをやる間の目くらだましに使っているなではないかなぞと、斜交いに見ているのだけれど。私はそんな風に勘ぐってはいるが。
ちょっと度が過ぎたのが文部省。一番に槍玉にあげた。
しかしこんなニュースが流れるようじゃ、当たり前とも。

横浜の教育長の発言が、今日は批判をされている。子供の教育より、自分のキャリアを優先しているとこんな人間になる。

私は表面だけ見て裏側を知らない。、、、、しかし無い知恵をはたらかせても、諸々のことの積み重なりであろう。一概の黒白はつけられぬ。背景を想像するのが大人であろうのに。
「わずかゲームに使ったのは150万円じゃない、8万円、、だって。」
<ゲーム場が領収書を発行するのかしらね>

「いじめ」でないと判断をする、教育関係者諸君、顔を洗えよ、月給泥棒じゃあないか。もっと調べろよ。
むかつくような記事を読んだ。



雪の上の空。
芽をつけた樹々が大空に枝を張っている。
可哀そうにこの杏の木ももうすぐ、実を大きくするために剪定をされるだろう。

      💌    春を待つ蜂の巣箱のありにけり

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冬籠もり

2017-01-23 10:51:55 | 俳句
        

昨日は寒くて外に一歩も出なかった。
薬屋へ買物に行った夫が
「半端な寒さじゃない」
と顔を真っ赤にして帰る。
一日中、炬燵のお守り。
図書館で借りてきた、時代小説を読む。

       

以前に作った壁に掛けている小さな小物が汚れていたから洗濯を。
古い布を使って、手芸の本を参考に作った。

     

毎日、昨年はこんな ブログ を書いていましたとメールが来る。
なんともまあ、読み返してみると、同じようなことを書いている。
俳句も考えも成長ならぬ後退をしている。
猫どころか、私の認知症もそこそこ始まっているようである。

    💐    三寒四温老猫は認知症はも

しりとり俳句で三寒四温を繋ぐ。
この季語が前に無かったらこの句は生まれなかった。


 
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仏画のよう、、、、稀勢の里の顔

2017-01-22 10:14:53 | 俳句
    

こぶ鯛。
活魚の料理店の水槽で泳いでいた。この水槽で長く飼われているのか、目に元気がない。
グロテスクともユーモアとも。
おでこがたんこぶのように突きでている。
これぞ目の上のたんこぶである。
九州から東北にかけて日本の海ではいるそうだ。
とくに多いのが瀬戸内海で、釣り人はこの魚を釣りたいと、大会も開くそうである。

       

稀勢の里 優勝おめでとう。
やっと念願の初優勝を果たした。

稀勢の里が土俵の下に座り、出番を待っている時の顔。
いつも彼の顔をみながら、何と良いお顔かと思う。

「まるで仏画の仏さま」のようなお顔に見えるから。とても良いお顔なのである。
下を向き瞑想をしているような半眼で、そして下膨れの頬。
唇の形がまことに良いのだ。奈良の大仏さまと同じような口元をしている。

勝って 「どうだ 俺は強いのだ」と天井と辺りを見回す時の顔とは全く違う。
ふてぶてしい顔でも良い。勝って優勝をしろと、仏画のような顔を見ながら何度思ったか知れない。
諦めた。
愛想をつかした。
と思いつつ応援をしていた。
診療内科に行って、開き直る術を聞いてきたら、、とまで思った。強く、強く、鬼になれと、応援をした。

まずは良かった。
次は 横綱 だ。頑張れ! 頑張れ!

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