孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

犬好きは犬好きを応援する

2018年12月08日 | 外国ネタ
いよいよウィンタースポーツのシーズン到来で、我家のスポーツウォッチャーは炬燵に入って、フィギュアスケート選手をジッと見つめていた。

今朝、女子フィギュアスケート、ショートプログラムの結果を聞くと、紀平がトップだったよ、完璧だった、と上機嫌で教えてくれた。

なーンダ、ザギトワは?と私が聞き返すと、「なんで?」と口を尖らせて急に不機嫌になったようだった。日本人なら、日本人の応援をしろ!と言っているようだった。

しかし、何と言われようと私はザギトワが気になる。・・というか、ザギトワとマサルが気になると言い換えた方がいいかもしれない。もちろん、マサルとは秋田犬のマサルであり。

  メスなのにマサル

キャンキャン吼える座敷犬などではなく、大型犬の典型である秋田犬に彼女がメロメロになったと知った時から、私はザギトワのファンになったのだった。

  犬好きさ、半端ネー

猫も嫌いではないが、私はどちらかと聞かれれば、『犬派』である。しかも、でかい犬が好きだ。ただ、土佐犬のような強さは求めない。愛嬌が重要なポイントだ。

ザギトワもマサルも今や育ち盛りなので、日に日に骨が音を立てて成長していることだろう。画像やYoutube 動画を観るのが、楽しみで勝ち負けは二の次でいいじゃないか。

  この愛情表現がたまらない

念のために言っときますけど、一番になった日本人少女の名前が、いかにも朝鮮人っぽいから、好きになれないんじゃないですよ。誤解しないで下さいね。

ただ単に、犬好きは犬好きが大好きになるということだけなんです。

そこまで媚びるか?モスレム用男女礼拝室

2018年12月08日 | 社会観察
近くの、富士山静岡空港のターミナルビルが改修工事を終了したと聞いて、ちょっと覗いてきた。

来年の4月から、空港事業をすべて民間に任せるようになるそうで、これまで県民の税金で補填してきた毎年数億円の赤字を、ゼロにするように大きな期待がかけられている。

 リニューアル完了?

こじゃれたフードコートなるものが2階にできて、蕎麦、ラーメン、餃子などがオープンしていた。少し遅れて、パスタの店も加わるのだそうだ。

1階の端にはコンビニ(セブン・イレブン)も営業開始していたが、こちらは営業時間が、6:40 ~ 22:00 だそうだ。ドラッグストアのマツモトキヨシも近々オープンするそうなので、しばらくは空港近隣の田舎者たちの人気スポットになることだろう。

ただ、そうなると予想されるのが大駐車場の有料化である。もはや、そうなることは必至で、いつからそうなるかが関心の的になる。

今日私がのこのこ出かけていったのは、今度新しくできた、イスラム教徒向けの男女礼拝室を見るためであった。もうかなり前から、県知事がしょっちゅう口にしていたことで、礼拝室だけでなく、いずれイスラム教徒用のレストランも併設するようである。

1階の案内所で、その礼拝室の場所を尋ねると、見た目は日本人のようだが、奇妙なアクセントの日本語を話す、多分支那人の婦人が、2階に上がれば案内板があります、と教えてくれた。

  4畳程の小部屋

土産物屋の反対側の奥に、男女別の小部屋が二つあった。ドアを開けると右側に、犬が散歩から帰ってきて足を洗うような感じで、水道と椅子が備えられていたが、あとは何も無いただの小部屋であった。

床には、メッカの方角を示すマークらしきものが縫い付けられていた。

  メッカはこちら


現在、この空港からイスラム教徒がたくさんいる国への定期便などは無い。ただインドネシアなどから来静するイスラム教徒は増えていると、県知事は以前言っていた。

あるいは、民間に経営母体が移ってから積極的に営業活動をしやすくする、という思惑があるのかもしれない。いずれにしろ、イスラム教徒向けの、専用食を提供するレストランを併設するというのだから、単なる思い付きではなかろう。

確か、ハラールと呼ばれるイスラム教で定めた通りの食材で料理したものを提供するレストランを考えているようだ。

良く知られているのは、イスラム教徒は豚肉を食べない。牛肉や鶏肉にしても、その頃仕方も、メッカの方を向いて「アッラーは偉大なり」と言ってから首を切って血を抜く、などしち面倒くさい決まりがあるようだ。

さらに、その後も肉の輸送や保管にも細かな決まりがあるようで、すべての管理された食材には特定のロゴマークがついているようだ。

以前、何かの番組で、ラーメン関連のお笑いネタを披露していたタレントがいた。

彼曰く、、、

池袋だったか、やたらと外人が集まるラーメン屋があって、聞いてみるとみんな中近東からきている人たちだった。だけど、そのラーメン店は、九州ラーメン専門で、つまり【とんこつラーメン】なんですよ。(笑)

それを聞いてみると、彼らは、「ダイジョーブ。神さまミテナイ。ココ、ジャパンでしょ?」だとさ。(笑)

牛や鶏にしても、解体の仕方だけでなく、そういう家畜の餌までがハラールであるか問われるというから、もう面倒臭くて聞くだけで嫌になってしまうほどだ。

『媚びる』とは、(相手にへつらって、こちらに気を向かせて取り入ること)、と辞書には出ていた。

そこまで媚びてまで、イスラム教徒たちに旅行に来て欲しいなどとは、考えたくも無いのだが、現県知事のような、いわゆる反日リベラルの脳味噌は、ちょっと普通とは違うのかもれない。

「隣国のチョッカイ」に想う

2018年12月08日 | 政治ネタ
ありもしない「従軍慰安婦」をでっち上げて「たかり」の材料にしたばかりか、それを反日運動として世界中に喧伝してきたかと思ったら、今度は「徴用工」を「たかり」ネタにしてイチャモンをつけてきた。

 増え続く慰安婦像

 たかり集団

1965年に日韓で締約された「日韓請求権協定」により解決済みのはずが、そんなことはまったく無視して、ゆすり・たかりに明け暮れる隣国は、とても付き合いきれないから、いい加減見限る時期ではないか。

対応が曖昧で中途半端であればあるほど、調子に乗ってつけあがる輩には、もう百年以上悩まされ続けているということを忘れてはならない。

今から130年以上前に、当時の知識人、福澤諭吉は朝鮮人のデタラメさを説いていた。

【朝鮮人を相手の約束ならば最初より無効のものと覚悟して、事実上に自ら実を収むるの外なきのみ】 (『時事新報』明治三十年十月七日)

