老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

雪の残る山

2017-01-27 18:59:20 | 俳句
   

実家のある徳島県へ。
四国山脈に残る雪が見える。
この四、五日の寒さに降った雪であろう。
天気予報もしきりに徳島県地方には雪が降ると告げていた。
香川県は山沿いでは雪になります。、、と言葉を使い分けていた。

    

近くの山には一部、残っているのが良く見える。
子供の頃には良く見慣れた景色である。
懐かしくもある。
車中から写真を撮ったから、どれも電線が写っている。

太平洋から吹く冷たい風が四国山脈の上空で雪となる。
四国山脈で一度弱くなった冷たい風は阿讃山脈に遮られて又一段と弱まる。
県境の峠を一つ越えただけでこうも景色が違うのだ。

私の住んでいる辺りは、余り雨も無くいつも暖かく感ずる。雪が降ると小躍りしたくなる。
北国の人には聞かせられない言葉か。


    💌    素麺を干す産土や寒土用

    💌    いせ辰の粋な風呂敷寒見舞

    💌    淡雪や吾の足跡なき古郷

    💌    風花や古里に逢いたき人亡ず
コメント
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