ニワゼキショウ(庭石菖)は、字の如くアヤメ科の小さな雑草だが、1cmもないくらい小さな花は、雑草とは思えないほど綺麗だ。去年のこのブログでは6月10日に掲載しているので、今年は少し早く咲き始まったのかもしれない。
少し前に撮ったカラスノエンドウ(烏野豌豆)だが、カラスノエンドウというのは一般的な呼び名で、ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)というのが正式な名前だそうだ。今ではもう花は終わって、エンドウ豆を小型にしたような小さな実を付けている。道端や川の堤防などで繁茂している雑草だが、実は食べられるという。カラスノエンドウとよく似たスズメノエンドウというのもあるが、“カラス”よりさらに小さな花と実を付けるので、名前に“スズメ”と付いたらしい。