若くして欧米に出向いて見聞を広めていた福澤は、あんなのと付き合ってると、やがて日本人も同類だと見られてしまう、と警鐘を鳴らして「脱亜論」にまとめたのは知られている。

  凛々しい20代の福澤、独・ベルリンにて


そんな嫌がらせのような、脅しのような、韓国最高裁の異常判決や、慰安婦合意の事実上破棄、島根県・竹島への国会議員の不法上陸など、韓国の暴走・暴挙が続くことにたいして、ついにぶち切れた国会議員が出た。

なんと、わが郷土・静岡県は浜松市が選挙区の衆議院議員・城内実氏だ。

日韓の議員外交を担ってきた、超党派の日韓議員連盟を、もはや「打つ手なし」「こんなことをする国なんて聞いた事が無い」と呆れて、退会したのだった。

城内氏曰く、、、

「日韓議連は)友好関係促進が目的ですが、友好関係は、互いが約束やルールを守ることが前提にあります。韓国との友好関係促進は現在極めて難しいものと感じます。」

「多少の問題だけなら対話に努めることは大切ですが、ここまで来ると限界をはるかに超えている。話し合いによる解決を期待できるはずがない。」

「韓国では、司法権の頂点に位置する大法院(最高裁)が『司法権の独立』を守らず、時の政権の思惑に沿った判決を下している。(中略)21世紀になっても『法治主義』から無縁のままだ。そんな国を近代国家といえるだろうか。」


城内氏は、静岡西部の自民党の若手議員として昔から注目してきたし、それとなく彼の政治信条や心意気などは知っていたので、今回の彼の行動には、さほど驚かずむしろ「やったな・・・」という感じで受け止めた私だった。

なぜか、私は彼を見ると、与謝野鉄幹の「人を恋うる歌」を思い出す。

あの、♪妻をめとらば、才たけて~♪ で始る歌である。学生時代、コンパでこの歌を好んで歌う先輩がいて、私はその先輩が歌うこの歌が大好きだった。

その中の、♪友をえらばば書を読みて、六分(りくぶ)の侠気(きょうき) 四分の熱♪
という一節が、気に入っていた。

「友を持つなら、読書好きで、六分のおとこ気と四分の情熱を持っている人が良い」という意味だと思うが、私は勝手にこの部分を城内氏に重ねているようだ。

御興味のある方は、彼の公式ホームページのバナーを貼っておくので、覗いてお顔を見てやって下さい。

城内みのるオフィシャルサイト


さて、困った隣国の話に戻る。

最新のニュースでは、隣国のマスコミもさすがに今の日本との関係が心配になって来ているようで、ブン・ザイトラ大統領の支持率も下降しているようだ。

  慰安婦像に寄り添うブン


隣国は常にその関係に神経を使うものだろうが、めんどくさいのは、日本にはすでに多くの「在日」と呼ばれる連中が住み着いていて、大きな勢力となっていることで、そもそも「従軍慰安婦」問題の発端も、それが関係していたのだった。

 これを忘れてはダメ

問題がこれ以上こじれるようなら、「大使召還」を視野に入れて判断すべきであろう。当然、それは一時的な「国交断絶」を意味することになる。

懐メロ POPs にメロメロ

2018年12月05日 | 趣味の世界
押入れの整理をしていたら、奥の方からCDが何枚かケースにはいった状態で出てきた。

これは、確か6~7年前、シンガポールに赴任する際に、聴こうと思って編集して焼いたCDであった。クラシックが2枚、演歌が1枚、ブルーグラスが3枚、USAポップスが1枚、どれも自分で選曲して作ったCDだった。

通勤で利用する軽自動車を買い換えたので、今やCDプレーヤーも問題なく使えるようになった。そこで、今週の通勤時に、この中の何枚かのCDを聴き始めた。

USAポップスとはどんな曲を入れたのか思い出せなかったので、早速聴いてみて驚いた。

それは、ライオネル・リッチーの曲、スティービー・ワンダーの曲、サイモンとガーファンクルの曲、そして一番最後に1曲だけイーグルスの曲が入っていた。

この最後の1曲が流れてきた時、私はあまりにも懐かしくて、私の心は瞬時に時空を飛び越えて、学生時代に戻ったのだった。

   懐かしのイーグルス


その曲は「ホテル カリフォルニア」。その当時から通算すれば、私はこの曲を1000回近く聴いたと思う。

オープニングでしばらく続くギターの哀愁漂うメロディーは、今でも私の脳味噌にくっきりと焼き付いていた。

イントロの最後にドラムがドンドンと鳴って、歌がスタートする。

♪On a dark desert highway, cool wind in my hair
暗い砂漠のハイウェイで、寒い風が髪に吹く♪



この曲が流行った当時は、世の中にはパソコンも無ければ、スマホもケータイも無かった。当時のアルバイト時給は、400円前後だったと思う。大卒の初任給は、手取りで10万円に届かなかった。

イーグルスのメロディーに触発されて、当時の様子が次々と脳裏に湧いてくる。



♪Welcome to the Hotel California
ホテルカルフォルニアにようこそ
Such a lovely place (Such a lovely place)
とってもステキなところよ♪


  CDじゃない、レコード盤


エンディングのギターがこれでもかと続くが、なぜかまたすぐに聴きたくなるという不思議な洋楽であった。

勤め先の行き帰りに毎日聴いて、今日で三日目。

いつまで続くことやら・・・。




映画でうさ晴らしとは・・・

2018年12月02日 | 英語関連
大英帝国が世界中に進出して、悪事の限りを尽くして植民地を獲得し、「太陽の沈まない国」と呼ばれたことはよく知られているが、その英国と戦争ばかりやっていたおフランスも、英国に負けじと地球のあちこちを、むさぼるように植民地としてきた歴史がある。

今でも仏領ギアナとか、仏領ポリネシアなどと聞く事があるが、仏領とは文字通り、フランスの領土という意味である。天国に一番近い島と呼ばれて、物好きな男女は新婚旅行先に選んだりする、ニューカレドニアの正式国名は、フランス領ニューカレドニアである。

