老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

屋島に雲

2024-08-15 15:59:31 | 老人日記
 


朝な夕なに見る屋島の峰。
おおよそ300メートルの高さ。
昨日は長い白い雲が峰を覆っていた。
その向こうには瀬戸の海がある。

屋島の山頂はテーブルのような台形で、八十八か所の札所、屋島寺と水族館とお土産やさんに、ホテルなどの建物がある。

その周りに沿って遊歩道がある。
美しい瀬戸の海を見ながら小一時間の散策ができる。

小鳥が囀り、空気は甘く、若い時は毎日30分をかけて山に登った。
山頂にある、うどん屋で一杯のうどんを食べて、山を下りるのを日課としていた。
何年かこんな生活を楽しんだものだ。

懐かしい。
30分で山頂まで登れたのが、、、。
最近はバスを利用をしなくては、私は登ることできぬ。
それも、もう一年近くも登っていない。
赤松の林、樹海のように樹が茂っている森を抜けると、反対側に行ける小径もある。
楽しい自然に囲まれた場所だ。

家から近くに安全で素晴らしい山歩きの叶う場所があっても、今は宝の持ち腐れ。
老いて、昔を恋うばかり。
淋しい辛い。

         

昨日は白い雲を見ながら、さまざまな思い出が甦った。

朝、昼、晩と三度の食事は夫の世話になった。
部屋に籠って、屋島を眺め、テレビに齧りつき、昼寝をし、無為無策の一日を過ごした。
お腹の調子も悪い。下痢が続いている。
夏バテをしているから仕方ないなぞとは、、、夫は、さぞ持て余しているだろう。


日記代わりのブログでも書いて置かなければ、何が有ったかと、二、三日前のことも思い出せない認知気味、or 健忘症の 😭 オツム なのだ。


      🎆     頬づえをつき秋の雲と語りぬ


      
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