Great Big Yes!!

引っ越ししました。
http://great-big-yes.blogspot.com/

3/23~3/29のBGM。

2009年03月31日 | プレイリスト。(休止中)
Jesse Malin / Mercury Retrograde
Roger Joseph Manning Jr. / Catnip Dynamite [画像]
Jakob Dylan / Seeing Things
Jon Foreman / Limbs+Branches
Denny Laine / The Rock Survivor
David Mead / Wherever You Are
Jackie Greene / American Myth
Brian Stevens / Prettier Than You

 昨年、国内盤先行で発売されていたRoger Joseph Manning Jr.の2ndソロ。例によって買いそびれていましたが、今年になって輸入盤が発売されたのでこのタイミングで購入しました。違いとしては、国内盤にはボーナストラックとして "American Affluenza" が収録されていますが、輸入盤には変わりにフジロックでのライブ音源としてThomas Dolbyのカバー "Europa and the Pirate Twins" と1stから "You Were Right" 、Elton Johnのカバー "Love Lies Bleeding" の3曲が収録されています。。

 1stよりはもう少しロック寄りといった印象です。相変わらず「そこまでやることないだろう」って言うほどの怒濤の曲展開、転調に継ぐ転調は、一体1曲に何曲分のアイデアを詰め込んでるのかと聴いているこっちが気が遠くなりそうなほど。Queenなど本人がリスペクトする数々のアーティストからの影響も随所にちりばめられているのも相変わらず。やっぱりスゴいなぁ。。

3/16~3/22のBGM。

2009年03月23日 | プレイリスト。(休止中)
Travis / Ode To J.Smith
Sean Lennon / Friendry Fire
Sloan / Parallel Play
Old 97's / Blame It On Gravity
Keri Noble / Let Go
Fiction Family / S.T.
Guster / Ganging Up On The Sun
David Mead / Wherever You Are [画像]

 05年発売のDavid Meadの6曲入りミニアルバム「Wherever You Are」。なかなかお店で見かけることが少なかったのと、ミニアルバムだということで後回しになっていたんですけど、やっと購入しました。録音の時期的には01年「Mine and Yours」と04年「Indiana」の間くらいで、音的にもその中間に位置するような仕上がりです。もともと「Mine and Yours」の後にリリースするつもりで録音したようですが紆余曲折がありその時はリリース出来なかったようで、よくある契約解除的なことだったということでしょうか。。
 で、ココにも居ましたよ、Daniel Tashian。3曲目の "Only A Dream" を共作しています。また1曲目の "Wherever You Are" はJason Lehningとの共作ということで、個人的には良いタイミングでこのミニアルバムを購入出来たなと思います。もちろん内容も良いです。。

 ただこの "Wherever You Are" のキモになるメロディーと、同じくDavid Meadの06年作「Tangerine」の3曲目 "The Trouble Wtih Henry" の後半に歌われるメロディーが同じに聴こえるんですけど・・・まさかミニアルバムがリリース出来なかったトラブルを歌った曲ということで、確信犯的に最後に同じメロディーを入れたとか・・・曲タイトルが "ヘンリーとのトラブル" ってなってるし。ヘンリーってやっぱDavid Henry (「Indiana」のプロデューサー) かな・・・でも作品の出来からして不仲とは到底思えないし、むしろ「あの時は無理だったけど念願かなって」ってな感じがするし。まぁ考え過ぎですね。。

Daniel Tashian<後編>

2009年03月19日 | ひとり言。
 お待たせしました。「前編」でダラダラとお話しした個人的に気になっているアーティストのDaniel Tashian。「後編」ではデビューアルバム「Sweetie」と現在フロントマンとして活動中のバンド・The Silver Seasによるアルバム「High Society」について再びダラダラと。。