画家ゴーギャンが晩年移り住んだ島としても有名なタヒチは、南太平洋フランス領ポリネシアに属する島の一つである。

戦前の東南アジアは、現在のインドネシアはオランダの植民地、マレー半島半分は英領マラヤと呼ばれる英国の植民地、そしてベトナム・ラオス・カンボジアは、仏印と呼ばれた、おフランスの植民地であった。

どの欧米列強も、圧倒的な武力を背景に、現地人を牛馬のごとく使役して、搾取の限りを尽くして、自国に莫大な利益をもたらしていたのであった。

フランス本国がナチスドイツに攻撃され、その影響もあって日本軍は1940年に北部仏印へ、翌年南部仏印に進攻していき、結果的にフランスの植民地からの解放となったわけである。

 原住民は人間に非ず


当時、フランス人のピエール・ブールは、1936年から1939年まで英領マラヤにあるゴム園の監督者として働いていた。

1939年に第二次世界大戦は始まるとフランス領インドシナ(仏印)でフランス軍に徴兵されたようだが、その後の経歴はあやふやで、どうも脱走兵となってベトナムで投獄されたようである。

そのとき、牢屋で聞きかじった話を後に小説とし、それを題材にした映画が、クワイ川マーチのメロディーがお馴染みの「戦場にかける橋」(The Bridge on The River Kwai)である。

 実物のクワイ川鉄橋

ピエール・ブールの日本憎しの小説は、当時のハリウッドにとっても絶好の題材であり、
1957年に英・米合作映画として公開され、予定通り、第30回アカデミー賞作品賞を受賞したのだった。


 基本的に日本軍を悪者にしている

アカデミー賞は、よく政治的に利用される事があり、必ずしも映画の出来栄えによって選出されるとは限らないので、その点は承知しておいた方がいい。「アラビアのロレンス」などは、その典型である。ノーベル平和賞と同類の賞だと思えば良い。


調子に乗ったピエール・ブールは、日本憎しがまだおさまらず、1963年に新たな小説を書いた。それは、日本人(他有色人種)を猿に見立て、やがて猿が人間(白人)を支配するようになる未来小説仕立てであった。

この映画が日本で封切られた当時は、私は中学生だったが、猿のメーキャップが斬新であったのが大当たりして、大ヒットした記憶がある。

そこが自分たちが何年も前に飛び立った地球であることに気がついた、白人宇宙飛行士が砂浜にくずれ落ちるラストシーンが強烈だった。


  初回作品


この後、続編が何作も作られ、一体全部で何作あるのか分からないが、当時この初回作品が日本で大当たりしたことを知った、アメリカ人映画関係者は、「日本人は怒らないのか?」と驚いたとか・・・。

日本人は、とっても「ナイーブ」だ(幼稚だ)と言われる所以である。

ゴーン逮捕の経過を見るうえで、こういうフランス人もいるのだということを心得ていることも、ちょっと必要かもね。

「ハラキリ」 と 「ギロチン」

2018年12月02日 | 社会観察
Mr.ビーンも目を向いて驚いた日産Mr.ゴーンの逮捕で、焦りにあせっているのが、おフランス大統領のMr.マクロンのようだ。

この方の名前は、エマヌエルというそうだが、この名前は綴りがちょっと違うだけの男女共通の名前のようである。日本にも、「飛鳥(あすか)」とか「忍(しのぶ)」とか、男女共通の名前がたくさんあって、時々紛らわしい事がある。

エマヌエル・マクロンという名前を最初聞いたときの私の脳味噌は、瞬間的に大きな背もたれの籐の椅子に座った妖艶な「エマヌエル夫人」の姿を連想してしまった。

 どっちもエマヌエル

同時に、あれは多感な学生時代だったが、シルビア・クリステル主演の「エマヌエル夫人」が封切られた映画館に、長蛇の列が出来ているのを見て、しかもその大半が若い女性だったので、一体どんな映画なのかと不思議に思った記憶が蘇った。


さて、エマヌエル・マクロン大統領。

折よく、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催されたG20サミットで、安倍首相と会うチャンスを捉えて、会談の要請をしたようだ。話題はもちろん、ゴーン氏逮捕に関連した、日産・三菱・ルノーの今後のことだった。

ルノーはちょっと前まで、おフランスの国営企業で、今でも15%の株式を保有する筆頭株主なのである。当然、エマヌエル大統領は焦っていただろう。

報道によると、両首脳は15分間会談したそうだ。挨拶や通訳の時間を含んだ15分というのは、「ほんの立ち話」レベルでしかないということが理解できる。

安倍首相は、『3社連合を「日仏産業協力の象徴」と評価しつつ、「今後のアライアンス(提携)のあり方は政府がコミット(関与)するものではない。当事者の納得いく形で議論が建設的に進むことを期待する」と述べた』だけだったそうだ。


日本人は、外国人、特に白人にはコンプレックスがあるのか、どうも自分たちよりも優秀で、見習うべき存在であると考えているのではないか、と思いたくなる時がよくある。

何かと言うと、すぐマスゴミは外国の反応を報道したがるし、特にユネスコがどうしたこうしたというと、何の疑念も抱かず盲信してひれ伏してしまう。

それに、いくら楽しけりゃいいじゃん、と言われようが、地球の裏側の古代ケルト人のお祭りを真似して、馬鹿騒ぎしたがるのか、まったく私には理解できない。

中でも、おフランスというと日本人は、センスといい文化といい、自分達よりは優れた人種だと勘違いして、しきりに真似したがる傾向があるようだ。

最近はそれほど大袈裟に伝えられなくなったが、おフランスの赤ワインの新酒の馬鹿騒ぎ。ハッピー・ボジョレー?あれなに? 

 皆さん、垢抜けてます!


