ご無沙汰しました~
あっというまの一ヵ月。
ずっとブログの更新がなかったので御心配をおかけしてしまい
申し訳ありませんでした。
出産以来30年ぶりに入院する事になってしまいました。
生命に係る事では無いので心配しないで下さいね。
3月、紹介状を持ってドキドキしながら大学病院に行きました。
すぐにどうこうという訳ではないのですが覚悟を決めたのでその日にその後の予定を決めて頂きました。
「余り先にならない方がいいでしょう?」と言う事で。
遠い病院なので夫に連れて行ってもらわなくてはならないため夫の予定と
私の予定と病院の都合を照らし合わせスケジュールが組まれました。
先生も「遠いし何回も来るのが大変でしょうから術前検査も1日で済ませましょう」と
言ってくださいました。
一応全身麻酔での手術なので麻酔科の先生の診察も受けなければなりません。
病院の桜が満開の時、全身麻酔に耐えられるか手術前検査に行きました。
血液検査、尿検査、肺のレントゲン、肺活量など・・・
後なんだっけ?・・・ もう忘れてる~~
参考までに・・・
もし全身麻酔をするような事が起きた場合、肺が健康でないと辛いらしいです。
痰が出たり色々と。
そんな事を思うといざという時のためには喫煙者の方は是非禁煙をお勧めします。
いよいよ入院の日、病院の前の並木道はすっかり緑になっていました。
10時に入院手続きをして病室に案内されます。
今回ちょっと贅沢して個室に入れていただきました~
ちょうど空いてて良かったです。
その日のお昼は牛丼、夜は南蛮漬けなどの定食風。
ボリューム満点。
でも翌日の手術に備えて夜9時から禁食、禁飲となりました。
夫は午後一旦家に帰り翌日もまた来てくれることになりました。
遠いのにありがとう~~
いよいよ手術の日、12時半に手術室に入りました。
そこまで緊張しながら担当看護師さんと歩いていきました。
ベットに横になり口にマスクが当てられてそこから目が覚めたらすべてが終わっていました。
4時頃病室に戻った記憶です。
病室で待っていた夫、無事に麻酔から目覚めてホッとした事でしょう。
大丈夫と思ってもやっぱり全身麻酔は怖いですものね~
翌日まで点滴と尿の管で繋がれていました。
先生からの説明を受けもう大丈夫だからと夫は帰りました。
でもその晩は何となく手術の興奮と緊張からあまり眠れませんでした。
そんな時夜中に「グラッ」と揺れてびっくり。
翌日看護師さんに聞いたら震度3だったとか・・・
管で繋がれている時もっと大きなのが来たらどうするんでしょうね。
逃げられないよ~~
それに心配だったのが倒れたら頭に当たりそうな場所に置かれたテレビのラック。
これって危ないですよね~
翌日には尿の管も外され一人でトイレに行けるようになりました。
点滴も朝と夕方だけで昼間は繋ぐ管が丸められて腕に固定されているだけなので
身体は自由です。
痛みも痛み止めの点滴をしているのでありません。
ただ手術中に麻酔の管が喉から入っていたので抜いた時に声が出ませんでした。
4,5日かすれ声になっていました。
その翌日(2日後)からはシャワーもシャンプーもOKです。
痛みも無いし時間がたっぷりあって退屈な日々でした。
本を読んだりしてみたのですが目が疲れて痛くなるので長時間は無理でした。
大学病院は重い病気の方が多いと思うのできっと私くらいの患者は
なんて事ないのかも知れません。
私にしてみたら大変な事なのですが・・・
食事はずっとお粥と刻み食。
最後の方はお粥に飽きてごはんに替えて頂きました。
お粥は半分くらいしか食べられないのにご飯はなんて美味しい事でしょう。
ご飯になったら完食してました。
それにしても間食なしでこんなちょっとの食事。
普通はこれ位で生きていけるんだ~~
これ経験したらいつも食べ過ぎてたとつくづく思いました。
個室で誰にも気兼ねなく自由だったので写真撮影。
きんぴらごぼうも卵焼きもミートボールもサラダも肉じゃがもウインナーも全部みじん切り。
手間かかりますね。
退院前の3日間はだいぶ回復して暇だったので広い病院内を探検してました。
売店3カ所、コンビニ(ファミマ)、スタバ、レストランなど・・・
さすがに大きな大学病院、自分は食べられないけど美味しそうなお弁当や
スタバのコーヒーのいい匂いに癒されながら運動に歩いていました。
手術の痛みは無かったのに最後に詰めてあったガーゼを抜く時の痛さったら・・・
涙がでました。
まだ完治とはいきませんが、後は日柄で良くなるでしょう。
全身麻酔をしたので先生からは今月中はあまり無理しないようにと
ご注意がありました。
免疫力が落ちているので帯状疱疹とかが出やすいそうです。
今回の入院は夫と保証人を頼むので弟、娘、息子、地域で一緒に役員をしている方
一人だけにしか説明していなかったので御心配して頂いた方には申し訳ありませんでした。
人間年を重ねて来ると思いもよらない事がありますね。
健康第一、こんな事でも入院生活はかなり大変です。
家族にも負担がかかります。
健康には気をつけて生きていきましょう~~