Daniel Tashian / Sweetie
Producer : T-Bone Burnett
Engineer : Patrick McCarthy , Rick Will , Neil Avron
Mixing : Patrick McCarthy , Rick Will
Musicians : Daniel Tashian (Guitar, Vocal) , Jay Joyce (Guitar) , Chris Feinstein (Bass, Drums) , Brad Pemberton (Drums)
Additional Musicians : Don Heffington (Percussion) , Billy Steele (Pedal and Lap Steels, Mandolin) , T-Bone Burnett (Guitar) , Michael Reynolds (Background Vocals) , Matt Chamberlain (Drums) , Booker T.Jones (Organ) , Larry Knechtel (Wurlitzer) , Doug Lancio (Guitar)

 1996年にElektraからリリースされたデビュー盤。基本的にはDaniel Tashian、Jay Joyce、Chris Feinstein、Brad Pembertonの4人編成によるバンドスタイルでレコーディングし、曲によってゲストを迎えるといった感じですね。。
 プロデューサーはT-Bone Burnett。説明不要。バンドメンバーのJay Joyceもプロデューサーなどの裏方としてよく名前を目にします。リズム隊のChris FeinsteinとBrad Pembertonですが、名前だけでピンと来た人はどれくらいいるんでしょうか?Neal Casalと共にRyan Adamsのバックで息の合った演奏を聴かせてくれるThe Cardinalsのリズム隊の2人、と言うとわかりやすいかも。13年前なのでThe Cardinalsになるのはまだまだ先ですけども、この頃からコンビを組んでたとは新たな発見です。その他、ゲスト陣も半端じゃないほど豪華。ここでは書ききれないほどのキャリアを持った人達ですね。詳細は各アーティストのリンク先にて参加作品などを確認していただければと思います。。
 肝心の内容ですが、全11曲すべてDaniel Tashian本人による作詞作曲です。最近の楽曲の傾向からして、もう少しポップな曲やSSW風の曲を想像していましたが、意外というかなんというか90年代オルタナティブ・ロックとでもいうような少しヘヴィーで暗い感じの曲が流れてきたのでビックリしました。歌い方も結構ラフ。曲によっては今の作風に近いものもありますが、それももう少しといったところ。やっぱり13年前だと色々な意味で若いですね。プロデューサーやバンドメンバー、それとゲスト陣にかなり助けられてるような印象がどうしても残ってしまうアルバムです。ちなみにサウンドプロダクションは的確だし、ゲスト陣の演奏も良いです。。


The Silver Seas / High Society
Producer : Jason Lehning
Engineer : Jason Lehning , Daniel Tashian , Patrick Granado , Zachary Dycus , Bart Morris
Mixing : Jason Lehning
Mastering : Jim Demain
Musicians : Daniel Tashian (Guitar, Uklele, Vocals) , Jason Lehning (Piano, Juno 60, Vocals) , John Deaderick (Bass, Vocals) , David Gehrke (Drums, Vocals)

 現在、Daniel Tashianがメインで活動しているバンドがThe Silver Seas。結成当初はThe Beesと名乗っていたようですが、イギリスにも同名バンドがいたことから変更したものと思われます。バンドメンバーについては「前編」でも少し触れましたが、やはり実力派揃い。また全11曲中9曲がDaniel Tashianの作詞作曲で、残り2曲がJason Lehningとの共作となっています。。
 やはり何といっても1曲目 "The Country Life" ですね。軽快なリズムとそれに合わせてかき鳴らされるアコースティックギターを中心に、流れるようなウォーキングベースとピアノ、ポップなメロディーとコーラスが秀逸。ハンドクラップも効いてます。サラッと2分39秒で終わってしまうところも良いですね。11曲でトータル約32分とコンパクトにまとめられているのも個人的には聴きやすい。欲を言えば、自分たちでプロデュースするのではなく、誰か他の人に手掛けてもらえばもっと突き抜けるかなといった感じがします。それこそJosh Rouseなどの繋がりで、きっちりサンクス欄にも名前が載っている同郷のBrad Jonesなんかだとメンバー内で誰も文句は出ないだろうと思うんですが。っていうか、単にBrad Jonesプロデュースでの作品を聴いてみたいという勝手な妄想です。。


