気分転換

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日常を気楽に綴っています。

人生が変わる一分間の深イイ話

2016年10月01日 | 日々の出来事

今週、OL時代の同期のKちゃんから久しぶりの電話

「わぁ~!しばらく~元気だった?ご無沙汰してごめんね~」

同じ部に配属された6人の同期。

チームワーク良くとっても仲良くしていました。

仕事終わりに食事に行ったり飲みに行ったり

旅行に行ったり・・・

その内、寿退社で一人減り二人減り

でも交流は細く長く続いていました。

2度、3度は3人とかで会えたり。

子育て中は中々会う事もなくそろそろ落ち着いてきた

2009年7月にやっと5人は会えました。→ 

以来もっと頻繁に会えると思っていたのに

まだお勤め中の人もいて自由な時間も中々取れません。

「いずれまた皆で旅行でもしようね~」

そう言って別れてもう7年。

退社後は年賀状で毎年近況は報告しあっていました。

その中の一人、Y子ちゃんからは結婚以来毎年(喪中以外)

家族写真のポストカードで30年以上微笑ましいのを頂いていました。

最後の一筆には「今年は会えるかな?」と書かれて・・・

最初の10年間2年毎にお子さんが増えて結局5人の子だくさんの

母として頑張っていました。

今年はその中の末っ子君が昨年成人式を迎えその記念の

家族写真でした。

 

 

Kちゃんからの電話は

「夕べ、テレビ見た?」

「えっ!何の番組?」

「人生が変わる1分間の深イイ話」

「見てなかったけど・・・誰か出たの?」

「Y子ちゃんのご主人」

結婚式以来お目にかかっていませんが

年賀状で毎年お顔は見ているので良くわかります。

テレビの中で

「家内を3月に亡くしまして・・・」

と言っていたのだそうです。

びっくりしてご主人様に電話して状況をお聞きしたら

昨年5月、胃がんの手術をして一応成功という事だったのですが

今年の1月肺に転移が見つかり3月に亡くなったのだそうです。

Kちゃんは信じられなくて翌日にご主人に聞いた場所のお墓に

一人で先に行ってみたようです。

やっぱり現実だった事を確信して皆に連絡をくれました。

誰もその番組を見ていなくてたまたま見ていたKちゃん。

家族葬だったのでお知らせしなかったとの事でしたが

Kちゃんが見ていなかったら暮れまで誰も知らなかったね~

そういえば今年の年賀状には一筆がありませんでした。

不思議に思ったのですが忙しかったのかな?って。

まさかそんな状況だったとは・・・

どんな思いで皆の宛名書きしたのでしょう・・・

写真は病気発覚前の1月に撮ったものなので

相変わらず美人で穏やかに微笑んでいて何の変化もなかったのに。

今月、皆でお墓参りに行く約束がすぐにまとまりました。

退社以来初めて全員で集まります。

「今年は会えるかな?」

「Y子ちゃんの所で6人で会えるよ」