深*龍宮の使いのブログ

色々なことを書いていきたいと思います、よろしくお願いします。

人生コストの削減、

2007-03-20 12:22:43 | 社会

     どうもこんにちは


  最近堀江氏が裁判で有罪判決を受けたとか何とかテレビで騒いでましたが、しかし、ライブドア問題というものは私の見た感じマスコミのいうような簡単な問題ではないのではないかと思います、私の見た感じこの問題で最悪なのは検察だと思います、この問題に関して彼らのやったことは、明らかな不正逮捕であり、政府要人の手下として飼い犬のように汚らしいことをしたわけですから、彼らに正統性はない。 彼らのやったことは昔のソ連のKGB、もしくはたちの悪いころのアメリカのFBI、昔の日本なら特高あたりとそっくりですね、


  今調べてみたのですが、戦前にあった特高(特別高等警察)というものは、なくなったわけじゃなくてまた政府の中心に戻ったらしいです、1950年ころに、そうなると今回の動きもうなずける、つまり検察とは昔の特高のようなものがそのまま残っている組織である可能性が高いということ、つまり法を守る組織ではなく権力を守るための組織である可能性が高いということ、どうりで治安維持法の再来といわれる共謀罪に政府がこだわるわけだ、元の仕事に戻りたいんでしょうね彼らは。


  さてそれはいいとして今日は、人生コストの削減、ということでも、今の世の中というものは、非常に生活がしづらくなってきていると思います、その原因となっているのが企業のコスト削減なわけですね、しかし大きく見てみると、企業のコスト削減は回りまわって企業の収益の削減へと向かってしまうので、企業のコスト削減ではいずれ日本企業は立ち枯れていくでしょう、ならばどうするべきかと考えたとき、企業のコストではなく国民の人生にかかるコストを削減していくほうが合理的であり、健全な方法ではないかと思ったので書いてみようかと。


  それで人生コストの削減ということで、よく日本は高コスト体質の国だといわれますが、しかし同時に生活環境のあまり良くない国だといわれています、そういう状況においては、最大に改善すべき問題は確かに高コスト体質かもしれませんが、よく考えてみれば分かるようにようは生活環境が悪いから高コスト体質になっているわけで、日本の高コスト体質の改善においてまず手を出すべきは、日本人の生活の負担を減らしていくことなのではないかと思います。


  例えばヨーロッパでは住宅ローンがないと聞いたことがあります、また受験というものもあまりないとか、日本では常識的に二つともありますよね、しかしそれが全然ない国もあるわけです、まあ完全に無いというわけではないと思いますが、ほとんどないような話を聞いたことがあります。 それで例えばもし日本で住宅ローンや、教育費がかからなかったらこの国はどうなるでしょう、とんでもない消費が起こるのではないでしょうか?、そして少子化も大幅に改善し、また企業が社員に払う給料もそれほど多くなくてすみ、社員も企業でそれほど働かなくてすむ、つまりこの国のほとんどの問題が改善することになる。


  まあもちろんそう単純にどうこうできるわけではないとは思います、しかし海外では普通に行われていることがなぜ今の日本でできないのか?、私はその気になればそれほど難しいことだとは思いません、ようはただ単に自民党の連中が、私腹を肥やすために金融関係や、教育関係に協力しているだけでしょう、住宅ローンにしても教育費にしてもなくすことができないものだとは思えない、やろうと思えば政策的に可能な話ではないか。



  根本的に、そもそも今の日本でやるべきこととは、今までの考えを反転していくということ、これは誰も異存がないだろうしここまでは誰でも分かることだと思います、しかし、それをどう反転するかという点に関してこの国は重大な間違いを犯している、つまり今の政府の連中のやっていることは戦後という終わってしまった時代の延命策として、今まで反転しづらかったことを、国民の多くが感じている時代を反転するべきだという感情を利用して、私利私欲のために反転して、時代の流れを戦後という時代の方向にさらに回転させて、戦後という時代はもう存在していないのに強引に存在させているのだと思います。


  私に言わせればそもそも反転すべきものとは、回転を逆にするような意味であって、戦後という時代の回転を逆にしてみることだと思います、つまり戦後という時代は、企業に国民の力を集め、企業を回転させていくことによってそれに連なって国民も回っていくというのが戦後の時代だったわけですが、しかし今問われているのは、国民の力を国民に集め国民を回転させていって、それに連なって企業の回転を起こすというのが、多分今の状況で問われていることなのだと思います、つまり主軸を逆にするというのが今問われている、時代の反転なのだと思います。


  そしてそれができない限りこの国は永遠にうまく行くことはないでしょう、永遠というのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、かなり長い間はどんどん崩壊していく渦のような中を進むことになると思います、

 

  まあとにかく今の時代に日本が問われていることは、人が生きていくコストが高いこと、それが結果として企業のコストを跳ね上げ、日本人の社会生活を壊し、それが回りまわってこの国の崩壊を作っている、だから今この国で問われているのは人生にかかるコストをどれだけ下げるかということではないだろうか、 そしてその点この国の政府は最悪の選択をしている、彼らは戦後という死骸に執着し、それの延命しか考えていない、よく言われるように政府与党の政治はゾンビ政治だ、これでは未来は作れまい、彼らの考えは戦後という時代を延長していけば未来があるはずだという浅はかな考えであり、そんなものは存在しない、


  今の政府のやっていることは、企業に国民の力を集めることをさらに進めればよいだろうという下らない考えだ、その結果がこの国の崩壊につながっているのは分かっている人にはわかっているはず、そうではなく私が言うようにこの国の生きている人々の人生にかかるコストの削減をもししてみたらと考えてみればいい、それがどれだけのメリットを生むか、政府のやっていることは消耗と崩壊しか生んでいない、真に生きるという道を選びたいのならば、多分私の考えかそれに近い考えを探ってみるのがいいのではないか、私にはその方向性が最良の手段に思えるので。


 

    それでは今は週二回ですので、次回は木曜になります、では次回まで。