老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

あしながおじさん

2017-02-16 12:06:42 | 俳句
  


「あしながおじさん」
アメリカの女性作家 ジーン・ウエブスターが1912年に発表をした 児童文学作品である。

孤児院で育った身寄りのない少女ジュディが一人の資産家の目にとまり、毎月手紙を書くことで、大学進学のための奨学金を受け取る物語である。
ジュデイが援助者を
「あしながおじさん」と呼び日常の生活をつずった手紙がこの作品の内容になっている。

西日によって廊下に落ちた足の長い後ろ影から「あしながおじさん」と支援者を呼んだ。

現在は日本でも「あしなが基金」などと名前をつけて、広く学生のための奨学金等の援助活動が行われている。
「あしなが育英会」「交通遺児育英会」などがある。
街角で学生や支援者が募金箱を持って立っている時は支援をしてください。

      

私が「あしながおじさん」と勝手に思っているのが、いつかしらから気がついたこと。
ブログの紹介やしりとり俳句の抜粋が、検索をすると、毎日と言ってもいいくらい、いや毎日検索に引っかかる。
句会に出ない私は検索にかかった句を良し悪しは別として、一応は句の態をなしていると思っっている。
お遊びの域を出ていないしりとり句であるが基準に達した句だと考えて推敲をやり、心の入った句にしあげて結社に投稿をし、選をされることもある。
「僕が選んだ句は、句集を出す時に適う句です」
であるから、このインターネットの向うで顔の見えない
「あしながおじさん」  を
私はあらためて感謝の気持ちで今日のブログを書いた。
もしかして機械のなせる業かも知れぬが、夢をなくしてはね。文学の裾野である俳句愛好者としての。

昨日は忙しかった。
ネット句会の締め切りと歌仙の締め切りと、どちらも一生懸命に考えたけれど、おつむ が働かぬ。


素直に詠んだしりとり句が良かったりして。

     💐   真っ青な春水を張る蓮田かな

     💐   梢吹きくる春風や鳥合わせ

     💐   沓脱は土雛飾り青い巌

「あしながおじさん」は今一度読みかえさなくては。





コメント
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