欧米列強国が、先を競って植民地獲得に精を出していた日本の幕末時代に、おフランスも彼らにとってまったく未知の国・日本にやってきた。当時の欧米には、オランダ経由の情報で、日本文化のことは新聞・雑誌にて比較的知れ渡っていたようだ。

中でも、欧米にはなかった「切腹」は、特別に彼らの目を引いたそうだ。当時の『ジャーナリズム向け、簡単うんちく辞典』の中の「日本人」の項目には、「日本人とは、最も些細な口実で、自分の腹部を切り開く人間」と記述されていた。

日本の元号が、「明治」に変わった頃、おフランスの週刊挿絵新聞「イリュストラシオン」に【パリの日本人】という題で、切腹に関するコラムが掲載されていた。

そ之内容を要約すると・・・。

「日本に行った外国人たちが、農民らに、自分の腹を切り開いて見せてくれるように頼んだら、自分たちはそのような高貴な身分ではないので、できないと悲しげに言われた」、というものだったそうだ。

その後も、おフランス最古の新聞「ル・フィガロ」なども、折に触れ切腹に関連した記事を掲載するが、その社会的・文化的背景は理解されず、単に物珍しさからの記事に留まっていた。

しかし、同じ頃多発した開国に反対する尊皇攘夷運動下の外国人襲撃事件は、彼らにとって衝撃的で、この辺りから、「切腹」に代わって「ハラキリ」という表現が始ったらしい。

例えば、おフランス人水兵11人が殺害された堺事件の結末で、それに関わった者たちが次々と切腹していく場面に立ち会ったおフランス軍艦長は、殺害されたおフランス人水兵と同じ数に達したところで、堪らずに制止したという。

おフランスは、同じ頃、万国博覧会などで目にする、日本の文化・美術・工芸品に強い好意を示しつつも、「忠臣蔵」での「ハラキリ」に関する出版物もいろいろあったようで、やはり異質な文化としての関心は持ち続けていた。

異質といえば、視点を我々の側にあちらを見れば、明治維新の80年も前に起きたご自慢のフランス革命において、受刑者の苦痛を和らげる人道目的で採用された、「ギロチン」があるではないか。

 苦痛を和らげる?

  コンコルド広場


  断頭台へ・・

ルイ16世と共にマリー・アントワネットも、コンコルド広場でギロチンによって処刑された。集まった民衆は、子供も大人もみな狂喜したそうだ。

マリー・アントワネットと言えば、フランス革命前に民衆が貧困と食料難に陥った際、「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と発言したという逸話が有名だが、私はこの話を耳にするたびに、「仁徳天皇の民のかまど」の話を思い出す。


さて、エマヌエル・マクロン大統領はご自身の支持率も芳しくないようだが、それ以上に思惑が外れて、自国の利益が損なわれそうな危機感で、外聞など気にせずに動いているようだ。

おフランスという国は、フランス革命以降、アフリカ・アジアに植民地を築いて、やりたい放題の非道をし尽くしてきた歴史があり、そうはさせじと闘いを挑んだ日本には、今でも心の底には怨念を抱いているはずだ。

そういう歴史的な事実を念頭に置いて、外交を考えるかどうかで、対応は大きく変わってくるはずだ。異文化コミュニケーションとは、常にこの姿勢が必要ではないか。

西洋人と見れば、反射的に寝転がって無抵抗に腹を見せる、子犬のような対応は、絶対にとってはならない。

おフランスの反日ぶりの一端は、次回のブログで取り上げたいと思います。


それでは、遅ればせながら、お上品なおフランス風に、 ハッピー ボジョレー!!




経団連がこの国の将来を考えていると思う?

2018年12月01日 | 社会観察
大金持ちの日産元会長、カルロス・ゴーン氏が逮捕されて、しかも10日まで拘留延長が決まったとあって、「ふん、いい気味だ。」と溜飲を下げた方もさぞかし多いことだろう。

海外からは日本の司法制度に対する批判が殺到しているようで、すでに国内の報道各社も伝えているように、ゴーン氏が日本で置かれている状況を、仏有力紙「フィガロ」「ル・モンド」などが一斉に批判したのだ。

考えてみれば、ゴーン氏は日本の企業の会長だったのだから、日本の制度に則って取調べを受けていることに、とやかく言う方がおかしい。それを、うろたえて報道する日本のマスゴミの方が、どうかしているとしか言えないだろう。

以前、シンガポールで、十代の少年が車にペンキで落書きをした時は、シンガポールの法律に従って、2ヶ月の禁固刑と2回の鞭打ち刑が科された。アメリカだけでなく世界中から、野蛮ではないかと非難されたが、執行されたのは有名な話だ。

 ビーンもびっくりゴーンが逮捕


どうせ今頃、おフランス国内では、日本人はやっぱり異常な人種だ、野蛮だ、人でなしだ、などなど、官民挙げて反日ムードを煽っているのだろう。

ゴーン氏が悪いのか悪くないのか、まだ分からないが、少なくとも日本の検察は、日本のマスゴミを含めた、外野の雑音に耳を傾けることは、しないで欲しいものだ。

それよりも、恐らく世界一お人よしの日本人は、かつてゴーン氏が日産に乗り込んで、工場を閉鎖し、従業員を解雇し、徹底的にコストカットしたことを思い出したついでに、安倍政権が、経団連の思惑に沿うように、やろうとしている事を考えたらどうだ。

低賃金外国人労働者を大量に受け入れないと、日本は大変なことになる、と経団連の言いなりになって、欧米の失敗には目をむけようともせず、この国の将来が今以上によくなるわけが無いと知りつつ、今以上の移民大国にしようとしているではないか。

コンビニの店員の成り手がいないのなら、出店を諦めたらどうだ? 消費者もその程度耐えられるだろう。

私の愚息たちは、彼らが高校生のときコンビニでのバイトを自ら決めて嬉々としてやっていたものだ。いくら少子化だといっても、そう急にバイトの成り手がなくなるということは信じられないのである。

しかも、毎日24時間、365日店を開ける必要が本当にあるのかも疑問だ。

便利さをトコトン追求することで、この国の良さを少しずつ犠牲にするのならば、私は、喜んで【不便さ】を我慢する方を選びたいのである。


私的、「流行語大賞 」& 「今年の漢字」

2018年12月01日 | 芸能関連
2018年も、残すところあと1ヶ月。

例年通り? 私的、今年の流行語大賞と今年の漢字一字を発表します。

流行語大賞は・・・・

多くの国民を、ズッコケさせた、あの教養の塊。何でもご存知のNHK出身、自称ジャーナリスト、人呼んでパクリスト、池上彰氏へ。

【いけがMeeToo】

  白けたよ!


  私は偉いんです!!



