新戦力

１０年使ったゼロックスの複合機をリニューアル。

今回は激安だったのでリース契約ではなく買い取りいやぁ凄い時代になったものだ…。（５０万台）

私とゼロックスの出会いは…もちろん学校の生協とかにはあったけれど、まだコンビニにある時代ではなかった。

印刷屋に就職してコピーサービスもやっていたので当然ゼロックスも当時だと「リコピー」などという湿式のコピーなども使っていた。っていうか、湿式の青焼きコピーは業務として０版サイズの図面コピーとかやっていたし。

そのあと、現在の会社につながっていく特許関係のコピーサービス会社に勤めた時に、本格的なゼロックス修行が始まったんだけれど♪その会社が使っていたのが「９１４」というもっとも初期のゼロックス！



たしか汚職事件をあつかった映画…金環食だったっけなぁ…あれの中でこのコピー機が重要な役目をしていた記憶があるけど。

この機械は故障も多くって、オペレーター（まぁ作業員だけど）は自分である程度のメンテナンスが出来なくては仕事にならなかった。

放電するための「コロトロン」という髪の毛より細い針金の張り替え、コピー機の命「ドラム」を磨くこと、これは必須だったな。

それでもゼロックスのエンジニアは常駐に近いくらいに仕事場に顔を出して、すでに生産中止になっていたこの機械のパーツを日本中から見つけ出して修理していた。どこかの会社が廃棄するとなると倉庫に駆けつけてパーツ取り♪なかなかマニアックな仕事だ。

その後、もっとカッコ良い機械「４８００」通称ヨンパチが導入されたが、この機械も前出のメンテナンスはバイトレベルでも出来なくてはいけなかった。

毎日２４時間稼働で何千枚ものコピーをとっては親方の会社に納品していたものだよ♪初期型のマツダファミリアハッチバックで。

そうそう、トナーも今みたいなカセットじゃなくって洗剤みたいに紙箱に湿気防止のアルミパックで入っていたんだなぁ。

もう３０年くらいゼロックスと仕事でかかわっているね。

多分設置＆説明に昨日来た営業や説明係の女の子達なんて「９１４」なんて全然知らないんだろうなぁ♪

どこか、ゼロックス資料館みたいな所で見れるかな…またあのウィ～～ン…ガッチャンっていう動作見てみたいね。