伊勢神宮(外宮)のお参りをした跡は(内宮)に移動しました。
駐車場からおはらい通りを行くと
先月行った新潟県の三国街道・塩沢宿と似たような通りがありました。
ここをモデルにしたのでしょうか?
塩沢宿は建物がまだ新しく、最近作られた街並でしたがいずれこんな風に寂が出てくると
赴きも違ってくると思いました。
銀行も郵便局も古民家風な作りでそっくりです。
まだ午前だったのでそれほど混雑していません。
少し行くとテレビでみた景色がでてきました。
赤福本店の所です。
以前賞味期限で問題になりましたがやっぱりここのおみやげは皆さん
たくさん買い込んでいましたよ。
観光バスのツアーの団体様が到着するとすぐに長い行列ができます。
賞味期限が短いのと、曲げないで「まっすぐお持ち帰りください」と書かれていたので
荷物になるため買わずに向いのお店で赤福ぜんざいをいただきました。
ここを右に曲がると「おかげ横丁」があります。
お参りの前に寄り道し色々なお店をちょっと覗いて。
そこに歴史館「おかげ座」という所がありました。
芝居小屋の外観をしています。
入館料300円でお伊勢まいりについて歴史のお勉強。
「歴史館」 ~ からくり映像のシアターで昔の人たちがどのようにして
お伊勢参りをしていたのかがよくわかりました。(20分)
「テーマ館」 ~ リアルな人形が縮寸の情景表現をしている所を
係りのお姉さんが当事の街並みの様子を説明してくださいました。
ここで予備知識を得てからお参りするとちょっと気持ちの持ちようが
変わってくるかも知れません。
ここからまたおはらい町通りに出て内宮に向います。
この頃にはだいぶ人出も増えてきました。
五十鈴川に架けられた宇治橋を渡ります。(101,8m)
いくつかの鳥居をくぐり歴史を感じる大木の通りを歩いていきます。
中にはパワーを与えてくれる木々があるらしくみんなが触るので
幹がつるつるになっているのが何本もあります。
途中には、五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)
参拝する前に心身を清める場所です。澄んだ清流の五十鈴川。
階段を登ると正宮です。
ここも鳥居の中は撮影禁止。
今年は建替えの前年、19年目なので茅葺きもだいぶ痛んでいます。
中は建替えの建築作業中。
お賽銭に10000円札が見えました。
太っ腹の方が居るのですね~
式年遷宮とは・・・
伊勢の神宮では20年に1度、社殿を始め神々のお側近くにお納めする
御装束神宝に至まで、すべてを新たに造り替え、大御神に新殿にお遷り
いただく大祭。
1300年に渡り行われている。
今回は平成16年からその準備が進められているそうなので、20年の内
約10年は次の準備をしているのですね~
それが来年秋なんですよ。
新しくなった神宮にまた行ってみたくなりました。
お参りを済ませおはらい町通りに戻ると平日にもかかわらず
賑わっていました。
お腹もすいてきたのでランチはこの通りのお店で
そういえば三重県に来てまだ松坂牛を食べていませんでした。
ステーキでなくてもこれで十分美味しかったです。
今回の旅、もう一ヶ所有名な所があったのですが時間も無く
何しろ夫が興味ナシだったのでスルーされてしまいました。
そこは・・・
ここです。
今回レスリングの吉田沙保里選手で話題になった
「ミキモト真珠島」です。
この建物は「御木本幸吉 記念館」
駅には大きなポスターが貼ってありました。
吉田選手の金の真珠素晴らしかったですね。
あの真珠に合わせる洋服を選ぶのも大変だと思います。
なので私はどんな洋服にも合う、普段使いのネックレスにしました。
せっかく行ったので女性としては記念に買いたいですよね~
おかげ横丁で「ミキモト真珠島」のお店を見つけました。
そして今回、海辺の町でいくつも目に付いたのは
これです。
矢印の山の方を見ると新しく整備されたような避難のための階段ができていました。
足の悪いお年寄りには登るのは大変でしょうが避難場所があちこちで改められた
様子がよくわかりました。
1泊2日の旅でしたが楽しく美味しく、
ツアー名のとおりの「満たされ、癒され、磨かれ 伊勢」になりました。
磨かれだけは無かったですが・・・