老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

貸し菜園    🍓

2017-01-28 11:02:12 | 俳句
   

私の住んでいる 団地の「貸し菜園」

団地の住人であれば、空きスペースがあれば誰でも一角を借りて使用をすることができる。
団地から歩いて、近い人では5分、遠い人でも歩いて10分ほどで行ける。
団地は300所帯くらい。そのうち現在は50人くらいが使用をしているだろうか。

      

この辺りの古い地主さんがもう使わなくなった土地を貸してくれたらしい。
年間の使用料が1000円くらい。
地主さんの固定資産税に足りるのかしら。?
泉が三か所ある。
そこから年中、絶えることなく水がわき出している。
それぞれ、自分の借りた区画に近い泉の水を使えばよいようになっている。
この年間使用料の中から 畑を耕す耕運機が二台、倉庫がありそこに仕舞っている。誰でも使いたい時に使っている。

        
      
昨日は暖かだったので散歩の途中に、菜園で働いている方に声をかけて立ち話をした。
豆の世話をしていた。
豌豆の中で、絹さや、グリーンピース、スナック豌豆、そして蚕豆(おたふく豆)が育っている。
豆を這わす細い竹をたてたり、ネットを被せたり結構忙しいと言いつつ楽しげである。
葱と白菜の横の畝には玉ねぎが整然と大きく根を張りつつある。

     

暖かいこの地方であるから、苺が色づいている。
葉が焼けて赤くなった。苺の粒は小さいげれど赤く色づいているのは美味しいと言いながら、一個採ってくれた。
思ったより甘くて美味しい。色づいた苺を時々つまみながら畑仕事をやっていると笑っている。

「田舎くらしも捨てたもんじゃない」
私のブログのタイトルだ。    忘れていた。
田舎 バンザイ、バンザイ。


     💐    海に尻向け大根を抜きにけり

この場所からは瀬戸の海が見える。
説明は必要はないが、五年前にこの場所で詠んだ句。

     💌    水ぬるむこの地に根を張る吾影ぞ
コメント
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