1位. The Silver Seas / Chateau Revenge
予想を大きく上回る会心作でした。このアルバムでバンドの色っていうのがハッキリしたような気がします。とは言いつつも、曲者揃いのメンツなんで今後どうなるかは分かりませんけどね・・・1つ言えるのはお願いですからBrad Jones完全プロデュースでアルバムを作って下さい、ということです。自主レーベルからのリリースっぽいので入手困難になる前にぜひ。。
2位. Band Of Horses / Infinite Arms
過去に一度触れたきりノーチェックだったアーティストなのに今になって思いっきりハマってしまうという、去年のFive For Fightingみたいなパターンです。どちらも共通してるのは当時あまりピンと来なかった割にはずっと印象に残っていたという点でしょうか。もちろん年を重ねて音に変化があったり、聴くこっち側の嗜好が変わったりっていうのもあるんでしょうけど、やはり音に説得力や訴えかける何かが無いと数年後まで印象に残ってるってことはあり得ないと思います。よって悪いのは鈍感な僕です。。
3位. Teenage Fanclub / Shadows
貫禄のというか安心の1枚でした。超スローペースな活動なんですけどファンはみんな文句も言わず待つんです。期待を裏切らないから。まぁ自主レーベルになってからそのスローペースに更に拍車がかかってますが、また次のアルバムまで気長に待ちます。期待を裏切らないから。そう言えばレーベルを始めた頃のインタビューでB面集がどうたらこうたらという話をしていたんですけどどうなったでしょう?
4位. Guster / Easy Wonderfull
独特なんですよね、メロディーも声もサウンドも見た目も。耳にこびり付くというか引っかかるというか、ホントにクセになってしまいます。それにしても独自路線を貫いた結果が結成20周年。日本での人気も一旦落ち着いた感じがしますが、彼らは今もまだ進化中です。。
5位. Justin Currie / The Great War
ex.Del Amitriのボーカリストによるソロ2作目。もうバンド時代そのまんまっていう曲もあったりして古くからのファンも楽しめたアルバムだと思います。前作は1stということもあって明らかに "ソロ" っていう雰囲気でしたが今作はバンドっぽいギターサウンドも聴けたりもして、その辺りがDel Amitriを感じさせたのかもしれません。
6位. Against Me! / White Crosses
そもそもこのバンドを知るキッカケとなったのは、Ben Leeが彼らの前作にあたるアルバム「New Wave」を丸ごと1枚カバーしたフリー音源を聴いてから。ホントに良い曲揃いでビックリしましたが、本家は更にスゴかった。ちなみにそのフリー音源。現在は公開されていないようですが、その中の1曲 "New Wave" はBen Leeの2009年発売のアルバム「The Rebirth Of Venus」の2枚組デラックス盤に収録されています。。
7位. Jesse Malin & The St. Marks Social / Love It To Life
いつのまにかひっそりとリリースされていて危うく見逃しそうになりました。前作は国内盤もしっかりリリースされていたんですが、今作では一転インディーに戻っての再スタートとなったようですね。自由度が上がった分、より初期の頃の荒々しさやパワフルさが戻りつつあるような気がします。バンドメンバーとの相性も良さそう。両方のファンに怒られそうな気がしますが・・・実は一瞬Weezerが頭をよぎりました。。
8位. Crowded House / Intriguer
付属のDVDが良かったですね。こういったDVD付きってホントにオマケ程度の内容のものが多いんですが、本作はスタジオライブが8曲、Auckland Townhallでのライブが2曲、PVが1曲と盛りだくさん。スタジオライブの出来も凄まじく、これは日本でライブが観たいと思わずにはいられません。Auckland Townhallでの "Don't Dream It's Over" もホントに良かった。。
9位. Superchunk / Majesty Shredding
