老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

  夫婦の命二つとり止め除夜の鐘

2017-01-03 11:58:38 | 俳句
     

三日早、もうお隣の旦那さんは、果樹の手入れに出ている。
お元気だ。
昨年はお世話をしていた100才の母上があっちの国へ逝ってしまわれた。

     💌    毛糸帽編みかけ刀自の召されたる
              ネット投句で没
見事な達筆で新聞に短歌を投句され、寝る前は本を開きそのまま眠りに誘われてゆく素敵なお婆ちゃんであった。

夫が果樹の手入れをしているのに気がついたらしくコーヒを入れて持って行ったみたい。
暖かい三日、おしゃべりをしているらしいところを撮った。

蜜柑、柿、枇杷、いちぢくが植えられている。
時季、時季の収穫された、果物をいつもいただく。
今年もよろしくお願します。

去年、最後のネット投句。

     🐢    夫婦の命二つとり止め除夜の鐘

               ↑
     🍒    行年や夫婦して二命とり止めぬ

説明にならないようにと。
ネット投句で推敲をして採ってくださった。
この説明とか、月並とか類想、、、、
句会に出ておれば聞ける。
皆さんだって、それぞれご指導を仰いでいるはず。
この積み重なりが勉強になる。
句会に出席できる人は幸せだと思う。羨ましい。





コメント
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