老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

私のおつむは枯れ野色

2017-01-29 12:34:32 | 俳句
毎日、家の中では何も書くことが無い。
習慣のようにパソコンの前に座り、座ればブログのページを開いている。
俳句も駄目。連歌も駄目。自分に愛想をつかしている。
しりとり俳句が、唯一の慰めの場所。それだって、最近はぼちぼちである。

しりとり俳句から生まれた句。

    

     ⛄    冬かもめの中に一羽の雌鴨かな

     ⛄    潮鳴りも荒波も好き冬鴎

     

     ⛄    一度出てみたき句会や冬椿

< 句会にも出ない一年であった。出席いかんにかかわらず唯我独尊になっているので他人の意見に耳をかたむけるのも必要だとは思っている。

     

     ⛄    梅の花水琴を聴く床几かな

     ⛄    白梅や磨崖に残る朱の文字

     ⛄    梅園に蜂の巣箱の一つ増ゆ

     

     ⛄    産土は冬でも春のやうあたたか

     ⛄    たんぽぽ色の昼の灯避寒宿

それぞれしりとりから。

     ⛄    祝ひ酒用意万端春隣

> 稀勢の里の優勝でしりとり句の方々も沸き返っていた。

     ⛄    粉雪や土塀の屋根に布袋さま

     ⛄    冬日濃し長き影置く鳥居かな

     ⛄    ふっくらと蒲団膨らみ日脚伸ぶ

     ⛄    春隣貸した本寄り道をして

オソマツでした。
単なる自己満足の句である。


      
コメント
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