老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

草臥れた

2017-01-07 12:42:56 | 俳句
   

病院通いの始り。
年が明けたからって何か良いことの起りそうな気配はない。

いつものことながらネクラなブログを書き方だな。

久しぶりの汽車での病院に。
11時の列車は、若者半分、それなりの年齢の人でほぼ満員である。
めずらしいと思う。
座れなくて立っている人もいる。
若者は一様に立っていてもスマホを開いている。
黙って、異様な車内と感じつつ、自分も、一応スマホを開いて何かかと、チエクをしている。
元気、溌溂とした空気の無い世の中の象徴みたいだ。

どなたかが オナラ をしたみたい。
思わず鼻の先に手を持っていった。


     ✉    暖房車誰かおならをしたみたい

病院に一番近い駅。
長いホームの下は お稲荷さん のようだ。
幟旗がたくさんはためいていて賑やかで良い。

何と受け付けてから二時間待たされた。
その間に検査の血を採られる。
血管が細いから、若い看護師が一度失敗。
ベテランの看護師に変わって成功。
これも毎度のこと。看護師泣かせの患者なのである。
もれた血で、手の甲が内出血で紫色にはれあがっている。

二時間も待っていると 頭 が痛くなった。
じっと同じ姿勢で座っていたので、筋肉の凝りだとおもう。
こんなことなら、前の公園で時間潰しをしたらよかった。

      💌    室内履きれいな女医やシクラメン

「コレステロールが少し下がっていますね。頑張って下さい。
 医大はいつ行くのですか。 その後で予約をとっておきましょう」
何十年来の医師との今年の最始の診察は終わる。


      💌    恙なき定期健診馬日かな    

      💌    松六日見慣れてきたる暦かな

      💌    救急車のサイレン近づく寒の入り

草臥れた。
迎えに来た夫と食事をし、薬をもらって帰ると四時になろうとしていた。

頭痛が治まらない。風邪薬を飲んで寝る。


      











































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































コメント
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