老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

季語の宝庫 だのに~

2017-02-18 11:26:36 | 俳句

            ジョニー・ハイマス さんの写真を拝借

     ☆    岩走る垂水一番遍路来る    葉


今日は二十四節季のひとつ雨水だとか。
雪や氷が解けて水となるという事らしい。
大地が躍動をしはじめる。
春だ。寒いのは嫌い。身体がコチコチに固まって血のめぐりが悪くなり家に籠もってしまう。又、身体のことか~?

雪解け水で、農耕を終えた人が一番遍路として鈴を鳴らしながらの札所巡りが始まる。
四国に春が名実ともに訪れる。

都会に住んでいる人は偉いな~。
私は季語の宝庫のような田舎に住んで、毎日吟行をしているようなものだ。
それでいて俳句が作れない。

遠くに近くにビルの乱立。コンクリートに囲まれて、およそ自然の少ないところからそれなりの俳句を作りだして見事と関心をする。

身近の生活から感じ取る、季節の動きの一瞬を取り込んでいる句を読むと、ヒントになり、焦点を縛った作句だと感心しきり。



      💐     落椿まっ赤に染まる小路かな 

      💐     雛の膳ゆつくり進む屋形舟

      💐     料峭や仰げば尊し練習中

きのうのしりとり句。   
コメント
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