■あとがき■
 一応、The Silver Seas「High Society」は07年の発売となっていますが、The Bees名義で06年に同じアルバムを先に発売しています。先ほどの「Sweetie」発売から約10年後という訳で、ソングライティングや演奏などが格段に成長しているのは当然と言えば当然ですけども、デビュー作と最新作を一気に聴き比べしてしまったので、どうしてもThe Silver Seasの方に軍配が挙がってしまいます。なので気になる方はThe Silver Seasの方からどうぞ。っていうか、ソロの方は探してもなかなか見つからないと思います。ネットで買うか中古屋を探してみて下さい。ワゴンセールの中に激安であったら試しに買ってみるのもいいかも。。

 なんだか結局あんまり褒めてないような内容になってしまいましたが、これもDaniel Tashianに対する期待の高さと受け取ってもらえればと思います。彼が関わった最近の楽曲はどれも素晴らしいし、The Silver Seasは近々新作を出しそうな雰囲気があります。個人的には再びソロに挑戦して欲しいのと、Josh Rouseとのコラボをぜひに、といったところです。。


■Daniel Tahianリンク集■
Daniel Tashian MySpace:4曲試聴可能。
Official HP:MP3のダウンロードが可能。
discoverrock.com:Carey Ottとの共作が試聴可能。
The Silver Seas MySpace:4曲試聴可能。

3/9~3/15のBGM。

2009年03月16日 | プレイリスト。(休止中)
Jules Mark Shear / More. [画像]
The Jayhawks / Live From The Women's Club vol.1
Future Clouds & Radar / Peoria
Squeeze / Frank
The Alternate Routes / A Sucker's Dream
Matt Nathanson / Beneath These Fireworks
Daniel Tashian / Sweetie
The Silver Seas / High Society

 Jules Shearの昨年発売のアルバム「More.」。いろいろと賛否両論があるようですが、個人的にはJules本人は "こんなのやってみたいんじゃ" モードだったのかなと思ってます。シンプルでストレートなロックを思いっきりやるぞと。プロデューサーも変えてるようですし、それこそThe Polar BearsとかReckless Sleepersの頃なんかを思い出しつつ、みたいな。だから気分を変えるために名前に "Mark" を入れてみたとか。以上、勝手な妄想でした。。

 The Alternate Routesの待望の新作「A Sucker's Dream」。クレジットによるとドラマーが抜けてサポートが変わりに叩いているようです。プロデューサーはJay Joyceと変わらず。ゲストにPatty Griffinを迎えていますね。。
 07年発売の前作「Good and Reckless and True」はストレートなアメリカン・ロックを存分に聴かせてくれた訳ですが、今作ももちろん基本的にその路線は変わりなし。ただ、良い意味で勢い重視だった印象の前作と比べると、曲によってはパーカッションが入ったり、ボーカルの歌い方が幅広くなってたり、アレンジを細部まで凝ってるなという印象を受けました。。
 強烈な1曲、例えば前作の "Aftermath" のような飛び抜けた曲がないと言えばそう感じなくもないですが、それだけ全体的にかなりレベルアップしてるなと思います。今後がますます楽しみですね。。



3/2~3/8のBGM。

2009年03月12日 | プレイリスト。(休止中)
The Alternate Routes / A Sucker's Dream [画像]
Matt Nathanson / Beneath These Fireworks
The Storys / Town Beyond The Trees
Jusutin Currie / What Is Love For
David Mead / Almost and Always
Mark Olson & Gary Louris / Ready For The Flood
Jackie Greene / American Myth
Chris Walla / Field Manual

 近頃、再びいろいろと身辺に変化が起こって、気合いを入れ直さなければと自分にカツを入れてる日々です。考えなければならない事は山のようにあるんですけど、やっぱりずっと考えてたんじゃ途中で頭は回らなくなるし息切れもする訳で。こんなときこそ好きな音楽をヘッドフォンで爆音で聴くのがお手軽なリフレッシュ方法ですね。音楽が好きで良かった。。

 なので今週は報告程度に。The Alternate Routesの新作やMatt Nathansonの旧譜が初聴きでした。とりあえずどちらも大満足です。この辺りも当分繰り返し聴くと思いますので、感想はまた後日。そういえば早くDaniel Tashianの後編もアップしないといけませんね。スイマセン。。