気分転換

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日常を気楽に綴っています。

麗君「テレサテン」のお墓を訪ねてみました

2015年10月29日 | 台湾

テレサテンが42歳という若さで亡くなって今年で丁度20年。

BS朝日で

「没後20年 不滅の歌声 テレサテンのすべて」という3時間番組がありました。

夫が録画しておいたらしくそれを夏ごろ見ました。

5月8日の命日には日本から、中国から、もちろん台湾の方も
たくさんのお参りがあったようです。

何度も台湾に行っているので一度は訪れてみたいと思っていた場所です。

新北市にある金宝山墓園という所にお墓があります。

台北市内から車で1時間半。

公共交通機関で行くにはちょっと不便な場所にあるので
自力で行くには不安がありました。

という事で娘夫婦に頼みネットで場所を調べ車で連れて行ってもらいました。

娘たちの年代は余り記憶にないでしょうね~

「ほんとにいつもありがとう~」

 

高速で台北を通り基隆へ、そして前に連れて行ってもらった
奇岩の野柳海浜公園の脇を通り金山の街に着きました。

丁度昼時だったので金包里老街でお昼ごはんです。

車を止めるところがないほど駐車場も混みあい街中も賑わっていました。

アヒルがここのお勧めらしくどのテーブルも皆さん食べていました。

タケノコは軟らかくとっても美味しい~
(どうやって調理するのか知りたいです)

酸菜という野菜を炒め煮した物は字のごとくすっぱい野菜でした。

このお店のシステムが変わっていて並んでいる料理のお皿を自分で運び
食べ終わったら回転ずしのように係の人が数えに来ます。

言葉がわからないとどうしていいかわからないので
食べるのはむずかしいですね。

 

昼食後、くねくねと山の上にある金宝山墓園にむかい車を走らせます。

山を上がって行くと霧がたちこめていました。

お腹がいっぱいになった孫はお昼寝タイムです。

駐車場に車を入れて見上げるとそこは高級住宅街のようにも見える
高級霊園でした。

台湾の政財界、芸能界の有名人が多く埋葬されているのだそうですよ。

霊園の真ん中辺りには大きな管理棟。

ここでお花を買ったりもできます。

霧に霞んでいますが大きなりっぱな納骨堂もそびえています。

テレサテンのお墓は一番手前の分かりやすい場所にありました。

お墓の前は記念公園になっていてピアノのレリーフがあったりします。

これを足で踏むと音が出るのですがミ・ファ・ソが出なかったです~

ピアノの奥にはテレサテンのゴールドの像が建っています。

足元はト音記号に花が植えられセンサーで人を感知すると歌が流れ続けます。

この像は海の方を向いて建てられていて、この日は霧で見えませんでしたが
晴れていれば東シナ海が見えます。

その先は日本です。

この像の後ろ、奥まった所が墓地です。

本名、麗筠 から「筠園」 と右の石に刻まれています。

毎日のように誰かお参りに訪れるのでいつもお花は絶えないようです。

実はこの大理石の墓石の中には火葬されないで50年間そのままの姿を
保たれる処置をされたテレサテンが眠っているそうなのです。

石碑には1953~1995と刻んでありました。。

1953年生まれ・・・という事は生きていたら62歳。

私といくつもかわらない・・・

あの頃は随分年上の方と感じていましたがだいたい同じ時代を生きていたんですね。

カラオケなどでは今でも必ず誰かがテレサテンの歌を歌いますよね。

最近CDを買ったので車の中でよく聞いているのですが改めてこんなに
上手だったのかと聞き惚れています。

 

 

昼食を食べた金山の老街では
金山地瓜(サツマイモ)とマコモダケが沢山売られていました。

美味しそうなので買って帰りました。

蒸かしてみるとサツマイモはきれいなオレンジ色。

ホクホク感は余りありませんでしたが甘い~

マコモダケは炒めて食べたら全然くせもなく歯ごたえ良く美味しかったです。

娘曰く「マコモダケはそのまま焼いて食べても美味しいよ~」