GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

長年の疑問は疑問のママ(^^;)

2012年03月23日 09時28分18秒 | 徒然なるままに
うちの実家では子どもの頃から花札は普通にあった。

もちろん、コイコイとかそう言ったのはやっていなかったけれど、一番簡単?な「ばかっぱな」を子どもの頃はよく家族でやっていたよ。

で、どの柄が何月とか教わるんだけど、まぁコイコイとかと違って「ばか」の場合それほど数字代わりになる月は必要なかったけれど、まぁいろいろ教えてくれたわけだ。

まぁ概ね…一月が松に鶴だったりするのは納得いくよね、本当は松の木に鶴は来ないしそもそも鶴が木にとまることはないし、あれは昔の日本人が「鶴」と「コウノトリ」をごっちゃにしていたからなので、松にコウノトリが縁起が良いと♪

で…10月まではさほど違和感がないんだな。


問題は11月だよ!

あ、その前に12月の「桐」って言うのもイマイチ意味が分からない、たぶん桐の花は5月ゴロ?それでも、こういったばくちの道具で最後のカードが「切り札」=「桐の札」って語呂合わせかな?くらいの感じは分かるんだ。

さてと

11月だよ!柳って…柳にぃ~ツゥバメはぁ~あなたと私ぃ~♪胸ぇの振り子が…なんて歌っているバヤイじゃない!

11月と柳と雨ってイメージがあわないくない?

やっぱ初夏って言うか青々とした柳だよね、しかも雨の中傘を差してカエルを眺めている小野道風…こりゃぁイミフだべさ。

でね、少なくとも分かったのはこの小野さんになったのは何故か明治以降なんだと、それ以前の11月は番傘をさして雨の中を走っているお侍♪

歌舞伎好きならこのスタイルで「おお!!」と思いつくのは「斧定九郎」

あの忠臣蔵のなかで一番スタイリッシュなピカレスクヒーロー!定チャンですよ♪
まぁこのスタイルになったのは落語好きならこれまたの名作落語「中村仲蔵」の演出、また、本当は「斧」=「大野」で大石内蔵助の一応反対派家老大野九郎兵衛の息子なんだけどさ。

で、何故そうなったのか分からないけれど「斧」が「小野」になって「東風」に成っちゃった見たいなんだなぁ。

まぁ仮にそうだとしても元ネタ「斧定九郎」が山崎街道で登場する段は旧暦6月…たしかに柳と定九郎はぴったり合うけれど…何故11月!!!!

で、謎はマッタク解けないわけだ(^^;)

ちなみに…柳の所に書いてある謎の鳥…あたしゃ極楽鳥かと思っていたよ派手だから♪あれも、どうやら柳にツバメらしい…ツバメに見えないよな♪
コメント
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