そして、今年の漢字は・・・・・・

【 偽 】  英語で、Fake


  安倍ちゃんまで・・・


情報弱者はコロッとだませる、平和な日本。

さて、来年はどんな年になるのやら・・。

高齢者、「5S教」盲信者

2018年11月25日 | 社会観察
工場の生産現場を見れば、大抵その会社の品質管理レベルが想像できるものだ。

要る物と要らない物を区別して、取り出しやすいように整頓してあるか。床や機械がよく掃除されてきれいに保たれているか。整理・整頓・清掃の、いわゆる3Sが維持されているかどうかが観察ポイントとなる。

この3Sに、清潔・躾(しつけ)が加われば、五つのSで始る単語の語呂合わせで「5S」となる。今や、整理整頓する事が、5Sの代名詞のようになっていたりして、あまり散らかしていると、「オイ、5Sを徹底しろ!」な~んて言われたりする。

今から40~50年前に日本中の工場で流行った、QCサークルという職場の小集団活動がある。自分たちの職場の問題点、改善点を炙り出して、話し合い様々な手法で問題解決を図る、という日本独特の社員の自主的な活動である。

その頃は、盛んに5S、5Sと叫ばれたものであった。

何をどこに置くか、置き場所を決めて、必要な時はすぐに取り出し易いようにしよう、という趣旨で床や棚にはテープやペンキで線が引かれ、見て分かるように名前が明示された。

もしもその区画から外れた置き方がしてあると、「オイ、5Sを徹底しろ!」などと注意されるのだった。

私は、製造業を何度か転職しているので、各社似たような取り組みをしているのを見てきたが、その取組み方の程度には、各社微妙な違いがあったように思う。特に記憶に残っているのは、大手自動車メーカーの下請けのY社である。

毎月一回、5S点検という日があって、恐らく一度リタイヤして再雇用の上、顧問になっているベテランの高齢者の方が、担当の部下を引き連れて、私の所属していた部屋にやってきた。

オフィス全体を隅ずみまで目を凝らしてチェックし、気のついたところは、連れの部下に写真を撮るよう指示し、後からメールで一覧表に添付して、改善点と改善予定日などを記入して返送するのである。

しかし、「そこまでやるか?」と私が疑問に思ったのは、生産現場に行く際は必ず着帽する帽子を、机の上に置いてあったとき、写真を撮られて、「机は帽子を置くところで亜はありません。すぐ改善して下さい。」と指摘された時だった。

普段は、引き出しに入れておくのだが、たまたまその日は現場から戻ってきて、机に置いてあったのだが、そんなことも推察できず、わざわざ証拠写真を撮って指摘するのは、どう考えても馬鹿げている。

また、こんなケースがその会社では、常識としてまかり通っていた。

それは、事務机の右上の引き出しの使い方に関してであった。

私の場合は、ざっと下の写真のような使い方だった。

 主に文房具類


しかし、他のほとんどの人は、薄めの発泡スチロールの板を引き出しの大きさに切り、文具が収まるようにくり抜き、置き場所を決めてしまうのである。

 見た目はきれいだが

誰もその馬鹿馬鹿しさが分かっていたので、新参者の私がそれをやらなかったのを知っていて、それを咎めようとはしなかったのではないかと、今でも思っている。

その勤め先の社風は、少し的外れなところがあって、事務方も作業現場も使っていたカッターナイフは、突然使用禁止となったようだった。切れ味が悪くなると2cmほどペキッと折る事ができるタイプのナイフである。

 便利なカッターナイフ

 使い方別に種類も多い


紙を切るだけでなく、ダンボール用カッターとか布用など、用途別に何種類もあって、安価ながらも実用的なナイフであるが、一度現場の作業者が使っている時、刃先が折れて、目に突き刺さり、失明した事故があったそうだ。

その事故をきっかけにして、工場長は刃先を折るタイプのカッターナイフを使用禁止としたそうだ。社内にあるカッターナイフをすべて処分し、代わりに購入したのは「デザインナイフ」と呼ばれるカッターであった。

  切れ味抜群

刃を折っていくタイプではないが、先端は薄く尖っていて、その切れ味は恐ろしいほどいい。ちょっと間違えば、指先をスパッと切ってしまいそうである。

カッターナイフの刃先が折れて失明した事故は、一体カッターナイフそのものが原因だったのだろうか。

仮に、工場敷地内で社用車運転中に追突事故か衝突事故があって、従業員が一命を落とすような事があったら、工場内での自動車の使用を禁止するのだろうか。

不具合が起きた場合には、是正措置と予防措置を講ずる上で、最も大切なのは原因の特定なのであるが、もしそれが「カッターナイフ」にあったのなら、今でも文房具店で販売されているわけが無いだろう。

トップの下す判断は、常にただしいものとは限らない。

「ユーモア」で押し通せよ。

2018年11月24日 | 外国ネタ
民族性というか、国民性をネタにしたジョークには、傑作がたくさんあって、いくつか覚えておくと、何かの機会に披露して場を笑わせる事ができる。

いわゆるエスニック・ジョークというもので、例えばこんなのがお馴染みだ。


様々な民族の人が乗った豪華客船が沈没しそうになったので、乗客を海に飛び込ませることになった。

アメリカ人には:  「今飛び込めばあなたは英雄ですよ」
ロシア人には:   「海に落ちたウォッカの瓶はあなたのものです」
イタリア人には:  「美女たちも泳いでいますよ」
フランス人には:  「決して海には飛び込まないでください」
ドイツ人には:    「規則ですから飛び込んでください」
中国人には:    「海底に赤サンゴがあるそうですよ」
日本人には:    「もうみなさん飛び込みましたよ」
韓国人には:    「日本人は飛び込みましたよ」



ものづくりの過程とは・・・
ドイツ人が発明→ アメリカ人が製品化→ イギリス人が投資→ フランス人がデザイン→ イタリア人が宣伝→ 日本人が小型化もしくは高性能化に成功→ 中国人が海賊版を作り→ 韓国人が自分たちのものだと起源を主張


カンヌ国際広告祭で金賞を受賞した作品(1999年)に、タイトルは『Japanese』というノルウェーのブローテン航空のCMがあった。

日本人らしきビジネスマンが、レフセ(ノルウェーの伝統的なお菓子)とおしぼりを間違えて、顔を拭いてしまい、顔を生クリームでべったりと塗りたくってしまった。隣の紳士はお菓子をパクリと食べた。

 機内食にて


今度はスチュワーデスが差し出されたおしぼりを差し出すと、てっきりレフセだと思い、お腹がいっぱいとジェスチャーで断る日本人ビジネスマン。

 いらない、いらない・・

レフセ(ノルウェーの伝統的なお菓子)を知らないと、このCMの面白さはわからないので、果たして金賞に値するものかどうかは疑問であるが、日本人の審査員はこのCMが金賞に値すると、一票を投じたそうである。

