老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

学問の神様

2017-02-19 17:12:07 | 俳句
    

讃岐の国の学問の神様、滝宮天満宮へ参拝をした。
天満宮のご祭神はかの菅原道真公である。
道真公は 886年から890年まで、讃岐の守として讃岐国に赴任をしている。

901年に藤原氏の一族による陰謀で 大宰府に左遷をされた。
903年その大宰府で亡くなった。

漢詩、和歌、書に優れ没後
「学問の神天満天神」としてまつられている。

   東風ふかば 匂ひおこせよ 梅の花
           主無しとて 春な忘れそ

   

受験シーズン。梅が満開。
親子連れの参拝客が後をきらない。
合格祈願の絵馬が溢れている。

    

願懸けの石のなで牛に
(俳句が上手になりますように)と、お願をした。

    

お願は直結ではないらしく、吟行句はできなかった。
切羽つまった受験生が優先をされているのだろう。

    💐    川の底つつきゐる鳩水温む

    💐    飛梅や目が語りゐる石の牛

       
コメント
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