なんだかなぁ

最近カウンタースタイルのラーメン屋に行くと写真のような標示を結構目にする。

いや、別に協力はおしまんけどね。

ようするに食べ終わった食器は返却口にという高速のSAにある食堂や、社員食堂のような事なのだが社食やSAには一般的にホール係は居ない。完成品の受け渡しも全てセルフサービスというわけでさほど気にもならないんだが。

ラーメン屋の場合、たしかに親父さん一人で全てを回しているような店ならカウンターの食器を片付けてテーブルを拭いてと言うのは手間だろうから、言われなくともチョット気の利いたやつならカウンターの前の「高台」に丼を返して、台ふきが用意されているような店ならチョットこぼしたスープを拭いて「お勘定～」ってやるけどさ。

最初からこういう風に書かれているとちょっと「なんだかなぁ」と思っちゃうのだ。

そりゃもう行列店でしかも狭くって、厨房から出てカウンターと壁にそって並んで待っている客の隙間を通って何て言う状態ならしょうがないかと……でも、そこまで行列店ならパートのおばちゃん雇うよなぁ。

この写真の店なんて、夕方店内に客３人。日常的に切れ間無くお客は入っているけれどピーク時で少し待つ客が居るくらい。厨房内はスタッフ２人、しかもホール係の中国女性が居て食券を買うと同時に座る場所も指定して水もそこに置かれちゃうくらい仕切っているのに何故か丼は自分で返す……。

食べ物の受け渡しはこのホール係のおばちゃんまったく手を出さない、麺の硬さやトッピングはいちいち聞いてきて中国訛りのわかりにくい日本語でキッチンに通すけれど明らかにキッチンスタッフはおばちゃんと私の会話に聞き耳を立てているからおばちゃんの伝達はあまり意味がない♪（食券に書き込みはしてるけどね）

いや、そう言う事じゃないな……。

こういった掲示はなんか、う～ん、やっぱり「なんだかなぁ」って印象って事だ。

忙しそうにしていれば自主的に協力しますよ、逆に気を使って食べ終わった丼を高台に返すのってかえって邪魔かなとか余計な心配までするくらい。なんか、上手く表現出来ないけど最初から「手伝えよ、気い使ってよ！」って印象なんだよなぁ、こういうのかかれていると。
うっかりそのまま返さずに帰ろうものなら「てめぇ！字も読めねぇのかよ」って言われなくてもそんな視線が突き刺さってきそうでさ。

そう、あれも気を使うなぁ、使用後の丸めたティッシュの置き場所♪
さすがに食後すぐの丼の中に入れて「お勘定！」とはできないな。水の入っていたグラスにも入れられない、まぁ店のスタッフが片付けに来て自分で丼の中に放り込んで撤収！っていうのは別にかまわないけれど客サイドとしては「どこに置いておくべきか」って一瞬悩む。グラスのすぐ側にソッと寄り添わせてみたり、まわりを見渡して大抵出口付近に置いてあるゴミ箱を探しそこに捨てつつ店を出るとか。

う～む、なんでラーメン一杯でそんなに気を使わなくちゃいけないんだ♪

だから、こういうの書かないで～気配りのある良い客のフリは私できます♪出来ない人には「そういう人もいる」って店側もスルーしてくれないかな。

あぁ、なんだかなぁ♪