彼女は電通の社員で、いわゆる帰国子女だったようだ。



いわゆる高級ブランドというものはまったく縁が無く、海外旅行した際に空港の売店を見て歩くくらいだが、最近、イタリアブランドのドルチェ&ガッバーナが、支那人たちの攻撃目標になって、大騒ぎになったようだ。

その有名ファッションブランドのドルチェ&ガッバーナが、21日に上海市で開催予定の大型イベント「The Great Show」に向けて、公開した宣伝動画が、支那人には気に入らなくて、非難の集中攻撃を浴び、不買運動にまで炎上したそうだ。

宣伝動画は、明らかに支那人と分かる女性が、支那独特の長めの箸を片手にイタリアを象徴するピザやスパゲティを食べようとするものだった。

  箸をすべるパスタ


  ピザを箸で・・

大型イベントは延期となり、動画で自分たちが侮蔑されたと思った支那人たちの、不買運動にまで発展しそうになったために、とうとうドルチェ&ガッバーナ側は、謝罪するは目になったようである。

なんともイタリアらしく、意外とあっさりと謝罪してしまうのは、ちょっと可笑しかっただけでなく、ドッチラケた。

そうだろう。先の大戦の際も、同盟国のドイツと日本が必死で連合国と戦っているというのに、イタリアは1943年、あっさり無条件降伏した上に、な、な、なんと、1945年7月には、日本に対して宣戦布告したのであった。

まさしく、イタリアらしい腰砕けの体たらくじゃないか。



迷惑な基督教布教者

2018年11月23日 | 英語関連
世は、自動運転、人工知能と科学技術の終わりなき進歩の話題で持ちきりだが、「何でいまどきに・・」と、絶句してしまうような、俄かに信じられないニュースに今日は驚かされてしまった。

AFP通信社の伝えるニュースだった。以下、その抜粋である。

   北センチネル島

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【11月22日AFP】 現代文明から隔絶されたインド・北センチネル島(North Sentinel Island)で、米国人青年が先住民から多数の矢で射られて死亡した事件で、青年が同島を訪れたのはキリスト教の布教のためだった。

米国人、ジョン・アレン・チャウ(John Allen Chau)さん(27)は先週、インド洋上の同島に不法に上陸しようとカヤックで接近。チャウさんは贈り物として、魚やサッカーボールを持参していたという。

チャウさんは、「私の名前はジョンです。私は皆さんを愛しています、イエス(Jesus)も皆さんを愛しています…魚を持ってきました!」と声を掛けた。

先住民らはチャウさんに向かって矢を放ち、矢の1本がチャウさんが手にしていた聖書を射抜いたため、チャウさんは上陸を手助けしていたインド人漁師らの舟に戻った。

夜が明けてから再びカヤックで島への上陸を試みたチャウさんが、漁師の舟に戻ってくることはなかった。

米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は、別の宣教師がチャウさんの母親に電子メールで知らせた話として、先住民が浜辺にチャウさんの遺体を埋めているのを漁師らが目撃したと報じた。


ベンガル湾(Bay of Bengal)に浮かぶ北センチネル島には、約150人の先住民が暮らしている。独自の生活様式を保護するため、インド人も外国人も一様に島から5キロ以内に近づくことを禁じられている。

 報道によると、チャウさんは両親に宛てた手紙の中で「こんなことをして正気じゃないと思うかもしれないけれど、ここの人々にイエスについて教える価値はあると思っている」「私がもし殺されたとしても、彼らや神を恨まないで」と書いていたという。

北センチネル島にはインド当局も上陸を避けており、チャウさんの殺害が犯罪として扱われるかどうかは不明。

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センチネル島の先住民、お見事!!  

アメリカ人青年、何とお節介なことを!!


これが、私が最初に抱いた感想でした。世界史をちょっと勉強しなおすと、歴史はこういう基督教がらみの争いの連続で、基督教を信仰する方には失礼かもしれないが、基督教布教の名の下に、一体何千万人の人の命が奪われたことか・・・。

北米大陸の先住民(いわゆるインディアン)は、白人たちの奴隷にはならなかった。その結果、白人は彼らを殺しまくった。しかもそのやり方は、先住民の衣食住の拠り所である、バイソンをほぼ絶滅させるという、汚い手口であった。

清教徒たちが乗り込んで来る以前は、6千万頭生息していたと推定されるアメリカバイソンは、1890年にはわずか1000頭未満にまでに激減したというから、異常な仕打ちであった。

スペイン人たちは、中南米に入り込んで、インカ・アンデスという文明を皆殺しで破壊しつくした。

今や当時の血を引くインディオなどほとんど存在せず、変わりに白人が持ち込んだアフリカ系黒人たちと白人との混血が、まるで始めから住んでいたようなかおをして、中南米国家を形成している。

基督教布教という名の下に、数え切れない命を奪っておきながら、愛が滑ったの転んだのという、偽善と欺瞞を誤魔化す美辞麗句で自らの蛮行を正当化するやり方は、許されることではないはずだ。

先住民に殺されたアメリカ人青年には、自業自得としか言ってやれないし、ましてや今回のセンチネル島での出来事を、「犯罪」かどうかなどと考えるなど、まったく鼻白んで、開いた口が塞がらない。

ビーンもびっくり、ゴーンが逮捕

2018年11月23日 | 社会観察
ビビアン・リーとクラーク・ゲーブル主演の大作映画、『風と共に去りぬ』というタイトルは、『Gone With the Wind』という、マーガレット・ミッチェルの長編時代小説を英訳したものだ。

南北戦争という「風」と共に、当時絶頂にあったアメリカ南部白人たちの貴族文化社会が消え「去った」事を意味するのだそうだ。

実は、映画好きを自負する私は、このあまりにも有名な映画をまだ観ていない。観る機会はいくらでもあったのだが、観る気にはなれないのである。

その理由は、3時間42分という長い上映時間にある。

前から私は、映画は娯楽として、基本的に1時間半前後が適当な上映時間であると思っている。例外はあるが、長ければいい作品というわけではない。しかし、『風と共に去りぬ』は、DVDをアマゾンで購入済みなのでそのうち観る予定でいる。


さて、連想ゲームではないが、『Gone With the Wind』と聞いて、今連想するのは、日産の会長逮捕、である。Mr. Cost Cutter こと、Carlos Ghosn (カルロス・ゴーン)氏は、両親がレバノン人だそうで、Ghosn と書いて「ゴーン」と発音するそうだ。

 レバノン人の顔?

