9/24～9/30のiPod。

○The Grays / Ro Sham Bo
○Alex Lowe / Dreamcatcher
○The Merrymakers / No Sleep 'Til Famous

　まだまだ続く「クラゲ祭り」。。今週はまずThe Grays。Jellyfish脱退したJason FalknerがこれまたJellyfishの2ndにゲストプレイヤーとして参加したJon Brionと組んだバンド。アルバム1枚で解散するも未だ伝説のパワーポップバンドとして君臨してます。内容は言わずもがな。。ちょっと一息入れるためにAlex Lowe。ポップな甘い声の後に彼のしゃがれ声は強烈に響きます。Hurricane#1が続いていれば第2のRod Stewartになれたかも。2ndも良かったし3作目がリリース間近だそうで、楽しみです。。そして甘過ぎるThe Merrymakers。この一歩間違えば単なるファンタジー趣味なバンドに間違えられそうな音楽性がここまで魅力的なのは、才能と技術と音楽への愛情がなせる技。2ndでは念願かなってAndy Sturmerがプロデュース。ジャケットの最後に彼らのお勧めするCDが小さな字で書かれてあります。納得の選曲です。。

　そろそろ「Cheap Trick祭り」にシフトチェンジしていこうかなぁ。。

Umajets / Demolotion

　このジャケはちょっと。。Umajetsの1stアルバム「Demolotion」の国内盤ジャケ。おそらくJellyfishの2nd「こぼれたミルクに泣かないで」をモチーフにレコード会社の方が考えたと思いますが、逆に買うのが恥ずかしかった覚えがあります。

　言わずと知れたex.Jellyfishの2代目ベーシストであるTim Smithとその旧友であるRob AldridgeによるユニットがこのUmajets。おそらく今まで元クラゲ達が発表してきた作品の中で1、2を争うくらいのJellyfish的アルバムです。それもそのはず、結局はAndy Sturmer抜きの後期Jellyfishの面々が勢揃いした作品であり、制作されたのも解散直後の'94年末。。
　これが悪い訳がない。基本的にTimが作曲、Robが作詞を担当しRoger Manningが作曲に関わったのは1曲止まり。でもプロデュースに演奏に大活躍してます。おそらくアレンジ面でもかなりRogerの影響が垣間見れますが、元々の曲がホントに良い。AndyとRogerのJellyfishというイメージが強いんですがTimもかなり大きな役割を担っていたんだなぁと実感。。

　実はこのアルバム、先に'94年末に制作されたと書きましたが元々はレコード会社に送る為に作られたデモでした。正式にリリースされたのは'97年。約3年もの間、レコード会社から拒否されてきた一品です。当時のシーンがグランジ真っ只中とはいえ、それはないんじゃないの？と言いたくなる程。売り時を逃したのか、一時期大手CDショップ等のワゴンセールで輸入盤を大量に見かけました。ちなみにタイトル「Demolotion」が表すとおり、ここで聴ける音源は'94年当時のデモのままです。まぁJellyfishのBOX等で聴けるように、この人たちのデモはデモの意味をはき違えてるのか？と思ってしまうほど完成度が高いんですが。。
　その後、'99年に2nd「Swollen and Tender」をリリース。1stとは打って変わってシンプルなアコースティックサウンドになっていますが、やはりTimのソングライティングは秀逸。相変わらず微妙なジャケの国内盤もリリースされました。（アザラシ？セイウチ？が空を飛んでます）

　そんな訳で、Jellyfish熱が覚めない今日この頃。「Demolotion」をiTunesに読み込ませると「Demol "i" tion」になって変更するのが面倒でした。みなさんお気をつけて。。

9/17～9/23のiPod。

○The Trampolines / Splash!
○The Trampolines / The Trampolines
○The Trampolines / How Do We Do?

　ダメだ。TV EYESのアルバムがリリースとの情報を得てから、ずっと頭の中はJellyfishモードに突入してます。家ではJellyfishのアルバムはもちろん、BOX、各自のソロなどなど片っ端から聴き漁り遂にはクラゲチルドレンにまで到達。その成果が今回のThe Trampolines3連発。。
　やっぱ良いです。1stからすでに完成されてます。スゴいことやってんだけどマニアックに走ることなくポップにさらっと聴かせるところが如何にもニクいです。個人的には3rd＞2nd＞1stの順番で好きかな。ジャケは2ndの女の子のやつが "らしく" て良いですね。。でも'99年の3rdリリース以来、音沙汰無しなんですよね。何してるんでしょう？

　なんかこの辺りも「今日の一枚。」で紹介したいなぁ。このブログを見てる人たちは間違いなくチェック済みだと思いますが。笑

9/10～9/16のiPod。

○Golden Smog / Another Fine Day
○Splitsville / Incorporated
○Splitsville / The Complete Pet Soul
○The Tunes / Bright Yellow Sun
○Roger Joseph Manning Jr. / Solid State Warriars
○Umajets / Demolotion
○Umajets / Swallen And Tender

　先週に引き続きGolden Smogの新作を。心にしみます。。Splitsvilleの2作。パワーポップのお手本ですね。。フィンランド出身のThe Tunes。まさにギターポップな音に北欧のバンドの底力を感じます。。TV EYESのリリース情報を入手してから気分は一気にJellyfish関連のアルバムへ。Roger Joseph Manning Jr.の新作に続いて元ベースのTim Smith率いるUmajetsの2作を。久しぶりに聴きましたが、これはやはり隠れた名盤です。。

9/3～9/9のiPod。

○Nick Heyward / From Monday To Sunday
○Rockpile / Seconds Of Pleasure
○Soul Asylum / The Silver Lining
○Golden Smog / Another Fine Day
○The Elms / Truth, Soul, Rock & Roll

　今週は仕事でちょっとだけ遠出したので、若干ですがアルバム数が増えました。
　Nick Heywardはフリッパーズ・ギターのリリースを記念して久しぶりに聴いてみました。やっぱ冒頭3曲は絶品。。なぜか突然聴きたくなったRockpile。Nick Lowe、Dave Edmunds率いるまさにロックンロールなバンド、ちょっとパブロック寄り。。復活！Soul Asylumの新作。メンバーの死を乗り越えての1曲目「Stand Up and Be Strong」（立ち上がれ、そして強くなれ）。それでオッケーです。。そしてこちらも待望の新作となるGolden Smog。3曲目「5-22-02」、今、数字を一番美しく歌えるのはこいつらです。。最後にThe Elmsのセカンドを。今ならかなり売れそうな気がしますが、発売時期が悪かったのか国内盤のリリースは無し。最近3枚目をリリースしたようで、チェックしたいバンドです。