この人達ももう随分と活動歴が長いと思うんですが相変わらず年相応に枯れることも無く、むしろ今になって若々しさを取り戻しつつあるような気さえします。こういったストレートなギターロックをもっと若手のバンドがやってもいいんじゃないかとも思うし、多分世界中にいっぱいいるんでしょうけど、やっぱり今の業界じゃなかなか表に出て来れないのかな。。
10位. Josh Rouse / El Turista
すいません。購入前からどんな内容であっても10枚の中には入れようと思ってました。もう完全にエコ贔屓です。聴く頻度も前作と比べれば圧倒的に少ないんですけど、一旦CDを再生するとJosh Rouseの声だけで最後まで聴けてしまいます。。
今後どうなるんでしょう?もう全く分かりません。このまま当分ワールドミュージックのスタイルで行きそうな感じもしますし、また全く別のことをしそうな気もしますし。個人的には何が来ても彼の声だけである程度は大丈夫かなと今回の作品で思いましたが。まさかインストは無いでしょうし。いや、もしかしたら。。
こちらはあいかわらずCDプレイヤーの不調が続いています。笑
はい、The Silver Seasは個人的にホントに気に入っています。
今回1位にした「Chateau Revenge」が決定打になったと言ってもいいです。
それくらい「思わぬ大誤算」的なアルバムでした。
でもまずは「High Society」を。
そして値段が値段なんで絶対に買えとは言えませんが
気が向いたら「Chateau Revenge」をネット等で試聴してみて下さい!
それにしてもTFC、Guster、ex.Del Amitri、Crowded House、Superchunk・・・
いつの時代のTOP10なんだか。笑
Matt Maherは元々のハードルが低かった分、随分良かったということで1位に。
メジャーなプロデューサーを起用して普通の歌詞を書けば
Five For Fightingと肩を並べそうな印象を受けましたが・・・それだと意味ないんでしょうね。
Matt Whiteは思ってたよりSSWっぽくなかったですが普通に良かったです。
タグの件は・・・さすがアメリカ人だなぁと。笑
そこはまず最初に貼っちゃダメって避けるところだろ!っていう。
グダグダ書いてしまいましたが
あぁMidlakeチェックしてなかったなぁとコメント見て思い出しました。
とにかくMelodyさんのベスト、今年も楽しみにしていますよ~!
PCの故障があったりで、こちらのチェックもままならない期間が長かったりもしたもので。
例年通り、興味深く見させてもらいましたが、うちのベストとかぶりそうなのもあれば、全く知らなかった盤もありという感じ。
The Silver Seasは前作の時からプッシュされていましたが、そんなに良いのか思い、前作をとりあえず買ってみた(こっちの方が安かった)ので、近いうちに聴いてみます。
Teenage Fanclubは来日もあったし、前作がちょっとなじめないとこもあったりしたので、今作は素直に良いなと感じられる作品で、印象深いですね。
うまくまとまり過ぎているような気もしてしまうけど、それもクオリティが高ければこその贅沢な小言でしょうか。
Justin Currieは冒頭の曲で撃沈ですかね。
旧譜の方についても、こっちでコメントしちゃいます。
Matt Whiteは私も安売りされている時に買いましたよ。
良さげなジャケットだったし、調べてみたら、触れられていたような参加メンバーの名を見つけて、これなら・・・っていう感じでした。
まだ聴けていなかったので、ベスト選びが落ち着いたら、聴いてみます(Universal系のお得意の裏ジャケに直で万引き防止用のタグを貼るのは止めて欲しいと思いませんか?)。
Matt Maherも同じセールで気になったんだけど、CCM系という事で切ってしまいました。
CCM系がダメという訳ではないけど、その時は枚数を絞る必要があったので、フィルターに引っかかってしまった形。
そう言えば、Landon Piggのアルバムも何年か前に買ったままだったなと気づかされたので、こちらもベスト選び後に聴いてみないと。
うちのベストは早くても、3月の中旬ぐらい。
Midlake祭りになりそうな予感。
ひっそりとした祭りで、興奮度は低そうですが。