眉毛が濃くて、一度見たら強烈に印象に残る面相で、いきさつはともかく、彼が日産のトップに着いたときの日本語での長時間のプレゼンは、当時非常に興味深く、好感を持って見た記憶がある。

今回の逮捕劇には、フランス政府が絡んだ複雑な思惑が背景にあるようで、どういう展開になっていくのか興味深い。単純に、「金と名誉と共に去りぬ」ということにはならないような気がする。

今年も、残すところ一月ちょっとという時期に飛び込んだビッグニュースに、同じく眉毛の濃い英国のコメディアン、Mr.ビーン(ローワン・アトキンソン)もさぞかしびっくりしたことだろう。

  目をむくMr.ビーン







多文化共生とは・・・

2018年11月18日 | 外国ネタ
相変わらずアホ野党は、桜田とかいう、クズ大臣をいじって、喜んでいるようだが、いい加減にして欲しいものだ。

今、日本が直面している課題は、もう少し本腰をいれて議論しないと、取り返しのつかないことになるだろう。

移民政策を語る上で、よく耳にしそうな言葉に、『多様性』と、『多文化共生』というキーワードがあるが、これらの言葉に直面すると、思考が停止してしまいがちなので、こういう美辞麗句とは、まともに付き合わない方が無難である。

宗教や、文化の異なる外国人が地域社会に住み始めると、口では「郷に入っては郷に従」ってもらいたい、と言うが、その数が10人、20人、あるいはそれ以上に増えていくと、彼らも、黙っていなくなり、自己主張が始る。

これは、理屈ではなくどこでも観られる必然的な現象である。

そうなると、口でルールに従ってください、ではまったく効果が無くなり、守れない場合の罰則を決めて守らせるようにする必要がある。

シンガポールは、ファイン(fine)カントリー(country) と呼ばれるが、この場合の、fine は、素晴しいという意味ではなく、罰金という意味なのである。

街中、至る所に、アレをするな、コレをするな、という標識が飾られていて、破った場合の罰金が表示されている。最初、私はこれは注意喚起が主目的だろうと、軽く考えていたが、私の同僚がたばこのポイ捨てで、$1,000 の罰金を徴収されたと聞いて、驚愕したものだ。

当時のレートで、確か 70,000 円くらいだったと思う。

 ドリアン、ペットの持込禁止

 ポイ捨て禁止

 飲み食い禁止

 自転車乗入れ禁止


バスに乗れば、犯罪防止ポスターが目に留まり、その生々しさに私は驚かされた。痴漢をして、『一時の快楽を喜ぶか、一生後悔するか』・・・

 左半分の結果が右半分


麻薬犯罪に関しては、特に厳しい。公共の歩道に、麻薬犯罪は死刑という看板と、首吊りのロープがセットで置かれている。

 麻薬犯罪=死刑


Low crime Doesn't mean No crime 「犯罪率が低いとは、犯罪がゼロということではない」  国を挙げて、犯罪防止に取り組んでいる姿勢が分かる。

 犯罪率をゼロに!!


中には、『靴泥棒に要注意!』のポスターもある。靴泥棒が多いことが想像できる。

 靴泥棒に注意!?


観光客でなくとも、スリは多発しているのだろう。


  スリは日常茶飯事
 
シンガポール警察は、犯罪者には容赦しないことで有名だ。以前、電車に落書きした白人を徹底的に追い詰めて、捕まえた後、規定どおり、例のおぞましいムチ打ちの刑を執行したことは、世界中を震撼させた。

移民政策をとり、多文化共生をするということは、ここまで徹底的に取り締まる姿勢が重要であるという好例が、ここにある。徹底的な性悪説に基いている。

日本人のように、心を通じ合わせるとか、外国人にはおもてなしの精神でとか、言わなくても分かるだろうという姿勢では、結果は目に見えている。

野党の馬鹿議員たちは、こういう基本的な考え方を議論した上で、人間性悪説に基いた議論をして欲しいものだ。

「桜田大臣、USBジャックってご存知ですか?」などと、得意げに質問している場合じゃないだろ!!

旅の動機は・・・

2018年11月17日 | 旅行
先日、浜松の観光バス会社の、乗客33人を乗せた観光バスの運転手が、走行中に突然意識を失って、バスはそれに気がついた乗客たちによって、何とか止められて大事に至らなかった、という事故があったそうだ。

記事を抜粋すると、その恐怖が少し伝わってくる。曰く・・・

『前から3列目に乗車していた豊橋市の畑中国守さん(76)が運転席に近寄ると、運転手が泡を吹いて意識を失っているのを発見。異変の直前に運転手のうめき声を聞いた乗客もいた。

 畑中さんはギアをニュートラルに入れ、駆け寄った別の男性がハンドルを握った。減速したものの停止できず、男性はハンドルを左に切り、壁に車体をこすらせながら、異変発生から約1キロ先で停止させた。畑中さんは「必死だった」と振り返る。』

よく怪我人も出ずに済んだものだと感心してしまうが、こういうことは、今後も突然どこでも起こり得ることだと思っていたら、翌朝の報道番組のコメンテーターは、「今、自動運転の開発が進んでいますから、将来は起こることはなくなるでしょう。」と解説していた。

乗客33人は、観光バス会社の企画した「ミステリーツアー」に参加した方々で、豊橋市から出発して、和歌山県串本町に向かっていたという。

この、「ミステリーツアー」とは一体なんのことか分からなかったので、カミさんに聞いたところ、「行先を知らされずに参加する観光ツアーのことで、私も参加した事がある。」ということだった。

行先を知らされずに、金を払って参加する・・という事が、よく分からないが、たぶん正月の福袋を買うようなものなのだろう、と勝手に解釈した。

  福袋みたいなもの?

私は、どこどこで、何をしたい、食べたい、観たいという動機があって、初めて旅をする気になるのだが、ミステリーツアーに喜んで参加する人は、どこでもいいから、金額に見合う旅行か、そうではない旅行か、得した気分になれるか、なれないかが重要か。

福袋など買う気にもならない私が、ミステリーツアーなどに興味を示さないのは、当然のことなのかと思った。

今回参加した33名は、帰宅してから事故のことを、多分得意がって、会う人会う人に自慢げに話をしたに違いない。目的地には行けなくても、それだけで充分ツアーを満喫したことだろう。

そもそも、その観光バスは、和歌山県串本町に向かっていたというから、行先はきっと、大島のトルコ祈念館で会ったに違いない。

私は以前、瀞峡(どろきょう)へ観光旅行した際に、バスが串本町付近に差し掛かったとき、バスガイドさんが、120年以上前に串本町大島近くで遭難した、トルコの軍艦「エルトゥールル号」の話を、感動的に話してくれたのを覚えている。

  いい話だった!

