Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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The Grays / Ro Sham Bo (1994)

2010年05月29日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
1曲目 "Very Best Years" / 3曲目 "Same Thing" / 4曲目 "Friend Of Mine"

 Jon Brion、Jason Falkner、Buddy Judge、Dan McCarrollの4人からなるバンド・The Grays。94年にリリースされたこのアルバム「Ro Sham Bo」1枚を残して即解散となった、もはや伝説とも言えるバンドです。。

 自分で曲が書けて、全ての演奏もアレンジもやってしまえる才能をもったメンバーが3人 (Jon、Jason、Buddy) も集まれば、バンドである必要性がなかったのかもしれません。幸か不幸かJasonはこれ以前に在籍したバンド・Jellyfishでも同じような体験をしてます。だからと言って、このアルバムに残された奇跡の瞬間は素晴らしいの一言に変わりはありません。。

 基本的に曲を書いた人が自分で歌うというスタイル。Jasonが5曲、Jonが4曲、Buddyが4曲 (うち1曲はDanとの共作) とほぼ均等に収録されていて、それぞれのその後のスタイルが反映されたかのような多彩な仕上がりです。。
 元はJason Falknerからの繋がりで知ったバンドですが、何より驚いたのはJon Brionというアーティストが持つ才能と声の素晴らしさ。その後の活躍ぶりを知れば当然とも思いますが、このアルバムを聴いた当時は全く知らなかったのでビックリしました。その才能は後に、01年発売の今のところ唯一のソロアルバム「Meaningless」へと結実します。。

 残念ながら廃盤です。数年前なら中古CD屋でたまに見かけてたんですが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。リマスターで再発とかも難しそうです。幸いにもMySpaceがあり、そこで6曲聴くことができます。まずはそこからチェックです。。

The Grays - Very Best Years


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Jason Falkner / Necessity: The 4-Track Years (2001)

2010年05月27日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
1曲目 "She's Not The Enemy" / 7曲目 "The Hard Way" / 8曲目 "My Home Is Not A House"

 先日紹介した2枚組レア音源集「Everyone Says It's On」のうち、デモ音源集であるDisc Meの一部の曲を入れ替えた形でリリースされたのが本作「Necessity: The 4-Track Years」です。しかし被っているのは5曲のみ、入れ替えられた7曲はまた別の未発表曲となっていて、なんともファン泣かせなアルバムなんです。。

 デモ音源のクオリティーの高さは「Everyone Says It's On」の時にも触れたので改めて述べるまでもありませんが、入れ替えられた7曲にしても何故アルバムに収録しなかったのかが不思議なくらい、楽曲としての出来が素晴らしいです。。
 そう言った曲が揃ってる中、8曲目の "My Home Is Not A House" は97年発売のコンピ盤「Yellow Pills vol.4」にも収録されており、09年に発売されたJason Falknerの4枚目となるソロアルバム「All Quiet On The Noise Floor」と合わせると実に3度目の登場となります。最初にアルバムでイントロを聴いた時にはビックリしましたが、なんとも感慨深いものがあります。。


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Jason Falkner / Everyone Says It's On (2001)

2010年05月25日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
Disc Me: 1曲目 "Great Big Yes" / 5曲目 "His Train" / 13曲目 "Down At The Lake"
Disc Them: 1曲目 "Both Sides Now" / 5曲目 "Pretty Ballerina" / 8曲目 "Midget Submarines"

 このブログのタイトルにもなったJason Falknerの未発表曲 "Great Big Yes"。この曲の冒頭でJasonは高らかに叫ぶんです・・・Hello!! Can you hear me?
 収録されてるのは2001年にリリースされた2枚組のレア音源集「Everyone Says It's On」。ある程度オリジナルアルバムを聴き込んでいるファンにとっては、これ以上無いくらい興味深いアルバムです。。

 1枚目はDisc Me。曲の生まれた瞬間や曲そのものの勢いが感じられるデモ音源集です。全13曲中、1stから3曲、2ndから3曲、残り7曲は未発表曲や7inchなどのB面に収録された曲のデモになります。その中にはThe Graysの唯一のアルバム「Ro Sham Bo」に収録された "Friend of Mine" のデモも含まれていたりして、個人的にはこの7曲が聴けただけでも十分満足ですね。。
 2枚目のDisc Them。KinksやMagazine、The Monochrome Setなど如何にもな曲が揃い、Jason Falknerのルーツとアレンジセンスがよくわかるカバー集です。中でも1曲目のJoni Mitchell "Both Sides Now" のカバーは秀逸。原曲のフォークな感じとは打って変わって、正にロックンロールなアレンジで見事にカバーしています。名カバーです。。
 
 本国アメリカでは同じ2001年にDisc Meとは内容が1部異なるデモ音源集「Necessity: The 4-Track Years」がリリースされてますが、こちらにはカバー音源集は付いていません。詳しくはまた後日。。


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短く簡潔に。

2010年05月24日 | ひとり言。
5周年。
 突然ですが明日でこのブログが5周年となります。その間チョロチョロと休止を挟みつつも、よくもまぁこれだけ続いてるもんだなと。。
 始めた頃の記事を見てみたら、えらいテンションが高めで。笑 若いって素晴らしいなと思いつつ、言ってることは特に変わりないっていうのが何とも微妙。人として成長せねば。。

閲覧数。
 始めた頃から現在まで、このブログの閲覧数は特に増えるでもなく減るでもなく、ほぼ一定を保っています。洋楽の、しかもそのほとんどがマイナーなアーティストで、さらに発売したばかりのアルバムはあまり書かないっていうこのブログのスタイルからすると、5年間ほぼ一定の閲覧数っていうのは驚きと同時に嬉しくもあります。特にリピーターのみなさん、ありがとう。。

短く簡潔に。
 というわけで5年目だからといって特に何をするわけでもありませんが、次回のアルバムレビューからの数回はちょっと懐かしい感じで攻めようかなと思ってるところです。この前いきなりVelvet Crushをやりましたがそんな感じで。。
 あっ、ちなみに今後の目標は「アルバムレビューは短く簡潔に」です。ちょっと色々書き過ぎかなと思ってます。普段参考にしてるガイド本とかもかなり短いですしね。あと写真もちゃんと続けたいと思います。まぁそんな感じです。今後ともよろしくお願いします。。

GBYCD-0017 / スズラン (2010.05)

2010年05月22日 | 今日の一瞬。

GBYCD-0017「スズラン」

 第九回目。小さな花なんですけどね。近くで見ればホントに鈴みたいな形をしてて、まぁ「そのままじゃねぇか!」ってツッコミを入れたくなるほどです。見慣れたものも間近で見ると新たな発見があったりして楽しい。。

 最近は忙しさもあってなかなか写真が撮れず。来月から梅雨の時期にもなるのでどうしたもんやら・・・まぁ何とかなるか。。