GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

酔いどれかぐや姫

2006年04月04日 08時30分55秒 | 楽器や音楽
今朝、家の近くのセレモニーホールの前を通りつつ、心の中で手を合わせて参りました。
ザ・カーナビーツのヴォーカル&ドラマー アイ高野氏……55歳か、若すぎます。
PUPPYでも「好きさ好きさ好きさ」は何度もやりました。大好きなカーナビーツ、地元のバンドでした。
ご冥福をお祈りします。
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さて先日ふと思い出したこと、あの初代かぐや姫のことだけどさ。

中学の頃(ギリ高一か?)テレビの芸能ニュースか何かで見た映像なんだけど、浴衣のような経帷子のような物を着て銀座か何かの繁華街を「シャ~ララ~♪」と唄いながらのプロモーションビデオというか、唄う天気予報風というのか、そんな画像をはっきりと覚えている。もちろん全日本歌謡選手権での恐怖のパフォーマンスも♪(なかなかオイチャンは戦略家だったのだ)

そう、初代「南高節とかぐや姫」この曲は「酔いどれかぐや姫」というちょっと見、奇をてらったかのような曲だが実に味わい深い叙情フォークだと思っている。当時のメンバーは南高節・森進一郎・大島三平、これは実はその後かぐや姫第二期に成った当時あの有名なメンバーよりこの初代の方を私ははっきり記憶していた。
なにしろ森進一郎♪大島三平♪まるでお笑いトリオじゃぁないか。

でも、この次ぎに出した「変調田原坂」これがまたまた名曲!熊本民謡の「田原坂」あの歌詞がまた良く、映像が目に浮かぶのだが、ざっとこんな感じ

雨は降る降る 人馬(じんば)は濡れる
越すに越されぬ 田原坂
右手(めて)に血刀(ちがたな) 左手(ゆんで)に手綱(たづな)
馬上ゆたかな 美少年

いい!良いね!これをかぐや姫は

雨は降る降る布団は濡れる → 古家の漏りの風情が良い!
越すに越されぬ 安下宿 → 田原坂の部分をまるで安下宿(ヤスゲシュク)という宿場のようなとらえ方!
右手に質札 左手に馬券 → 血刀と質札の韻の踏み方!馬券と手綱のかけ方!素晴らしい。
ゆたかに生きます 美少年 → ちゃんとゆたかも係ってるし!

いまだに大好きな曲です。しかし、知らなかったのはこの曲のシングルB面が「マキシーのために」だったこと。いまでも、PUPPYの営業でこの今日を唄うことがあるがなかなか良い曲で、どうやら実在の人物をモデルに作ったらしいと作詞家の喜多條忠が話しているのをTVで見たことがある。

かぐや姫は初代が解散の後あの有名なメンバーで再登場するのが'71年(旧解散から新活動開始)~'72年(アルバム-はじめまして-が出た年ね)、伊勢正三の作詞で現すどうかずみの須藤リカ(ウイークエンダーの下品なレポーターね)とかぐや姫が唄った「海のトリトン」のテーマなんぞもあるのだがアニメの放送時期は'72年だから二代目の方だね。

うちの会社で時々見かけるオイチャンはロビーを変な発声練習をしながらふらふらしている変なおじさんです。

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2 コメント

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アイ高野氏 (ダイアナ・シールズ)
2006-04-04 09:20:03
蓮沼の駅前にお店持っていらしたことがあります。「好きさ好きさ好きさ」はTOMMYもライブで歌っていたし…。後追いでカーナビーツは知ったんですが好きだったのに…。



こうせつおいちゃん、発声練習するなんて偉いな~(笑)。
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もったいないですよね (ゲルマニウム原人)
2006-04-04 09:25:57
クリエイション時代も、最近のGSブームもあったけど。

やっぱ肝臓を悪くしての結果のようです、酒かなぁ……



おいちゃん、発声練習してるけど歌の仕事じゃないんだけどなぁ~うちでの録音は♪良くトイレで清掃のおばちゃんに握手求められてますよ、あはは。



わたしは先日アルフィータカミーと連れションでしたが(^^;)
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