その95年後のイラン・イラク戦争の時、トルコはイランにいた日本人救助で手助けしてくれた。それは、明治23年に大島住民が、エルトゥールル号乗組員を助けてくれたことへの、恩返しであったのだ。

バスガイドの話を聞いてから数年後、私は一人で車を飛ばして串本町大島のトルコ記念館まで出かけたのだった。

今度は、是非元気なうちに、トルコに旅してみたいと思っている。

ヘッポコ野党が支える安倍長期政権

2018年11月17日 | 政治ネタ
「国体」という言葉は、最早死語となってしまったのは、戦後GHQが使用禁止にしたからだそうだ。本来は、『国柄』とか、『御国振り』という意味なのだが、今は、国体といえば、国民体育大会のことだと理解されえているだろう。

安倍政権は、憲政史上最長の政権になりそうだが、こうなった理由の一つは、明らかに民主党が政権を担った、いわゆる「失われた3年」の悪夢があることには、恐らく異論は無いと思う。

そして、今でも支持率が4割前後で落ち着いているのは、なんと言っても、野党のだらしなさが、選択肢の一つとなり得ていないからだ。

もちろん、そういうデタラメな野党議員を支持する国民の存在があるからに他ならない。


しかし、ここに来て安倍政権の舵取りに、これまで安倍政権を支持してきた中にも、違和感を抱いている者が確実に増えている。かく言う私も、そのひとりである。

今、ホットな話題である「移民政策」は、この国の国柄を大きく変えかねない最重要課題であろう。移民政策はとらない、といい続けている安倍総理は、もはや彼の多くの支持者からの信用も失いつつある状況である。

さらに、これに加えて、英語教育の早期化とカジノ法案も、移民政策と並んで、どうも承服できかねる政策で、確実に後に大きな禍根を残しそうだ。

これらに大きく関与して、裏でコチョコチョ動き回っているのが、母国の将来よりも自分の利を優先しているとしか思えない、人材派遣大手パソナグループの取締役会長、竹中平蔵であろう。

  政商・竹中です


外国人による家事代行、つまり家政婦サービスが話題になった際も、大手派遣会社はフィリピンにおいて、先んじて募集体制を整えていたが、こういうニーズを作る役割を担う政商は、同様に英語教育早期化でも、カジノ法案に関してでも、同様の立場である。

今、ようやくクローズアップされた移民問題も、野党が積極的に追及しているように見えるが、まったくピントがずれていて、的外れなため、見ていて歯がゆいだけである。

早速やったことは、在日外国人労働者を集めて、彼らの苦情を聞く場を設けたことで、労働条件が劣悪だとか、給料が少ないとか、日本人従業員並に扱われないとか、そんなことを聞いてどうするのだ?と思いたくなってしまう。

 不満のヒアリング?

私が以前お世話になっていた会社でも、支那人の実習生を何人か採用していたが、経営者は、以前のブラジル人やその他南米日系人の時と同様に、安い労働力としてしか見ていなかった。日本で、技術を覚えて母国に役立ててもらう、など建前でしかなかった。

野党が、政府に外国人労働者はどういう業種に何人入れる考えか聞いたところ、驚くことにすぐ回答があった。

 派遣会社のデータ?

こういったデータは、当然派遣会社の持っているデータが基になっているであろう。彼らは、以前からソロバンをはじいているのである。

野党は、在日外国人から苦情や不満をすくい上げ、お得意の「人権問題化」しようとしている。もう10年ほど前になる。カルデロン騒ぎがあったのを、覚えているだろうか。不法滞在のフィリピン人両親とその娘の騒ぎがあった。

 カルデロン親子の騒ぎ

偽造パスポートで入国して、女はその後妊娠出産。しばらくして、二人の不法滞在がバレて、裁判の結果強制退去処分となったが、娘をどうするかで、連日ワイドショーネタになって、大騒ぎになった。

こういうときは、必ず「人絹派」と呼ばれる悪徳弁護士が裏で暗躍して、様々な仕掛けを考え、世論誘導しようとする。

そのうち、多くの日本人の思考は停止し、順法精神を超越した「可哀想感情」が表面化する。

こういうケースが、今回の移民問題を野放しにすると、日本中で発生しうることは火を見るより明らかではないか。

一連の移民による様々な問題は、EU を見れば、馬鹿でも分かるはずではないか。

あの時も、大手報道機関がセンセーショナルに流した写真が一つの世論を動かすきっかけになったことは、まだ記憶に新しい。

  溺死したシリア難民

  死骸を抱く警備兵士


難民たちが一斉にドイツを目指したわけだが、それから何年か経て、どういう結果になっているか、池上某にでも解説させたらいい。


安倍政権は、以前から、シンガポールのカジノ関連の観光政策、移民政策、もしかしたら教育なども、お手本にしようとしているきらいがあって、私は懸念していた。

シンガポールは、独裁国家であり、別名「明るい北朝鮮」と呼ばれている。

従って、上っ面だけ眺めてマネをすると、とんでもないことになることは必至である。

私は、シンガポール赴任中何度も目にしたが、ウジャウジャいる外国人労働者は、共生どころか、完全に区別されて暮らす階級社会になっている。

道路工事などのガテン系の仕事は、スリランカ人やバングラデシュ人。メイドはフィリピン人と決まっている。

 安い労働力

どの国の労働者が、休日になるとどこに集まるかも、完全に決まっている。

メイドさんなど、滞在中に毎年妊娠の検査があって、妊娠したと分かれば、即強制退去させられる。

 休日の比国人メイドたち

マンションなどにあるメイド部屋など、ベッド一つ分の広さしかなく、ひどい所はドアも無い有様だ。

日本の歴史には奴隷制というものが無かったためか、白人たちが奴隷をこき使うような接し方はできない。今、安い労働者を大量受け入れすれば、それに起因する様々な社会問題が日本中で発生することになることは、間違いないのである。