老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

社会見学

2017-02-24 14:29:31 | 俳句

      
                    ( 近くの幼稚園の鳥小屋 )

  図書館へ行く。

途中、車の中から、黄色い旗を持った先生に連れられた保育園児を見た。

三人の先生が4~5十人の園児を連れて歩いている。
今日は寒いけれど、おだやかな天気なので、外に連れ出したのであろう。
青い帽子とピンクの帽子をかぶった園児がきょろきょろとしながら歩いている。
後ろの先生が遅れる子がいないように。。。。。
真ん中の先生は黄色い旗を持って前、後ろと走っている。。。。。
国道の道。
車はブンブンと横を通りぬける。
目を離さないない、子供が突然異常な行動に出ないよう、外に出たときの先生方の苦労はいかばかりのものであろうか。 大変だ。。。。

図書館に入ると、別の保育園の園児たちであろうか、図書館の見学に来ている。
帽子の色は全員、同じである。
上っ張りの服が色わけされている。

前に立った先生が、何か説明をしているようだ。
全員、借りて来た猫のようにおとなしい。

「みんなー、ここは図書館です。本がたくさんあって、本を貸してくれる所です。
お部屋の中では、お勉強をしたり、本を読んでいる人がいます。
みなさーん、大きな声を出さないように。静かにしましょうねー」
と言っているのであろう。
社会見学のひと足目かな。


幼稚園の先生や保育師さんにもっとたくさんの給料、高額の年収を払えないのであろうか。

せめて丸の内や霞ヶ関で働いている人と同じ給料を。
安い安い賃金で、この人たちの精神的、肉体的な働きぶりに見合う賃金を払っているのだろうか。
日本の未来を担う子供達がのびのびと育つ情操教育をこの時期からはぐくんでゆくよう。
高給を出せば、それなりの人材も集まる。
(今の先生が悪いと言っているのではない)
園の数も増やして、働くお母さんの手助けのできる、環境の整備をして下さいな。

子供を見ていてそんな気がした。

     🐦    春うらら子供五十に目が百個

でも今の子供はいいな~。
私の子供の頃は掃除当番の校長室で、他の学校の教科書を読んだ。
本が不足の時代であった。
そんなことこんなことあったよな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする