Great Big Yes!!

引っ越ししました。
http://great-big-yes.blogspot.com/

6/15~6/21のBGM。

2009年06月23日 | プレイリスト。(休止中)
David Mead / Almost and Always
The Silver Seas / High Society
The Posies / Amazing Disgrace [画像]
Hayes Carll / Trouble In Mind
Jackie Greene / American Myth
Sean Watkins / Blinders On
Linda Ronstadt / Greatest Hits 1 & 2

 ものすごい懐かしいアルバムジャケットを掲載してみました。The Posiesの96年作「Amazing Disgrace」です。個人的には最初のThe Posies体験だったので「Frosting On The Beater」よりもコッチですね。。
 グランジ発祥の地・シアトルが本拠地ですが、やけにポップで哀愁があってコーラスワークも程よくて、でもライブはステージで暴れ回るくらい激しくて。バントの中心となるJoh AureとKen Stringfellowの2人の個性がぶつかって、「Frosting On The Beater」でその化学反応が加速度的に上昇していったことによって "Dream All Day" と "Solar Sister" という名曲が生まれ、この「Amazing Disgrace」で頂点に来たと勝手に思ってます。勝手にですよ。笑 まぁそれくらいこのアルバムには思い入れがあるということで。。

 最近のメンバーの活動としては、Ken Stringfellowは今年に入ってThe Disciplinesというバンドで「Smoking Kills」というアルバムを出してます。以前のSaltine的な感じかなと思ってたら結構ガレージっぽいようです。Jon Auerの方は7月にFountains Of Wayneの前座で数公演一緒にやるということのようで、非常に羨ましい組み合わせですね。。
 もちろんThe PosiesとしてのライブやBig Starとしてのライブもこなしているようで、相変わらずこの2人は働き者のようです。そんなわけで05年の「Every Kind Of Light」以来となる新作が聴きたい。。

6/8~6/14のBGM。

2009年06月18日 | プレイリスト。(休止中)
Ron Sexsmith / Exit Strategy Of The Soul
The Alternate Routes / A Sucker's Dream
Fiction Family / S.T.
Justin Currie / What Is Love For
Denison Witmer / Carry The Weight
Jeffrey Foskett / Cool and Gone (Gone, Gone) [画像]

 以前、Robert Plant & Alison Krauss「Raising Sand」の時に少しお話ししたThe Everly Brothersのカバー曲 "Gone Gone Gone"。そういえば誰かもカバーしてたなぁ?誰だっけかなぁ?なんて探してたんですけど、やっと見つけました。Jeffrey Foskett「Cool and Gone (Gone, Gone)」。アルバムタイトルにモロに曲名が出てましたね。他にもMarshall Crenshaw "You're My Favorite Waste Of Time" とかもやっちゃったりしてます。もちろんオリジナル曲も素晴らしく、極上のポップミュージックなのは言うまでも無いです。The Beach Boysの影響はモロなのは当然ですし、歌い方も当然ソックリ。。
 現在Brian Wilsonバンドで世界中を飛び回ってるわけですが、そろそろオリジナルが聴きたいですね。Wondermintsも。ただミュージシャンの立場からすると、レジェンドと一緒に仕事をするってのは相当魅力的なんでしょうし、光栄なことなんでしょうね。うーん、Jeffrey Foskett、Wondermints・・・新譜が聴けるのはまだまだ先の話か。。

最近ネットの調子がどうも悪いようで。今はプロバイダーが1社しかないド田舎暮らしなので、特に夜になると繋がりにくくなってどうしようもない状態です。その辺の対策は個人では何ともしようがないので、なんとか一瞬の隙をついて更新していきたいと思います。。

6/1~6/7のBGM。

2009年06月10日 | プレイリスト。(休止中)
Daniel Wylie / Car Guitar Star [画像]
Tinted Windows / S.T.
Albert Hammond Jr. / Como Te Llama?
The Jayhawks / Hollywood Town Hall
Ben Lee / The Rebirth Of Venus
Eddi Reader / Love Is The Way

 結構コンスタントに作品を発表し続けているex.Cosmic Rough RidersのDaniel Wylie。っていうかCosmic Rough Riders自体がもうあまり知られていないような時代に突入してしまっていますが・・・約7年前のその当時、Daniel Wylie脱退のニュースは結構な衝撃を持ってここ日本にも伝えられた訳ですが、Cosmic Rough Riders共々、現在に至るまで音楽活動を続けているんだからスゴいですね。で、そのDaniel Wylie。03年の「Ramshackle Beauty」でソロデビューを飾り、05年「Postcards」、06年「The High Cost Of Happiness」、08年「Car Guitar Star」(ベスト盤、EP除く) と順調にリリースを重ねています。。

 今回はその中から今のところ最新作となる「Car Guitar Star」を。久しぶりにセルフプロデュースではなく、Brian McNeillを持ってきています。この人は前作にも顔を出していますが、他にもColin MacintyreだったりMull Histrical SocietyだったりLoudon Wainwright IIIだったBoo Hewerdineなどの作品に色んなかたちで参加してる才人。そしてex.The Soup DragonsのJim McCullochがギターで全面的に参加。。
 久しぶりの外部プロデューサー、ギターにJim McCulloch起用とあってか、過去の作品とはちょっと違った印象を受けました。もちろん今までと全く違うことをやってるとか、ものすごく実験的だとかそういうわけではなく、相変わらずのメロディーの良さと抜群のハーモニーは健在。よく言えば大きく外さない王道、悪く言えば似たような感じの作品が続いてた中でこういったちょっとした変化は新鮮味もあり歓迎したいところです。ちょっと気になったのは、歌が過去の作品に比べて弱くなった気がしないでもないかな。まぁそれを補って余りあるメロディーの良さにはいつもながら感服します。。

 やはり自身のレーベル・Neon Tetra Recordsがあるっていうのが大きいんでしょうか。ホントに順調に活動を続け、成長し続けていますね。ある種理想的な音楽活動のカタチなのかもしれません。大変でしょうけども。惜しむらくは日本ではなかなか気軽に入手出来ないことでしょうか?とにかくこの調子で活動を続けていって欲しいです。。

5/25~5/31のBGM。

2009年06月03日 | プレイリスト。(休止中)
The Bottle Rockets / Zoysia
Daniel Wylie / The High Cost Of Happiness
Guster / Keep It Together
Tinted Windows / S.T. [画像]
Low Stars / S.T.
The Storys / Town Beyond The Trees

 全11曲で約36分。ちょうど良い曲数、ちょうど良い時間ですね、話題のTinted Windowsのデビューアルバム。ちなみに輸入盤の値段も1000円くらいということで・・・良いです。。
 Fountains Of WayneのAdamとex.Smashing PumpkinsのJames Ihaが絡んでるということで、もうちょっと手の込んだ音がいっぱい詰まったアルバムかと思いきや、意外にも全編キーボード無し。ギター、ベース、ドラム、そして声のみというシンプルな構成。そうなってくると各々の力量がモノをいう訳で、バンドの屋台骨ともいえるドラムにCheap TrickのBun E. Carlosが座ったのは大きかったと思います。こういうパワーポップ的な曲を叩くとBun E.はさすがの一言です。まぁパワーポップの元祖と言われるCheap Trickのドラム本人なんですから当たり前なんですけども。またJamesのギターも良い。久しぶりに彼のロックしたギターを聴いたような気がするんですが・・・まぁとにかくカッコいいです。Adamは相変わらず全体のバランスを見るような的確なアレンジなどプロデュース方面で活躍してる感が聴いて取れます。。
 ほとんどの曲がAdam作。他にJamesは2曲、HansonのTaylor Hansonも2曲(うち1曲はAdamとの共作)手掛けています。Adamはどれだけ曲を作るんでしょうか?言ってしまえばFountains Of Wayneでも良いんじゃない?なんて思ってしまいますが、それだけ素晴らしい曲が今作にも収録されてるということ。Jamesの曲に関しても、これだけの曲があるんだから早く2ndソロアルバムを作ってくれよと言いたくなります。そしてTaylorの曲。実は彼の曲が一番凝ってたりして、やっぱり才能があるなぁと。。

 ギター、ベース、ドラム、ボーカルというシンプルな構成で作られたこのアルバム。こういうパワーポップのアルバムって意外と最近はあまり無いなぁなんて思いました。鍵盤系で派手に装飾した音がポップと言うわけではなく、やっぱり曲次第なんだなと改めて実感。そういえばCheap Trickのニューアルバム発売の情報も出てるようですので、これまた楽しみです。。