名古屋の白ウサギ・1964年生・

別名、ウサギ仙人・・職業・会社員

姓名判断 5

2012-08-01 | 姓名判断
「迷信」とは

 迷妄と考えられる信仰。
また道理にあわない言い伝えなどを頑固に信ずること。

通常、現代人の理性的判断から見て
不合理と考えられるものについて言う。
広辞林



理性で判断出来ない事

合理的な説明が出来ない事

これらを信じる事は大きな危険を誘発する

仏教に於いても 釈迦は 神通力や怪力・超能力を使う事を強く戒めている

そういった記述が仏典のなかに数多く見受けられる

私は自称哲学者、宗教を志す者、占いなど肯定してはいけない

と言う意識が根底にある

しかしながら

自分は 名前を見ただけで

その本人しか知りえない事が判ってしまう事がある

矛盾する状態に追い込まれた。

物事には

理論や理屈だけでは説明の出来ない世界がある事を

自分を通して実感させられた


宗教も 「法」 (宗教の道理を合理的に言葉にしたもの)

だけでは成り立たないのでは・・・・・と思うようになってきた

どうにも説明のしようが無い神秘の部分、 理屈を一切寄せ付けない部分

そいった要素が世の中にはあるのだろう・・・・

そう考えるようになった


とはいえ、

当時私はまだ20代半ば、いい気になっていた

周囲の人にその能力を見せ付けて優越感に浸りたいとの欲求も込みあげて来た

周囲の人間にさり気なく「姓名判断してあげようか?」と言うと ほとんどの人は 

軽いノリで 、やって、やって・・・ と言う

そこで私は半分ふざけているようなフリをしながら絶対に私が知っているはずのない

本人にしかしりえない

その人の 考え方、過去の心境、現在の心境、家庭事情、悩み事・・・・・

それらの事を次々と言い当てて行く

相手の顔がだんだん真剣になって行く

若い娘の場合、混乱して涙を流し始める者もいた

こういう場合 決まって

「どうして 判るの?!!」 と聞いてくる

そう言われたら私は

「私はインチキ占い師 です 、占いなど所詮インチキだよ」  と答える

でも実際は何のトリックもない。

事前調査している訳でもない

その事は私に 鋭い指摘をされた 本人には十分 わかるはず


「私はインチキ占い師です 」と名乗ったのは

3つの理由がある


① 私はインチキ占い師です と 自ら名乗る事によって、相手を煙に巻く
 このことに一種の快感を覚えていた
  (悪い趣味である)

② 自分は哲学と宗教の道を志す者
 哲学者として 占い師 に対する不信の思いを持っている
 (占い師のなかにも立派な人もいるかもしれないが私の知る限り???な人ばかり)
 インチキと自ら名乗る事によって それらの輩とは別格である。
と言う事をアピールしたい。
 そのために 自らインチキと名乗った


③ 私の場合、鑑定しようと思っても、まるで分からない事がが出てくる

  何かを聞かれても、10人の内 3人くらい の人に対して何とも答える事が出来ない。

  画数の吉凶で判断して答えることは出来るが、画数のみで判断する事に矛盾を感じる。
  
  そういう場合 正直に 「わかりません」 と答える

  これがプロならそんな事をいったら商売にならない
  
  お金をもらっているからには わかりません では済まされない

  こういう場合、 プロは、ゴマカシの技をもっていて

  誰にでも当てはまる無難な事をいかにもモットもらしく話す

  その位のこと、 私もやろうと思えば簡単だが

  そんな輩と一緒になりたくない

  先制攻撃で インチキです と言う事は、私の 美意識  でもあった


  当時の私の占いは恐るべき的中率だった

  でも それにはカラクリもあった

  ①わからない時は答えない= ハズレ が出ない

  ②良く分かる時だけ、自信を持って答える = 必ず当たる

       

                 ・・・つづく・・・


   



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