まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

ほっとして 春の息吹を 知った朝

2014年03月11日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて晴れていた。気温は0度から10度、湿度は72%から41%。風は2mから6mの北北東の風が強かった。明日の12日は、引き続き高気圧に覆われて晴れるらしいが、夕方からは気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、夜には雨の降る所がある見込みとか。

 

 今日は奥方は勤務で不在だし、天候もいいし・・ということで、少し足を伸ばしてのドライブになった。

 

 やってきたのは高松市西部の亀水町(たるみちょう)。五色台の坂出市寄りにある「瀬戸内海歴史民俗資料館」。とくに珍しい資料館でもないし、先日にもここにやってきている。

 

 というのも、この3月16日は「瀬戸内海国立公園指定80周年」ということらしい。そこで、テーマ展・「瀬戸内海国立公園指定と観光開発」展が始まっている。会期は5月25日までらしい。

 

 これがそのロゴマーク。平成26年3月16日、香川県を中心とする瀬戸内海が国立公園に指定されて80周年をむかえる。そこで、当時の瀬戸内海国立公園指定に向けた香川県国立公園協会などの活動を館蔵のパンフレットや絵葉書で紹介しているとともに、小豆島や女木島、屋島、高松をはじめとする香川の観光開発が国立公園瀬戸内海とどのような関わりを持ちながら進められてきたのかをふりかえると云うもの。

 

 また、戦前戦後期に地元の教育関係者や郷土史家、大学などが地域振興や日本の復興を目指して観光開発にどのように寄与したかについても、桃太郎伝説や浦島太郎伝説の観光化などを例に紹介している。(写真は香川県国立公園協会依頼・吉田初三郎鳥瞰図「史蹟と風光の香川県」(部分))。

 

 今から10年前、「こんぴら信仰と塩飽諸島」というテーマで、香川県ミュージアムで講演会をしたことがあった。そのときに、パワーポイントを使って、その画面上に、この「瀬戸内海国立公園指定70周年記念」のロゴマークを使ったことが印象深い。

 

 あの時は、台風で我が家が流された直後で、弟にノートパソコンを貸してもらって、社宅から香川県ミュージアムまで電車で行った記憶が残る。このパワーポイントのデーターは、かろうじてリュックザックの中に残されていたUSBメモリーに記録されていて助かった。

 

 あれから・・・10年なのか・・・という印象が強くて、この展示会にやってきたという訳。折しも今日は、あの「東日本大震災」から三年目。それもまた、印象深いことだった。

 

 ということで、今日も発表用のパワーポイントを使ってのリハーサルを行いながら、少しずつの修正作業。説明をする言葉と、スクリーンに映っている言葉の違いの修正を行ったり、追加したり削除したり・・・。いつになっても完成はないと思う・・・。

 

 このまま、暖かくなって、春になってくれればいいのだが、彼岸を過ぎるまでは、まだまだ、安心できる状態にはない。

 

 今日の掲示板はこれ。「死ぬる命を生きているんじゃない。み仏に生まれる命を今生きている」というもの。感動法話 『死ぬる命を生きているんじゃない』 釋順章さんの法話の中で紹介されている言葉から・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=x4k3TEMAsbI

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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